第3話:勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜

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第3話:勇気を魔法に変えて〜マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ〜」を以下のとおり復元します。
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*サブタイトル
-『魔法戦隊マジレンジャー』のサブタイトルと同じく、「○○ 〜その回に登場する呪文〜」という形になっている。
--『マジレンジャー』のStage 1(第1話)のサブタイトルは「旅立ちの朝 〜マージ・マジ・マジーロ〜」。
-「勇気を魔法にかえて」という言葉は、マジグリーン・小津蒔人のキャラクターソング「Mr.Green ~地平線~」の一フレーズと同じである。また、『マジレンジャー』本編におけるマジレンジャーの名乗りシーンでは、ラストで「溢れる勇気を魔法に変える!」というフレーズが使用されている。
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*BGM
-魁がマーベラスたちの前に姿を現した際のBGMは、『マジレンジャー』のBGM(劇伴)である「勇気は不死鳥」。
--[[レジェンド回における豪快チェンジ>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/20.html#id_1c3e068a]]では、OP曲のインストゥルメンタルバージョン(及びそのアレンジ)が流れるが、今回はそれ以外の過去のスーパー戦隊のBGMが使われた。
---なお、『マジレンジャー』本編で音楽を担当したのは、『ゴーカイジャー』で音楽を担当する山下康介であるため、OPのインストゥルメンタルバージョン以外のBGMが使用できたと考えられる。
----ただし、『侍戦隊シンケンジャー』とのクロスオーバーを果たした『仮面ライダーディケイド』では、全て音楽担当者が違うにもかかわらず、第14話から第16話では『仮面ライダー電王』の、第16話でのみ『仮面ライダーカブト』のBGMが流用された。
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*行動隊長サラマンダム
-『マジレンジャー』に登場する怪人の殆どがファンタジーに登場する空想上の生物がモデルになっている。
--サラマンダムのモデルは四精霊の一人「サラマンダー」であり、火を司る事も共通している。
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*新しい魔法
-『マジレンジャー』本編における魔法の習得の主な方法は、マジレンジャーのメンバーが勇気ある行動で(敵の作戦を止めるなど)問題を解決したとき、「天空聖界マジトピア」という魔法の国からその様子を見守っていた[[天空聖者>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/39.html#id_5c08f598]]がその勇気を認め、新しい魔法(呪文)を使う許可を与えるというもの。そのため、クライマックスにおいて新しい魔法が授けられるという流れが恒例になっていた。
--新たな魔法が使えるようになると、マジレンジャーの変身アイテムであり、画面部分を展開して伸ばすことで魔法の杖(ワンド)の役割を果たす魔法携帯・マージフォンが鳴り、そのことがマジレンジャーに伝えられる。
---ちなみに、『マジレンジャー』本編ではマージフォンが鳴る描写はあるものの、新しい魔法の呪文の授与方法がメールであるとは明言されていなかった。
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*登場したレジェンド
**小津 魁(おづ かい)
-魔法戦隊マジレンジャーのマジレッドで、「燃える炎のエレメント」を持つ「赤の魔法使い」。
--[[天空聖者の父>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/40.html#id_823fe0cf]]と人間の母の間に生まれた小津5兄弟の末っ子(三男)。マジレンジャーとして戦っていた当時は桐東高校の2年生だった。物質を変換する、錬成術の魔法を得意とする。
