パーソナル
身長 : 191cm 体重 : 87kg 年齢:27歳(享年)
過去に存在していた
善の
戦士。古今無双の勇者と謳われた英雄。
マグサリオンの兄であり、現聖王
スィリオスの盟友だった男。スィリオスの妹である
ナーキッドを婚約者に持ち、彼女と共に
聖王領の旗印であった英傑。
聖王領の二千年余りの歴史の中、3人の
魔王を1人で立て続けに討滅した唯一無二の伝説的存在。記録上は15歳の頃に初の武功を挙げ、そこから戦士として活動した12年間に36体の一級魔将と5体の
特級魔将を討伐している。
容姿は
無慙の全盛期によく似ているが、その表情からは憎悪や怨念といったものは感じられない。性格は豪放磊落。誰よりも笑い誰よりも泣き誰よりも激怒した男。どんな悪が相手でも真っ向から倒すと宣言して実際にそれを実行していた。暗い感情とは程遠い人物で、物事を良いようにしか受け取らないようなところがあるが、不思議と彼ならば心配いらないと信じることができると感じられる魅力の持ち主。
兄として異物かのように聖王領になじんでいなかった
マグサリオンのことを案じていたようで、いつも仏頂面の
マグサリオンには笑顔を見せてほしいと願っていた。
"
みんなの勇者"として想いを束ねて奇跡を成す正義の体現者。
まさに善なる者すべてにとっては英雄の中の英雄であり希望だったが、
破滅工房こと魔王
クワルナフとの戦いで戦死、悲劇的な最期を迎える。
彼の戦死から二十年が経つ今でも慕われており、当時を知らない民からも崇敬の念を抱かれている存在。
ワルフラーンの生涯と功績を讃えて毎年行われる
英雄祭は、聖王領全土を挙げての盛大な催しとなっている。また世間ではナーキッドと共に「双星の英雄」という物語になっているとのこと。
ワルフラーンは"
勇者"という善なる意思の代表者。義者全体の本能とも言うべき意志の器となった者である。個では魔王という超絶個体に勝てない義者が戦うために必要な理想の体現者。
これまでに何代の勇者が生まれたかは不明だが、ワルフラーンは紛れもなく本物とされている。勇者として選ばれたからその在り方に変質したのではなく、元来供えていた強度と性質を持っていたからこそ勇者に選ばれたという。
神剣曰く
「あまりにも勇者らしすぎる」。
しかしワルフラーンの本質は非常に曖昧になっており、彼が
みんなの理想に染まり求められるままに振る舞ったのか、それとも彼の
覇者としての気質が
みんなを己の方向性に染め上げたのか、いったい何方だったのかは勇者が死んでしまったことで永遠の闇に葬られた。
マグサリオン曰く「アレはもはや個々の解釈が入り混じった百貌の化物。醜悪極まる」とのこと。
ワルフラーンはどうやら善悪闘争の「勝利の先」を見据えていたようだが、彼の考えていた「勝利の先」とは何なのか、彼の最期が何を残し、それがこれからどのような結末へ繋がっていくのかは未だ不明。彼は本当の勝利とは目先に囚われていては掴めないものと考えていたらしい。
来歴
特級魔将ブシュンヤスタが
治める惑星の出身。貴族などの特別な出ではなく何処にでもいるような風貌の少年だった。
まだ7歳だった幼少期のワルフラーンは
ブシュンヤスタへの人身御供に自ら志願。
魔将の支配に諦観を抱いていた人々はむしろ死なせてやるのが慈悲とワルフラーンを送り出したが、待てども待てども
ブシュンヤスタによる狂気の怪現象が再開しない。
ワルフラーンは他の生贄たちが次々と死亡する中、7つの時から5年もの歳月を耐え続け、ついには諦めていた人々を奮い立たせた。そして人々が聖王領の戦士達と共に
ブシュンヤスタの元へ乗り込んだ時に見たのは既に魔将を討ち、勝利していたワルフラーンの姿だった。
ブシュンヤスタは彼の人生に一つの指針を与えることになる。
その後、聖王領の直轄地へ招かれたワルフラーンは少年時代の
御前試合の場において、
スィリオス、
ナーキッドと運命的な出会いを果たす。
当時から剣の才能と人を魅了するカリスマ性を見せ、齢十五にして一級
魔将を討伐するほどの戦功を挙げた。
ブシュヤスタを倒してから7年後にあたる本編の28年前には、ある星で悪名を轟かせていた
特級魔将ムンサラートと戦い勝利。しかしワルフラーンは如何なる理由か
ムンサラートの戒律により彼に永遠の眠りを命じた。
そして
ムンサラートが守護していた城で“
神剣“
アフラマズダと出会う。
奇跡を欲するワルフラーンが
自壊衝動にも似た絶望に囚われている神剣と契約し、滅びの因子を抱えるという対価を支払った。そしてワルフラーンはこの頃から本当の勝利が何かを考え始めたとされる。
その秘密とは、
ワルフラーンが神剣の憑依したクインと性交して身籠らせた挙句、けじめとしてナーキッドとの婚約を破棄した事。
義者の結束を揺るがしかねないだけでなく、仮にナーキッドがそれを受け止めて悲劇の聖王として祀り上げられたとしても、それはスィリオスの目指す誰もが泣かずに済む完全無欠の大団円ではない。
かと言って非情になれずにクインを始末できなかったスィリオスは彼女を妻に迎え、自身が聖王に就任する事で一連の不義の隠蔽を図ったのだった。
