鉄喰らい

スチール・イーター

PARADISE LOSTの用語。

ジューダス・ストライフが血中に飼っているパラサイト。
隔離街で開発された、新型兵器プロトタイプ第一号。大気に触れることで金属分子と結合、命中後は血球を破壊するようにプログラムされた代物。生体の血液から鉄分を吸い取り破壊する一種の殺人ビールス。
ナハトが「見ない種」といっているように、こうした兵器は隔離街にも存在するようだ。

ジューダスはこれを銃弾として使用しており、彼の体内に吞んでいる弾丸の数は軽く見積もっても数万を超えるためリロードの必要はなく弾切れはまず起こさない。
弾倉から伸びた触手を頸動脈に打ち込み、弾丸の元になる鉄喰らいを常に汲み出している。
ジューダスが使用する大口径の拳銃はそれを圧縮空気でコーティングしつつ撃ちだすためのもの(ライルは派手な銃声で最初は普通の銃であると騙されていた)。生物に命中した弾丸は徐々に巨大化しながら対象を貫く
隔離街の大気は混沌としているため弾を作るのには誂え向きとのこと。
ただし空気に依存しているため、空気を燃焼によって減らされれば著しく威力が落ち霧散する。

この鉄喰らいこそがジューダスを『魔弾』たらしめているシロモノである。
ちなみにジューダスはこの鉄喰らい専用拳銃とは別にもう一丁普通の銃を隠し持っており、腐蝕箇所を抉り取るために使用した。スチールイーターの種が割れた際に使うが、弾数も限られている。
死神との戦いを経て弾丸の改良が必要になった。
血液が異形化するエリキシルによるベルゼバブ化は非常に相性がいい。その後はジューダスが本物のベルゼバブの器となったことで、異形の拳銃の銃口から悠に数百発の弾丸を放つだけでなく、大気を圧縮してプラズマ化した弾丸を使うようになる。

後にリリスがベルゼバブが覚醒しようとしていたソフィアの肉体に適応させていない素のまま投与し、ベルゼバブと鬩ぎ合いが起きて彼女の肉体が鉱石化。ソフィア側のベルゼバブは生物と無生物の両属性を持つ状態になる(半覚醒状態では大部分を後者に依存)。これで本来魔刃でしか殺せないベルゼバブを無生物に有効なイミテーション・デスサイズで滅ぼせるようになった。



  • 貧血になりそう -- 名無しさん (2023-12-19 23:01:08)
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最終更新:2023年12月19日 23:01
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