---敵である「地底冥府インフェルシア」の一部が改心したことを受け、『マジレンジャー』Final Stage(最終話)でマジレンジャーは改心したインフェルシアの生き残りと和平を結び、魁は人間界とインフェルシアを結ぶ「インフェルシア親善大使」となった。
***外見
-濃紫の装束の上に黒いローブを着た姿と、赤いメッシュの入った髪形は、『マジレンジャー』最終話における最終決戦から1年後の後日談と同じで、「インフェルシア親善大使」としての姿。
-右手中指の指輪と、マーベラスたちの前に姿を現したシーンで確認できる赤い石のペンダントは、どちらも『マジレンジャー』当時と同じもので、魁たち5兄弟がお揃いで身に着けていたもの。
--ペンダントはクリスタル製品で有名なスワロフスキー社製のビーズ(シャンデリアの飾りにも使われるもの)を使用したもの。
---チェーンとトップ部分を繋ぐ金具にマジレンジャーのエンブレム(第2話ラストでアップになった魁のローブにも刺繍されている丸っこい「M」)が入っていて、ビーズがそれぞれの属性(エレメント)に合わせた色・形になっている。
--指輪は『マジレンジャー』の第24話でマジシャイン・ヒカル(天空聖者サンジェル)からお守りとして贈られたもの。
---こちらも飾りの石がそれぞれの属性に合わせた色になっている。
---同じデザインで、リング部分が色違い(銀一色ではなく一部が青)になったものをヒカルも身に着けている。
***言動
-「(マーベラスの「マジかよ?」という問いに対する)マジだよ」
--マジレンジャーの「マジ」はマジレンジャーが魔法を使う戦隊であることを示した「マジック」の略だが、『マジレンジャー』本編で何度か「マジに(で)○○」という言い回しが登場するなど、本気を意味する「マジ」とのダブルミーニングでもあった。
-マーベラスとハカセが炎で取り囲まれる直前の、魁がクロスさせた両手を大きく広げると同時にフレイジェルが背後に現れる、という流れは『マジレンジャー』で魁がマジレッドに変身する際に使われていたバンクシーン(ゴーカイジャーでいうところの「XXXV」のオーラを纏う流れ)と同じ。
--『マジレンジャー』本編の変身バンクは、5人がそれぞれマスクのモチーフとなった架空生物に応じたポーズを取り(魁の両手を広げるポーズはフェニックスが翼を広げるイメージ)、その背後にそれぞれに力を貸す天空聖者(魁の場合はフレイジェル)の幻影が現れ変身するという流れになっている。
**フレイジェル
-魁に力を貸し与えマジレッドへと変身させる、炎を司る天空聖者。
--魁たちの父(「小津勇」ことブレイジェル)の後輩でもある。
---天空聖者は魔法を貸し与えること以外の人間界に対しての干渉はせず、例え人間界に危機が迫ったとしても基本的には静観の姿勢を取るが、今回のフレイジェルはその繋がりから特別に人間界に下りてきたものと思われる。
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*豪快チェンジ
-マーベラス・ハカセと別行動を取っていた3人が変身。
**オールブラック(アバレブラック/ニンジャブラック/ゴーオンブラック)
-いずれも黒を基調とした戦士で、メンバーに遅れて合流している。
--マジレッド・小津魁も、マジレンジャーに変身できるようになったのが他の4人の兄姉達に遅れての事である。
-ジョーは後述のオールホワイト時も指揮官戦士に変身した。
-ルカとアイムはオリジナルが男性の戦士への変身の為、「性別が違う」という点に関わっての変身対象になっている。
***爆竜戦隊アバレンジャー(アバレブラック)
-変身者はジョー
-ジョーが剣士であるように、アバレブラック・アスカも変身前(ダイノアースの鎧装備時)でも剣を武器に持つ。
-ジョーが師匠のシドが改造されたバリゾーグと敵同士で再会したように、アスカも妻のマホロが洗脳されたジャンヌと敵同士で再会し、マジレンジャーの小津兄弟も父の小津勇が洗脳されたウルザードと敵同士で再会した。
-アスカが『アバレンジャー』序盤で変身能力を失っていたように、本話の登場レジェンド・小津魁も『マジレンジャー』本編で一時変身能力を失った事がある。原因は形のないものでも「盗む」能力を持った敵怪人・冥獣人シーフのガストンに「勇気」を盗まれたことによる。