ここでさらにワルフラーンが生まれた子を自らの手で育てたいと言い出し、スィリオスを困惑させる。
幸い義者には一夫多妻が認められていた為、ワルフラーンの父が作った庶子——
異母弟として育てる事にしたのだった。
その忌み子の名は
マグサリオン。彼は人と人の子ではなく、勇者と神剣の子。
のちに凶剣と呼ばれた男の、生まれからしてヒトではないと言われる由縁だった。
ワルフラーンと神剣が誓いを物理的に産んだこの所業を、ムンサラートは
世界の自滅という業を背負った因子の創造であるとも解釈している。
本編20年前に魔王
ナダレの
崩界によって突如強襲してきた魔王
クワルナフに対し、他の皆を逃がすべく立ち向かった。
他の一切の攻撃が
破滅工房に飲まれ無効化される中、彼の放った一撃は文字通りこの巨星群を僅かに退かせた。そしてワルフラーンは奇跡を見せると豪語し、
クワルナフとの問答の中で己の
不変をおまえは忘れてしまったのか?と語りかける。
が、圧倒的に不利なのは変わらず、人々は劣勢の勇者を見て失望し、負の方向へ傾いていく。
+
|
生き残った義者はワルフラーンの行末を見守ろうとしたが…… |
ワルフラーンを直接殺したのは魔王ではなく、ワルフラーンを担ぎ上げていた義者だった。個々の属性が 崩れる現象、 転墜をしてしまった彼らは「どうして勝てない」「おまえのせいだ」「おまえが死ねば助かるかもしれない」という恥知らずな考えにより、ワルフラーンを壮絶な私刑の末に殺していた。
|
その最期を見た数少ない義者たちの多くはあまりにも非業な現実を前にして自殺するか発狂してしまった。そして発狂することができなかった者たちにも大きな傷痕を残し——
このあまりにも理不尽な悲劇を見た聖王
スィリオスは、世界の在り方に疑問を抱いた。
あの勇者が無残な最期を遂げる世界など正しいはずがない。ゆえに
無慙無愧の世界を創る。
このあまりにも当然の帰結を見た魔王
クワルナフは、勇者の発言に恐怖した。
彼の見せてやると語った奇跡とは何だ? 私が忘れているものとは何だ? 分からない分からない。ゆえに
知らねばならぬ。
能力
武器は
神剣アフラマズダ。本作のメインビジュアルで、
クインが抱えている黒と金の拵えが成された長剣。
スィリオスが披露した、あまねく弱者に希望を与え、奮い立たさずにはおれない活人の剣はおそらくワルフラーンの術技だと思われる。凄まじい迫力を誇りながら、そこに宿る色は血と殺戮を匂わせない。
精神面でも他とは逸しており、真我など関係ないとばかりに悪相手にも朗らかに接し、
ムンサラートとの僅かな交戦でその戒律を察する慧眼も持っている。
後述の戒律と善思の代表者としての強化補正により、彼の放った閃光の斬撃は天空の遥か彼方に存在した
クワルナフを物理的に後退させている。
戒律は『
転輪し必勝する救世主』
縛りは
「敵に必勝すること」で、発現した特殊能力は倒した敵の強さと能力を自身に加算できるというもの。つまり勝利すればするほど強くなる。
単体戦力で劣る
義者が常勝の誓いを立てるのは自殺行為でしかなく、本来、勝利するために設定する戒律を『まず勝利すること』と前提に置くという唯一無二の戒律を自らに定めるなど、戦乱こそが法となっている世界で『勝利の後』を考えていたことが示唆されており、魔王を含めて他者とは明らかに意識の階層が異なる。
そして善思の代表である勇者の“機能”として、神剣が開闢より収集してきた「
みんなの祈り」を束ねることで己を強化することが出来る。ワルフラーンが勝ち続けるほど義者の誰もが勇者の不滅性を謳い、勝利への夢を見ることで、その祈りは力となってワルフラーンへ流れ込む。
しかし
マグサリオンに言わせれば他人に心臓を握らせてるような状態だった模様。曰く、ワルフラーン自身と彼の剣は他者の気分次第で強さも向きも変わるとのこと。実際
クワルナフとの戦闘では聖王領の義者達が死んでいくたび、ワルフラーンへの失望が大きくなっていくたびに力を大きく削がれていっている。
本編での活躍
既に故人であるため、外伝や
クインが受信した誰かの回想という形で登場する。
スィリオス、
マグサリオン、クワルナフ、
ムンサラートなど重要人物達に大きな影響を与えており、死んだ今でもその片鱗が見え隠れしている。
結局ワルフラーンが何を目指して邁進していたのかは今もって不明のまま。
誰にもわからない。
ワルフラーンは“みんな“を染め上げる
覇者でも、“みんな”の理想を体現する勇者そのどちらでもない意味不明な誰か。立場や在り方はすべて奪ってきたものであり、“みんな”に含まれない異端児である。ナーキッドからはみんなの祈りが収束する勇者の立場を、スィリオスからは愛の感情を簒奪した。
彼はあえてみんなの偶像という勇者の立場を演じることで、みんなを何処かへ導こうとしたらしい。
そして神剣の本体はまだ存在しており、彼女によるとワルフラーンはまだ消え去っていないとのこと。
ナーキッドがワルフラーンの真実を知りたがっているマグサリオンとスィリオスに対して出した答えは……真我さえ理解できない
異界への孔を開くことであった。
来歴
