サブタイトル
- 第18話と同じく、『爆竜戦隊アバレンジャー』のサブタイトルの法則(どこかに「アバレ」が含まれる)に則っている。
- 『アバレンジャー』第35話のサブタイトルは「アバレナデシコ七変化たい!」。
エンゲージリング
- ルカが見とれていた結婚指輪。『アバレンジャー』第35話において、アバレイエロー・樹らんるが七変化するキッカケとなったもの。
- 一般的には指輪だが、『アバレンジャー』ではダイノアースに住む竜人(アバレブラック・アスカやマホロ)のエンゲージリングは腕輪になっている。
虫除けスプレー「サンバル」
- 殺虫剤「バルサン」と『太陽戦隊サンバルカン』をかけた小ネタ(「サンバル缶」)であり、ハカセが虫除けスプレーを持つシーンで「電撃 稲妻 ファイ(ブ?)」の文字とVマークが確認できる。
- 名前の由来となった『ジャッカー電撃隊』、『サンバルカン』、『大戦隊ゴーグルV(ファイブ)』、『電撃戦隊チェンジマン』は『アバレンジャー』と共通しており、『サンバルカン』が3人制、『ジャッカー』が(初の)ホワイト戦士、『ゴーグルファイブ』が(初の)ブラック戦士、『チェンジマン』が(初の)ホワイト戦士とブラック戦士が同時に登場した作品である。
リジェ(リジュエル)
- アイムが追加戦士の鎧に好意を持っていた(フリをした)ように、エヴォリアンの黎明の使徒・リジェ(リジュエル)も追加戦士のアバレキラー・仲代壬琴に好意を持っていた。
- ルカやアイムが口してた「キス」は『アバレンジャー』本編において、リジェ(リジュエル)がトリノイドやギガノイドをアナザーアース(人類が住む地球)に転送するための移動手段である。
- この能力はミコト(リジェの本来の姿であり、アバレブラック・アスカとマホロの娘)に受け継がれており、『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』ではアスカ達をアナザーアースに転送した。
- 『アバレンジャー』最終話では壬琴とリジュエルにそっくりなカップルやアスカとマホロ、リジェにそっくりな親子が登場しており、『デカレンジャーVSアバレンジャー』でもリジェとリジュエルにそっくりなウエイトレスが登場している。
アバレキラー(鎧)の台詞
- 「ときめくぜ!」
- ウイングペンタクトでダイヤールを打ち上げた時の台詞。アバレキラー・仲代壬琴の口癖である「ときめく」から。
- 『アバレンジャー』最終話に登場した壬琴にそっくりな男も「ときめくねぇ」と言っていた。
アイキャッチ
- Aパート終了後のCM突入直前、画面に枠が表示されると同時に背景が実写から絵に変わり、笑里と幸人が視聴者に向けて「このあとどんな展開になるのか、テレビの前の君は分かるかな?」「その答えは」「「CMのあとで!」」と語りかけたのは、アバレンジャーのBパート後の再現。『アバレンジャー』ではエンディング後に短いCパートが挿入されており、Bパート後のこの演出が物語のオチや今後の展開を視聴者に予想させる役割を果たしていた。
- 『アバレンジャー』本編では爆竜達が台詞を言う。
- 最終話ではヤツデンワニがアイキャッチを担当し、登場人物の似顔絵が背景イラストに使用された。
アイムの七変化
- アイムがダイヤールに奪われた女性の幸せエネルギーを取り戻す為に考えた作戦。
- 『アバレンジャー』本編でも第35話にて、奪われたものを取り返す(または敵を倒す)為に変装していた。
- 外伝作品『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』でもアリエナイザーであるギンジフ星人 カザックを倒す為にアバレイエロー・樹らんるとツインカム・エンジェル(デカレンジャーのイエローとピンク)が変装した。
- 服装は普段着、ゴーカイピンク、花嫁、女子高生、ナース、婦人警官、アバレピンクの七つ。