***忍者戦隊カクレンジャー(ニンジャブラック)
-変身者はルカ
-後述のアイムが豪快チェンジしたゴーオンブラック同様にチーム内では5人目のブラック。
--ルカが担当するニンジャイエローの元の変身者であるセイカイは第2話でカクレンジャーに加わり、ニンジャブラックことジライヤは第2話ラストで登場し、次の第3話で仲間に加わった。
-ジライヤはアメリカ出身であるが、ルカの名前も欧米人に見られるものである。
--「ルカ」は本来''男性の名前''である(英語圏での「ルーカス」に相当)。
-ニンジャホワイト・鶴姫が白面郎と化した父・義輝と戦ったように、マジレンジャーの小津兄弟も父の小津勇が洗脳されたウルザードと戦った。尚、白面郎もウルザードも最終的には元に戻ることができた。
***炎神戦隊ゴーオンジャー(ゴーオンブラック)
-変身者はアイム
-前述のルカが豪快チェンジしたニンジャブラック同様にチーム内では5人目のブラック。
-アイムがゴーカイガン二挺をメインに使うように、ゴーオンブラックも共通武器と個人武器でそれぞれ二挺の銃を使う(後述)。
-ゴーオンブラック・石原軍平は原典の第27話でゴーオングリーン・城範人がお仙こと魔女博士オーセンの孫娘にさせられたときのことから、第47話で実家の母親に勧められた見合いを断る為に範人に''女装''させようとしたことがある。
-『マジレンジャー』が兄妹戦隊であるように、『ゴーオンジャー』にもゴーオンウイングスという兄妹戦隊がいる。
**オールホワイト(ビッグワン/ガオホワイト/ホワイトスワン)
-いずれも白を基調とした戦士
-ジョーは前述のオールブラック時同様に指揮官戦士に変身した。
***ジャッカー電撃隊(ビッグワン)
-変身者はジョー
-ビッグワン・番場壮吉を演じた宮内洋は『ジャッカー電撃隊』の前作品の『秘密戦隊ゴレンジャー』ではアオレンジャー・新命明を演じ、アオレンジャーは『ゴーカイジャー』ではジョーが担当している。
--『マジレンジャー』で魁役の橋本淳が歌った挿入歌『勇気はフェニックス』は、宮内洋が主演した『仮面ライダーV3』のOP主題歌『戦え!仮面ライダーV3』にメロディが類似している部分がある。
---どちらも作曲者は菊池俊輔。
-『ジャッカー』と『マジレンジャー』は共にマントを着用している。
--『ジャッカー』は全員だが『マジレンジャー』はマジマザーと天空勇者ウルザードファイヤーはマントを着用していない。
***百獣戦隊ガオレンジャー(ガオホワイト)
-変身者はルカ
-ルカはゴーカイジャーには3番目に加入したように、ガオホワイト・大河冴はガオレンジャーには3番目に加入した。
--また、レジェンドで「ホワイト」と名のつく戦士としては、ガオホワイトは「3人目」である。
---本話も「第3話」である上、後に[[劇場版3>劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン]]でも登場し、ルカの変身では「3」繋がりでの登場が続いている。
-『ガオレンジャー』と『マジレンジャー』は共に初期メンバーは金色の携帯電話で変身を行う。
***鳥人戦隊ジェットマン(ホワイトスワン)
-変身者はアイム
-ホワイトスワン・鹿鳴館香はアイム同様に上流階級出身。
--また、ホワイトスワンのスーツにはピンクも配色されている。
-『ジェットマン』と『マジレンジャー』は5人が一体化して火の鳥となる必殺技を有する。
**魔法戦隊マジレンジャー
-豪快チェンジの際、マジレンジャーの変身ポーズ(マージフォンを空に掲げるポーズ)のように、モバイレーツを空に掲げている。
--レジェンド回では、その回で扱われたレジェンドの変身バンクの演出が再現されるが、『マジレンジャー』の場合は変身ポーズと変身バンクの繋がりが深い(バンク映像に入ってすぐに変身ポーズを解くのではなく、数秒間ポーズを取り続ける)ため、変身ポーズも含めて再現されている。
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*登場した技・用語等
**グランドインフェルノ
-『爆竜戦隊アバレンジャー』でアバレブラックが使う必殺技。
--専用武器であるサーベル・ダイノスラスターを地面に突き刺すことで地割れを起こす。
**カウルレーザー/マンタンガン
-『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する武器。