その正体は、
ブシュンヤスタの
戒律で作られた土壌で育まれた異端、"
零"の"
勇者"という二重属性を持つ者。
ブシュンヤスタの戒律「
至天もたらす勝利の礎」は与えられたものに対し、有形無形を問わずそれに対する順応性を会得する。大転墜を経験したブシュンヤスタは反転した"黒"の属性に適応した結果、黒の務めとして勇者を、そして
星霊という種族に適応した結果、零の時代に深い関わりを持つことになる。
この異端の培養層となった
ヒラニヤプラに生まれたことで、二つの属性を併せ持ったのがワルフラーンである。
ワルフラーンは精神が“零”の深奥に繋がっている。
彼は
真我や“零”でさえ予期できなかったイレギュラー。生まれるのがあまりにも早すぎた、零と戦う
万神軍を率いる指揮官の
元型である。
決して偽物の勇者というわけではないが、みんなの祈りを収束する力を持たない亜流とでも言うべきもの。
"零"という異なる階層から
第一神座世界を見る彼はこちら側の世界とは
互いに理解不能な価値観を持っており、当初から“零”との戦争を見据えてデザインされたこの世界の使命に殉じている。
ーーと言えば聞こえは良いモノの、前述の通りこの世界の人々とは文字通り住むべき世界が違い、価値観や精神構造を異にしている。彼にとってこの世界のモノは絵本の中の出来事やキャラクターのようなもので、本当の意味で理解し合うことは不可能。
当初は本能のまま“零”と戦う準備を進めていたがムンサラートの第二戒律で過去を知り“零“について理解。本当の“勝利”とは何なのかを定義した。
そして神剣アフラマズダとの出会いで彼女の想いを汲み、彼女を救うために方針転換。本来七代まで流転した先に始まるパンテオンの予定を巻いて今代で全てを終わらせる荒療治をすることを決めた。すべては例え今の宇宙を地獄に変えようと、これから先の時代で具現するであろう地獄で泣く者達を生まないために。
アフラマズダの自滅因子であるマグサリオンが全てを殺した時こそ彼らの万神軍は始動する。
人物
零との戦争に備えるという体で数多の人物から
恥知らずの戒律で大切なものを奪い、悪びれもせずに道具同然の先導で「みんな」を弄んでいる。それは零との戦いに向けて精鋭達をより強く鍛え上げようとする意図もあった。
その動機は単に
「できるから」。彼はただそれだけで“勝利”を目指す。
使命に命を賭けるわけでも、渇望に身を燃やすわけでもなし。
真の無慙無愧が勇者ワルフラーンの正体と言えるだろう。
零は此方の概念では理解できないものであるため、翻訳することで攻撃を通さなければならない。
ナーキッドから勇者の立場を奪ったのは、“零”に此方の攻撃を通すために、正当の勇者がもつみんなの祈りが収束する立場を得ることで此方と彼方を擦り合わせる翻訳用の辞書を手に入れたかったから。いわゆる「翻訳機」がワルフラーンであり、彼が普段から楽天家でどこかズレていたのは翻訳作業に常に気を取られていたためである。
アフラマズダを救おうとするなど思想自体は善寄りなのだが、その方法が悪いものであるとわかっていながら実行に移しても平然としているあたりタチが悪い。
感情の意味を理解しているものの、異なる視点から見ているため本質を全く分かっておらず、彼の他者への認識は近しい人物相手でも薄っぺらなところまでしか理解していない。そのあたりも楽観的な人物と評価される原因であるのだろう。
ワルフラーンも相互理解が出来ないことは自覚しており、理解力を得るためにマグサリオンを生み出している。
彼に勝利することでその理解力を奪い取り、後述の“
永劫の輝き”を完成させようとした。なぜなら「死んだものは生き返らない」というごく当たり前の感覚で完成度にこだわっているからだ。
しかしその方法がかつてスィリオスを倒した時のことを倣って、スィリオスの因子を持つマグサリオンに笑顔になってもらうというもの。そしてアイオーンになってもらう必要があるため彼を殺すことにも躊躇がない。
クワルナフに負けて表舞台から退場したのは、混沌の状況を演出して残った者たちをより戦闘的に研ぎ澄ますため。
スィリオスから愛を奪ったのは
彼の真の覇道が零と戦う上で邪魔だと判断したからで、戦闘用の無慙無愧の覇道へ歪めた。
破格すぎる存在である彼は、真我の触覚たるアフラマズダどころか、
零が神座世界に送り出してきた
観測者ズルワーンさえ自身の器として奪い取っている。
ワルフラーンがまだ生きていることと、マグサリオンが兄の心臓の鼓動を聴いていたのはそのためだと思われ、時が来れば自身のスペアになったズルワーンの全てを奪って復活する。
能力
ただの才能。修練なしのそれ一点のみで、邪道正道関係なく達人という表現を超えた非現実的な域で武を修めている。それは
特攻が乗った隙を生み出す異能をただの身体能力と技術で捌く、のみならず見事な反撃も成功させるほど。
地の文において「余人なら絶命必至のタイミングで後手に回っても、なお巻き返せるほど反応が速く、精度も高い」故と説明される。マグサリオンが成し得た前代未聞の殺戮の荒野も、ワルフラーンが入っていないのであればただの余人が絶命した跡にすぎない。
