強化甲冑

ジャガンナート

事象地平戦線アーディティヤの用語。

強化服(スーツ)の一種。中世の騎士にも似た形状の強化服。大きさは2.5mほど。
機械制御されたスーツの助けを得て常人とは比較にならない膂力と速さを発揮する。単純な防御力は言わずもがな、深海から火山の中まで分け入れる、帝国と連邦の歴史を体現したテクノロジーの塊。

新世代(クリシュナ)が生まれた現代でも戦場の主役といえばこれを身に纏った重装甲歩兵を指す。なぜなら新世代は未だに少数に属しており、軍が汎用化された武装を扱うことも考えれば強化甲冑は普通の人類にしか使えない規格になっているためである。強化服の大半は新世代向きになっていない。
新世代の身体能力が常人の2倍程度なのに対してこの武装を着用すれば30倍にもなるのだから当然と言える。

龍の聖櫃にて登場するこれを着用した帝国の強化歩兵小隊は精鋭集団であり、連邦の残党兵を狩るために行動する。

強化服を着た兵隊は強化兵（強化歩兵）と呼ばれる。新世代の数が少ない分、一般的な兵隊は強化兵であり、戦場はまだ無人機と強化兵が大半。
強化服には着る人物のデータが登録されている。アリヤとジーナは奪った強化服の登録データから声音の再現をすることで、成りすましている。

---