- 余談だが、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のプテラレンジャー・メイもアイムと同じくプリンセスであり、七変化を披露した事がある。
花嫁
- ダイヤールを誘き寄せる為として花嫁に変装するアイム。
- 『アバレンジャー』第28話でトリノイド17号のショホウセンカメレオンに攫われた花嫁を救出する為にらんると今中笑里が花嫁に変装した作戦が元ネタとなっている。
- 鎧がアイムの花婿役を演じたのも共通しており、アバレブラック・アスカがらんるの花婿役、「恐竜や」のマスターである杉下竜之介が笑里の父親役を演じた。
- らんるとアイムはウエディングドレス、笑里は着物を着用した。
女子高生
- ダイヤールの杖を奪う為、三つ編みの女子高生に変装するアイム。
- 『アバレンジャー』第24話でトリノイド番号不明のジョシコウセイタカアワダチソウタイセイリロンに捕らわれたアバレンジャーのメンバーを救う為にアバレブルー・三条幸人と笑里が女子高生に変装した作戦が元ネタとなっている。
- 笑里は『アバレンジャー』本編での髪型は三つ編みだった。
- 「埼玉から来た」という台詞はアイム役の小池唯の出身地が埼玉県である事から。
ナース
- ダイヤールの杖を奪う為、ナースに変装するアイム。
- 今回登場した幸人と笑里の職業は整体師であり、ナース(看護婦)と同じく、医療関係の仕事である。
- アイムが注射器を持っていたように、整体師も針を使って治療する。
- ちなみに鎧に大いなる力を授けたアバレキラーこと仲代壬琴もアバレキラーになる前の職業は外科医だった。
婦人警官
- ダイヤールの杖を奪う為に婦人警官に変装するアイム。
- 『アバレンジャー』第35話でトリノイド19号のハゲタカライチに奪われたデビルストーンを取り戻す為にらんるが婦人警官に変装した作戦が元ネタとなっている。
巨大戦
- マジゴーカイオーになったのは以下の通り。
- ダイヤールの声を演じる高戸靖宏は『魔法戦隊マジレンジャー』本編で地底冥府インフェルシアの魔導神官メーミィの声を担当している。
- 『マジレンジャー』本編と劇場版では女性メンバーや準レギュラーキャラの結婚のエピソ-ドが描かれている。
- 『マジレンジャー』Stage15では、マジピンク・小津芳香がボーイフレンドのテツヤと結婚する話があるが、冥獣スケルトンを倒した後に破局した。
- 『マジレンジャー』Stage47では、マジブルー・小津麗がマジシャイン・ヒカルと結婚する展開が描かれており、家族やその関係者も参列してお祝いしているが、その途中で中断した。
- 小津5兄妹の両親も戦士(番外戦士)であり、ヒカルが小津家の一員になった事で、スーパー戦隊シリーズ初の「家族戦隊」になった。
- 劇場版『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』では、マジレッド・小津魁の所属するサッカー部のマネージャーである山崎由佳が冥獣人バーサーカーのグルームに攫われて、彼の花嫁にされそうになったものの、救出された。
- 『インフェルシアの花嫁』では、由佳は魔導神官メーミィが着せた漆黒のウエディングドレス、洗脳が解けたと同時に変わった純白のウエディングドレスの2種類を着用している。エンディングでは、純白のウエディングドレスを着用した由佳が純白のタキシードを着用した魁と踊るシーンがある。
- 『マジレンジャー』でマジイエロー・小津翼役の松本寛也が後に出演した『ゴーバスターズ』ならびに『ニンニンジャー』でも本話にちなんだ共通点やエピソードがある。
- 『ゴーバスターズ』Mission.37(第37話)でも結婚式のエピソードがありダイヤール同様に花嫁から花婿への愛情を集めるティアラロイドが登場した。
- 『ニンニンジャー』でマジドラゴンと同じモチーフのオトモ忍・ドラゴマルならびに劇場版『THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帳!』では恐竜をモチーフにしたオトモ忍であるダイノマルが登場した。