復活する際の器と神剣という共通の武器を持つことから、マグサリオンと同じくみんなの祈りと殺戮に至るまでの経緯を全て共有している。そしてその後のマグサリオンの神との戦闘描写から彼の強さは神と同格にある。
また「一番優れた奴に仕切られるのが“こっち側”の決まり」と豪語し、当代の神座たる真我に対しても勝算はあった模様。
ナラカに変換されたものが真我の干渉を受け付けないので、精神がナラカに繋がる彼は素でその法を超越していると言える。
『
永劫の輝き』
万神軍の指揮官に発現する能力名。
ワルフラーンのイメージをもとにして創られる、二元論世界の登場人物達の再現体。彼の共感覚(翻訳)を通すことで此方側の攻撃を零に与えることが出来る。
だが零と戦う能力に不足はないものの、ワルフラーンの彼らに対する理解がまだ甘いため人物像は完全ではない。
本編での活躍
上記の通り彼は無慙無愧、しかしそれは彼が空虚である事を意味しなかった。
兄にして父である零の勇者との激戦の果て、マグサリオンは彼の真実へと遂に辿り着く。
ワルフラーンは完全無欠の零の勇者であり、パンテオンの指揮官足りうる超人である。
だがそんな超存在と、隣に立てる存在などいるのだろうか?
これはワルフラーン本人でさえ無意識化で感じていたこと。彼は恥じていたのだ、大した理由もなく『生まれついての天才』の一言で片づけられる程の才を。
零の勇者ともなれば文字通り別次元の視点を有するが、そこには本質的には誰も隣にいない。
物語の登場人物と読者、それほどの彼我の差がそこには生じる。
己の才を恥じた彼はその純度を薄める事を目的として
己の戒律を定めた。この世界に存在する人物と同じものを抱けば、同じ場所に立てると淡い期待を胸に抱いて……。しかしそんな試みも結果を得ることは叶わず方法自体が誤りだと気づき、“零”を知ったワルフラーンは答えを得る。
故に彼は永劫の輝きの完成にこそ救いを見い出す。自らが堕ちるのではなく“みんな”を自分の視点まで引っ張り上げる。そうすればもう己の才能と属性に恥じることはないと。
真の無慙無愧であり、怪物だったワルフラーン。
しかし彼は何よりも『孤独』であった。
誰よりも隔絶した才能を持つ代わりに、本質的に誰かが傍にいない。
それこそが彼が抱える業にして悲劇。
そして何故ワルフラーンがここまで他者への承認欲求があったのか。それは彼自身がどんな素晴らしい力を持っていても、
世界にとっては全く必要性の無い存在だからである。孤独なのは同じでも
覇道資格者でさえ存在することには意味がある。だからワルフラーンは“みんな”にお前は有用である、と生きてもいいと言ってほしくて、それを“勝利”するという形で掴みたかったのだ。
+
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超常の存在が至ったその結末とは…… |
ならば救ってやろう。悉くと同様に。
マグサリオンは一騎打ちの末、ワルフラーンを救済する 原初の戒律が零との接続を断ち――
死に逝くワルフラーン。
彼は夫の聖戦を破算にしてしまった己の不甲斐なさに押しつぶされる 愛する妻に対して優しく呟く。
どれだけ本質を見誤ろうとも、アフラマズダは確かに『ワルフラーン』を見ていた。
アフラマズダが救いを彼自身に見出したこと、そして其れに報いようとしたのが20年前から紡いできた零の勇者の真実。
どれだけ至らなくてもワルフラーンの本音を汲んで、正しく一緒になろうと努力したのがアフラマズダの不変。
それが零の勇者の敗因になろうとも、人との縁を求めた男にとってそれは寧ろ最大の祝福であった。
『敗北』こそしたが、この結末は『悲劇』では決してない。
死という形ではあれ、救世主によって隔絶した彼我の差を超えて彼らの元へと赴けた事が大団円でなくて何なのか。
この結末に夫は妻を労い、妻はそれでも夫が成せた未来への慙愧に振るえる。
すれ違いではあるが、それこそ人と人とのつながりの本質。
どちらも思いやりがある証明で、微妙にすれ違ったとしても 断絶ではない。
これがワルフラーンの求めていたもので、さらに最後の奇跡が起こった。
――彼の“親友”がそこにいた。
スィリオス。愛を奪って無慙無愧の覇者に仕立て上げてしまったワルフラーンの親友が。
親友の鉄拳がワルフラーンに炸裂する。
絶縁を示したわけではない。そもそも、全ての真実を知っている立場からしてみれば彼の行いはそこまで悪しき様ではない。
妹分のナーキッドから勇者という虚ろの呪縛を決定的に消し去って、時代が早すぎたスィリオスの覇道はこのまま行けば零への回帰を意味してしまう。
そして20年前の策謀も真我の次へと行く為には必要とも言える。
だが親友であるスィリオスに一度も相談をしなかったのは水臭すぎるだろう。
スィリオスの真価ならば全てを打ち明けても協力を示すだろうし、そうすれば20年前から流される血と涙も少なくできたはず。
それをしなかった事で……親友に嫌われる事を恐れ、零の勇者は真の無慙無愧の道を一人で行ってしまった。