--マンタンガンはゴーオンジャー全員が使用する武器で、ロッドモードにも変形可能な給油ノズル型の実弾銃。
--カウルレーザーはゴーオンブラックの専用武器で、自動車の防風部(カウル)をモチーフにしたレーザーガン。
---ゴーオンブラックにはカウルレーザーを使用した「レーザーハイビーム」という必殺技があるが、今回は未使用。
**抜け身の術(ぬけみのじゅつ)
-『忍者戦隊カクレンジャー』でカクレンジャーのメンバー全員が使う忍術。
--ダメージを負ってその場に倒れ込んだように見せかけ、スーツだけを残し脱出する技。
---カクレンジャーのメンバーは、変身前でもこの技を使うことができた。
**大地隠れの術(だいちかくれのじゅつ)
-地中に身を潜めて敵に奇襲をかける。
**隠流・流れ星(かくれりゅう・ながれぼし)
-カクレンジャーのニンジャブラックが使う必殺技。
--手にした忍刀・秘剣カクレマルで五芒星を描くように斬り付ける。
**スワニーアタック
-『鳥人戦隊ジェットマン』でホワイトスワンが使用する必殺技。
--手に装備されたナックル・ウィングガントレットで強烈なパンチを叩き込む。
**ベルクロー
-ガオレンジャーのガオホワイトが使用した技だが、『百獣戦隊ガオレンジャー』本編には登場しない『ゴーカイジャー』オリジナルの技。
--スーツの手袋部分に装備された鋭い爪で縦横に引き裂く。
---なお、背景に表示されたマークは虎の絵と「BELLE TIGER(麗しの白虎・ガオホワイトのキャッチフレーズ)」の文字をあしらったガオホワイトのパーソナルマークであり、ガオホワイト・大河冴のジャケットには同じマークが入っている。
----『ガオレンジャー』本編でも、必殺技の際にパーソナルマークが浮かび上がる演出がされていた。
**ビッグワン・フィニッシュ
-ジャッカー電撃隊のビッグワンが使用する必殺技。『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』で使用した技であり、『ジャッカー電撃隊』本編には登場しない。
--手にしたステッキ(ビッグ・バトン)に核・電力・磁力・重力の4大エネルギーを込めて殴り付ける。
---なお、4大エネルギーはジャッカー電撃隊に所属する4人のサイボーグ(ビッグワンを除く)がそれぞれ使用している動力源であり、ビッグワンは4大エネルギー全てを使うことができる。
**グリーングランド/ピンクストーム/ブルースプラッシュ/イエローサンダー/レッドファイヤー
-マジレンジャーの5人がそれぞれ放つ、各属性の力を込めた必殺技。
--本来はそれぞれ発動に必要な呪文があるが、省略されている。
--この5つの必殺技の名前は「魔法戦隊マジレンジャー(『マジレンジャー』OP)」の歌詞にも登場している。
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*大いなる力
**マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ
-ゴーカイジャーがマジレンジャーの大いなる力を引き出したことで使用可能になった魔法の呪文。
--ゴーカイジャーオリジナルの必殺技で、相手を拘束する効果を持つ。
**マジドラゴン
-マジレンジャーの大いなる力により出現したドラゴン型ゴーカイマシン。
--『マジレンジャー』本編に同名のマシンが登場している。マジレンジャーの1号ロボ・マジキングを構成する5体のマシンはマジレンジャーの5人が「魔法大変身」で変身した姿(つまり厳密にはマシンではない)であり、マジレッド以外の4人が合体した姿が『マジレンジャー』における「マジドラゴン」である。
---ちなみに『マジレンジャー』本編に登場するマジドラゴンは黒を基調にしたカラーリングだが、『ゴーカイジャー』に登場するものは赤がメインのカラーリングとなっており、デザインも若干アレンジされている。
**マジゴーカイオー
-ゴーカイオーとマジドラゴンが合体した魔法戦闘形態。マジドラゴンの翼により飛行し、様々な魔法を使用することが可能となる。
**ゴーカイマジバインド
-マジゴーカイオーの必殺技。
--敵を魔法陣で拘束し、上空から降り注ぐ魔法の光で粉砕する技。登場する魔法陣のデザインは『マジレンジャー』本編に登場したものを踏襲している。

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