それを見つめて涙を流す妻、その思いを確かに己の不変に刻みながら救世を完遂すべく歩みを止めない弟にして息子。
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PANTHEONの前日譚。ワルフラーンの戒律と同名である理由は不明。
無慙は独白の中で、善も悪も神も兄弟も滅ぼしたと語っていた。
備考
元ネタはゾロアスター教にて崇拝される善なる英雄神ウルスラグナ。勝利という意味の名であり、十の化身の姿をとって現れる。
ファンからの愛称(?)は「兄者」の他「ちくわ大明神」「ちくわ勇者」というものもある。単に「ちくわ」とも。
元ネタの解説はここでは割愛するが、正体不明の人物で、忘れたところでさらっと言及されては謎が更に深まっていくことがどうしても元ネタを思わせたのが理由だとか。
実際、アヴェスター連載開始から一年以上が経ち、2021年3月上旬の時点ではワルフラーンの正体や目的、そして彼にまつわる諸々の謎の真実はわかっていなかった。
というか、謎が深まりすぎてちくわであることすら否定されるようになったため、今は「ちくわの穴」と呼ばれている始末。彼の真実がわかっても、外面は立派でも中身は空虚なことから「ちくわ」という表現があながち間違っていなかったことがわかってしまった。
そして2021年7月23日に投稿された最後の設定集において、
とうとう正田卿本人もワルフラーンを指して「ちくわ大明神」と呼ぶのがわかってしまった。
ファンの間で生まれた名称が公認されることに
前例があるのだが、最後の最後というタイミングで、多数の新情報に紛れての公認は多くの爪牙の腹筋を
崩界崩壊させた。
他にも本来存在する登場人物の役割を奪い、異常なまでに礼賛されていたり、通常の人間とは異なる視点や価値観を持っていることから「二次創作のオリジナル主人公」「異世界転生系主人公」などとも形容されている。
- ちくわの穴に詰められたコメント -- 名無しさん (2022-07-12 19:54:11)
- お前のコメントを見せてくれ、それがあれば俺は誰よりも強くなれる -- 名無しさん (2022-07-12 19:59:01)
- 乙 アーディティヤの人達は滅茶苦茶手間かけて苦心してアイオーンや人造英雄作ってるのに兄者は出来るからだよで出来てしまうの馬鹿らしくなるほどの才能だな -- 名無しさん (2022-07-12 20:12:08)
- でもそれ本人がすっげぇつまんねえって思ってる原因やし -- 名無しさん (2022-07-13 00:09:40)
- ゲームの難易度を幾らあげでも無理なゲーム止まりで現実にすることはできないので、才能は本当に求めているものを晦ませるノイズなんだよなぁ -- 名無しさん (2022-07-13 01:31:11)
- ぶっちゃけた話、この人からしたらこんなものいらねーわってのが本音だろうしな… -- 名無しさん (2022-07-13 01:34:08)
- みんなが礼賛しまくってて内心意味わかんねえつまんねえってなってる所にマグサリオンの罵倒は最高に嬉しかったんだろうなぁ、本気で心配してんのマグサリオンだけだったろうし、「俺を心配してくれてるんだな!嬉しいぞマグサリオン!」って多分心の底からのセリフだったんだな -- 名無しさん (2022-07-13 12:26:20)
- 別に本人が超絶な存在だからアイオーン出せてるわけでもねぇからなぁ。『何でも出来る』じゃなくて『出来ることをやる』で自分の持ち前の力でやってるだけで、覇道流出ができるとかではないから才能って言葉で括るのは間違いやぞ。もちろん才能もあるし零の勇者って特性があるが、文字通りそれで勝負してる奴よ -- 名無しさん (2022-07-13 23:48:03)
- 少なくともワルフラーン自身最初は勘違いしちゃったのよ。この才能のせいなんだーってでないと戒律で弱体化しようとしない。しかしそれで物語やゲームの登場人物としか思えない人々が、現実の人々と思えるようになるわけでは無いので、このアプローチは失敗だった -- 名無しさん (2022-07-14 00:18:52)
- 巻きルートではマグサリオンの理解力得ようとしてたけど、長期プランだったらどういう行動とってたんだろ? -- 名無しさん (2022-07-14 10:37:59)
- 二天はスィリオスに治めさせて、自分は裏側からこれはって猛者たちを観察して七代目の神まで準備してたんじゃないかね -- 名無しさん (2022-07-15 01:15:54)
- 『やれるからやる』って性格の時点で長期プラン自体の方向はないやろうからなぁ。本編の強行見ててもスィリオス立ててって性格とも思えんし、それこそスィリオスに一回負けて改心とかせんとそっちの方向いかんと思うぞ -- 名無しさん (2022-07-15 06:45:10)
- アレコレやったりしてるけど結局一人でなんでも「出来ちゃう」からな、誰からも必要とされてないとは逆説的に誰も必要では無いって事だから -- 名無しさん (2022-07-15 09:44:46)
- アフラマズダとの対話なくても、勝手にRTAする予感 -- 名無しさん (2022-07-15 10:49:47)
- 長期計画だと歴代観測者乗っ取り続けたり、コウハに対してお前が記録した神座の歴史くれよしたり、やりたあい放題しそう。 -- 名無しさん (2022-07-15 12:43:46)
- 歴代神格と弟(息子)の勝率は明らかになったけど、この人の場合はどうだったんだろ? ミトラなら勝算あったっぽいが -- 名無しさん (2022-07-15 14:34:17)
- マグサリオンだって覇道神(無慙)にならなきゃ真我に耐久負けするし簡単ではなさそう -- 名無しさん (2022-07-15 19:07:24)
- ワルフラーンならマグサリオンみたいに戒律による多数を一気に攻撃できない制限ないし超絶武技見せ付けて奪っていけば割りといけると思う -- 名無しさん (2022-07-24 13:50:14)
- 色々言われてるけど、これでも零に繋がってるチート存在のわりにはまともで良心的な人物だったと思うんだよね。感性も違ってて神格級の力を持ってるなら、もっと自己中でやりたい放題するクズやどうしようもない狂人でもおかしくなかった。いつか兄者がマジで聖人に見えるくらいの邪悪な第零接続者が出てきたりして。 -- 名無しさん (2022-07-29 12:54:27)
- できるからの精神でやることは基本勇者ムーブだったろうし、あっちの総統と同じでちょっと捻くれた目線で見た勇者像というか作中で塵屑や屑扱いされてても、性根が腐りきってていいとこもなしな本当の意味での自己中や屑ではないからなぁ -- 名無しさん (2022-07-29 22:43:03)
- 寂しかったから必要として貰えそうな事やってただけじゃね? -- 名無しさん (2022-07-31 16:08:21)
- PANTHEONが滞りなくリリースされていたら、兄者がもし……七天でパンテオン率いる機会を得たなら?とか二次創作で書かれてそう -- 名無しさん (2022-08-01 09:03:27)
- ただ、パンテオンがリリースされた世界ではアヴェスターは存在しないか少なくとも全く別の話(そもそもクインちゃんいない)になってたからファン的には複雑だわ -- 名無しさん (2022-08-01 09:46:15)
- PANTHEON本編でのワルフラーンのポジション気になるな パン助のパンテオン(二天〜〜七天メンバー)VSワルフラーンの万神軍(一天の猛者たち)とかやったりしたんかな -- 名無しさん (2022-08-01 11:45:07)
- アフラマズダとの対話でスピードランしなかったらどういうルート歩んでいたのか、設定資料集あたりで触れてほしいな 寿命ではしななさそうだし -- 名無しさん (2022-08-30 20:41:34)
- 才能だけで神格クラスってのはロマンある -- 名無しさん (2022-10-14 23:45:35)
- この人のお陰で隣のラインの光の奴隷の何がダメなのかやアルトリアがなぜ排斥されたのかが凄く分かりやすく言語化出来るようになった 翻訳機としての面目躍如 -- 名無しさん (2022-10-15 12:46:44)
- 兄者人間関係恵まれてたよね -- 名無しさん (2022-10-22 18:44:05)
- シリーズでもトップクラスに気難しい弟からも気に掛けられてて、割と周囲から好かれてて、シリーズでも最高級の実力を誇る男 つくづくこの時代に生まれていたの勿体ないねぇ -- 名無しさん (2022-10-22 22:52:59)
- 何だかんだ言いつつ、覇道神的な思想や求道神的な言動がない辺り、本質的な感性は普通の凡人っぽいよね。戒律も「どうにかして、皆の輪に入りたかった」って感じだし -- 名無しさん (2022-10-31 20:19:44)
- 神座キャラ達は異常者ばっかりだから皆内心「普通になりたい、マトモな人生送りたい、でも本能が我慢できない」って人らばっかよね・・・ -- 名無しさん (2022-10-31 23:18:49)
- ↑個人的に、兄者はその逆ってイメージ。本能は普通になりたいのに、それに伴う行動と結果が異常者のそれ⋯⋯みたいな? -- 名無しさん (2022-11-01 21:45:24)
- 結局のところこの人も訳のわからん神の超常パワーみたいなものに振り回されたんだと考えるとやっぱり神ってクソだなって結論に落ち着く -- 名無しさん (2022-11-05 17:03:50)
- しかしナラカ側から見ても、神座側から見てもイレギュラーってフツーは主人公或いはシリーズ締め括るラスボス的な要素なんだけどな 兄者はどちらにもなれなかったという 能力は神格含めても破格なのに -- 名無しさん (2022-11-15 21:54:59)
- まさか兄者の気持ち悪さをアニメで見ることになるとは…(最近までやってたガン〇ム水星の魔女の最終話のスレッタを見ながら) -- 名無しさん (2023-01-15 16:30:28)
- ↑2個人的には黒白のアヴェスターのラスボスはワルフラーン&真我の二連戦で『主人公のパーソナル的な意味での決着』と『作品のストーリーの統括としての決着』としてそれぞれワルフラーンと真我が担当していたイメージかな。 -- 名無しさん (2023-01-15 18:24:36)
- RTAルートしてくれて助かった感あるな 仮にミトラの思惑に乗って、7代まで待って万神軍と自分の手数充実させてたら波旬とは別ベクトルでヤバイ怪物になってたかも -- 名無しさん (2023-01-15 22:15:12)
- 兄者は零に繋がってたってことは、アーディティヤ世界で兄者のアーキタイプになったキャラとかもそのうち出てくるんかね? -- 名無しさん (2023-07-05 20:59:11)
- ミトラのセリフの■■が夢幻だったし、ワルフラーンが神座の世界の人間を物語としか認識出来なかった話的に、アーキタイプというより零世界の本質もしくはナラカ周りに近い属性を持ってんだとは思うよ。アーキタイプみたいなのナラカに相性○か近しい立ち位置みたいな人物になってくるし -- 名無しさん (2023-07-05 23:09:20)
- 零と繋がりはあってもナラカにとってもインポ乗っ取れるやべー奴だったからどこまでもイレギュラーだったんだと思う。だからアーキタイプすらいない。 -- 名無しさん (2023-07-06 19:16:48)
- 今週のアレにとってすら割とイレギュラーだった上に勝算もあったっぽい兄者 おまえなんなんだよ -- 名無しさん (2023-07-14 19:32:07)
- どこからともなくぬるって現れてくるの、ちくわがナラカに属性が通じてるってのが理解できるよ -- 名無しさん (2023-07-14 19:45:48)
- 兄者が曲がりなりにもナラカに対して倒せうる存在なの理解できた。同じ様にぬるっと出てきた異形でも『人を人して扱い接し』『同じになろうとして四苦八苦していた』の本当ナラカのアンチテーゼキャラとしては完璧。まぁそれだけじゃあ駄目なんだろうけど -- 名無しさん (2023-07-14 19:59:58)
- ナラカ「うーん、飴玉?何というか言葉が見つからん」兄者「あいつ等の事は理解できないがでも同じになってみたい」これは殴り合いですわ -- 名無しさん (2023-07-14 22:34:50)
- 兄者本当にナラカの性質を受け継ぎつつも翻訳できる程度にはこっち側に足を踏み入れてたんだなぁ…… -- 名無しさん (2023-07-15 01:03:47)
- 俺にとって女はあいつだけでいいっていう理由で観測者がインポだったから、別に兄者に生殖能力あっても自然だったけど、先天的な不能に零としての意味を持つなら兄者が生殖能力持ってる方が異常事態な気がしてきた -- 名無しさん (2023-07-17 02:26:23)
- 一天神座には居場所がなかったかもだけど、あとのことを考えず、広義的に見るならナラカ討伐には必要な駒だった気がする兄者 あんなワケわからんの倒せるの今のトコはこの人ぐらいしか思いつかん -- 名無しさん (2023-07-17 12:45:13)
- 零にヤバい奴が出れば出るほど株が上がる兄者 -- 名無しさん (2023-07-17 13:46:00)
- 『マグサリオンの正体=スィリオスの愛(覇道)を殺意に変換した』これそういうもんだと思ってたが、ナラカの性質とワルフラーン似てるなら説明ついてきそうやな。ナラカはアーディティヤだと『改変』だけど、DiesドラマCDやアヴェスターだと『変換』と表現してる。ワルフラーン版のアイオーンが『改変』された人物なら、マグサリオンは『変換』で作り替えられて生み出された存在なんやな。 -- 名無しさん (2023-07-21 21:46:30)
- 神座と零の視点持ってる兄者が湧いてくるナラカ見たら「お、新顔か?」ってなるんかな 零天にいたら唯一ラスボスの改変を受けない主人公ポジになれたろうに -- 名無しさん (2023-08-05 13:26:39)
- 兄者さぁ… -- 名無しさん (2023-08-05 21:26:47)
- 席ないない言われてたけど、これ本来なら「当たり」だったのでは? ワルフラーン -- 名無しさん (2023-08-05 21:35:24)
- 兄者の中の人がミトラの中の人のリアル旦那なのにびっくり。あと、竜胆の中の人のリアル旦那も来てもいいのよ? -- 名無しさん (2023-08-05 21:51:02)
- 兄者の他人への解像度の低い理解が逆にナラカに効く怪現象…流石に無いか -- 名無しさん (2023-08-05 22:09:56)
- 笑った顔を見せてくれの場面どう見ても禍々しい感じしかしないのが笑える -- 名無しさん (2023-08-05 23:09:58)
- 絶妙な「薄っぺらさ」「ズレてる」「どこ見て言ってんだお前」感を出せるのはスゲぇよ……。 -- 名無しさん (2023-08-05 23:12:52)
- コラージュのような、botのような、”勇者”というイメージの焼き回しのような。不気味できもくて本当によかった -- 名無しさん (2023-08-05 23:18:40)
- 神座世界の住民は奴隷だろうが犯罪者だろうがみんな役割があるんだな。何せ物語の登場人物なんだからな。そんなところに俺たちがニコポナデポの権能とか与えられて放り込まれてもワルフラーンみたいに恥じて悩んで苦しむだろう。観測者とかおるから尚更。 -- 名無しさん (2023-10-06 20:55:34)
- 放り込まれるならほのぼの日常ものが良いです… -- 名無しさん (2023-10-07 17:18:08)
- 今更といえば今更だが、真ん中にぽっかりと空いた空虚な穴ですら「それを作りあげるために必要なもの」であったあたり、兄者ホンマにちくわやな -- 名無しさん (2023-10-13 09:32:04)
- 某鬱漫画家の言葉が思い起こされる…『あなたがいなくても,たいして困りません。自分がいなくても,まったく困らないでしょう。だからこそ,無くてもよい存在だからこそ,がんばれるのだと思うのです。』 -- 名無し (2024-03-24 22:48:22)
- 兄者とナラカの掛け合いとか見てみたいわ 源流は同じなのに行動が対照的ってのホント主人公とラスボスな間柄なんだけどなぁ -- 名無しさん (2024-08-31 22:29:53)
- 単体の格で神格に引けを取らず、魔王クラスの桁違いの脅威と対峙してきたから後の神座の荒くれ者たちにも臆する要素はなく、本人の武才は後続作品含めてトップクラス、イミフの極みのナラカにも(おそらく)攻撃かませる -- 名無しさん (2024-09-01 20:49:15)
- ↑もし七天で産まれてたらアタリだったかもだけど、大団円に導くのは不可能だっただろうなぁって予想できる -- 名無しさん (2024-09-01 20:49:58)
- 零と繋がりがある存在なのに、その零と敵対するの?って疑問あったけど、ナラカ「お前ら(人間)全員、俺にとっちゃ飴玉だからさwww」 ワルフラーン「俺なりに他人を理解したいし、愛してるんだ」 これは殺し合いになりますわ -- 名無しさん (2024-09-03 13:46:33)
- 武才は兄者と宗次郎、ラインハルトがシリーズのトップクラスだろうな -- 名無しさん (2024-09-03 21:29:35)
- 100点満点で500点くらいだしてそうなメンツやな… -- 名無しさん (2024-09-04 09:39:06)
- 真我には勝算あったっぽい言い回しだったけど、実際首尾良くマグサリオンを万神軍に取り込めて(実際は不可能だけど)挑んでたらどうなってたんだろうか? あと後続の神格だったらどうだったんだろ? 波旬は確実勝てんけど -- 名無しさん (2024-09-04 22:02:02)
- 隙をねじ込まれる→兄者「当たる前にいくらでも巻き返せるお」 ぜってぇおかしいわ、この人 -- 名無しさん (2024-09-04 22:09:56)
- ワルフラーンにとって戦闘用の戒律なんてちょっとした工夫程度でしかないんだろう -- 名無しさん (2024-09-05 08:48:41)
- 波旬と刹那は無理ゲーで水銀も即死させないとヤバいけどそれ以外は挑めはするか?数を揃えると黄金が逆に無理ゲーになりそうとか想像捗る -- 名無しさん (2024-09-05 18:51:54)
- マグサリオン(無慙)と別ベクトルで何でもありな奴、正田の気分次第でいくらでも盛れるくらいには強いとは思うよ。異次元の技量と第0と繋がってる設定のせいで無限に解釈できるというか、〇〇だから勝てるとは断言しにくいキャラやわ -- 名無しさん (2024-09-05 20:23:12)
- 一天の法則が通じていない(善悪二元論の思考にならない)あたり、零に連なるものにはその世界のルールが効かないらしいしな 実際主人公くんもデバフを受け付けない体質 -- 名無しさん (2024-09-07 12:02:47)
- なんつーか覇道神には勝てんだろとか、スペックが違うって色眼鏡で判断してるだけやからな。上に出てる波旬や刹那も、0に繋がってて殺せないし覇道効かない、攻撃は異次元の技量で捌ける、千日手からのアイオーンで奇形や軍勢(司狼・マキナ・香澄)召喚で倒せます!とか断言されたら、否定できんからな。 -- 名無しさん (2024-09-07 17:16:43)
- それはそう -- 名無しさん (2024-10-19 06:43:08)
- もしかして明かされていないだけで、他の神座にも兄者やアカシャくん、パンくんみたく零と繋がり持ってた人間がいたんだろうか? -- 名無しさん (2025-04-12 00:40:16)
- 第一第五が特殊だからって理由でやってきてるけど曙光でもポップしたし各神座に実はいたってのはありそうなのが -- 名無しさん (2025-04-12 01:38:24)
最終更新:2025年04月12日 01:38