登場したレジェンド
三条 幸人(さんじょう ゆきと)・今中 笑里(いまなか えみり)/三条 笑里
- 爆竜戦隊アバレンジャーのアバレブルーと、「アバレンジャー」という戦隊名の実質的な名付け親で自称アバレピンク。爆竜戦隊アバレンジャーを参照。
豪快チェンジ
爆竜戦隊アバレンジャー
- 変身時のラストの演出は第25話参照。
- なお、『アバレンジャー』本編でのアバレキラーの変身は専用の映像が存在せず、今回初めて専用の映像が登場した。
アバレピンク
- 変身者はアイム
- 『アバレンジャー』第38話で笑里が両親の転勤でアバレンジャーと離れなければならなくなりそうになった時、それを阻止するため、自分もアバレンジャーとして戦っているという姿を両親に見せようとして自作のコスプレ衣装で戦った。
- 外見はピンクのジャージにヘルメット、バイク用の手袋、ウエストポーチを身に付けている。左手には紙で作ったダイノブレスを付けている。
- 戦闘時はアバレブルーのアバレイザーを使用した。
- 変身時に豚の鼻のイメージが重なっているが、これは「アバレンジャー」第11話の終盤で笑里が「アバレピッグ」に変身してしまった事件より。
- 第38話の名乗りでも両親から「アバレピッグ」と誤解されてしまい、爆竜の背景に豚がセットになって登場した。
- アイムが変身した際、他のメンバーからは愕然とされており、鎧から「笑里さんの妄想ヒーロー」、ダイヤールから「ダサい」と評された。
- 一瞬だが、イエロー(ルカ)もアバレピンク姿のアイムを見て笑っていた。
- 第38話時点ではアバレブラック・アスカが行方不明になり、アバレキラー・仲代壬琴がエヴォリアン側にいた為、初期メンバー3人と共に名乗っており、6人そろって名乗るのは今回が初である。
登場した技・用語等
アバレイザー
- アバレンジャーの初期メンバー3人(レッド、ブルー、イエロー)の共通装備。
アバレモード
- 感情の昂ぶりによってダイノガッツが増幅することで野生化する、アバレンジャーの強化形態。全員が使用可能ではあるが、今回使用したのは下記の2人のみ。
- レッドは四肢のスーツの白い部分を鋭いをトゲに変化させ、近接戦闘能力を上昇させる。
- イエローは両脇に翼のような膜を発生させ、メンバー中唯一飛行が可能。
ティラノロッド/トリケラバンカー/プテラダガー
- 『アバレンジャー』に登場した、アバレンジャーの初期メンバー3人がそれぞれ使う専用武器であり、「ダイノウエポン」と総称される。
- ティラノロッドはアバレッドの専用武器。
- 棍棒型の武器で、ティラノサウルスの頭部の形をした先端部分を敵に噛み付かせることもできる。
- トリケラバンカーについては第22話参照。
- プテラダガーについては第12話参照。
ダイノスラスター
- アバレブラックが使用する、サーベル状の武器。
- ダイヤルを回すことにより、表示されたエンブレムの技を発動することができる。
ファイヤーインフェルノ
- 前述のダイノスラスターから、巨大な火柱を発生させる技。
ウイングペンタクト
- アバレキラーが使用する、羽根ペン型の武器。
- 催眠光線や衝撃波を発生させるタクトモード、空間に絵や字を描くことでその内容に応じた効果を発生させる(矢や鎖を描いて自在に操ったり、敵の身体に×を描いて大爆発を起こす)ペンモード、斬撃に使用できるブレードモードの3つの形態を持つ。
- 以上のうち上記3つのダイノウエポンは合体させることでアバレンジャー初期3人の必殺武器「ダイノボンバー」になり、さらにダイノスラスターを合体させることで「スーパーダイノボンバー」に、ウイングペンタクトも合体させることで「スーペリアルダイノボンバー」にパワーアップする。
大いなる力
豪獣ゴーカイオー
- アバレンジャーの大いなる力によりゴーカイオーの両腕を豪獣神の両腕と換装した特殊戦闘形態。
- ゴーカイジャーのマークとゴーカイシルバーのマークが地球に合体するのは、『アバレンジャー』本編で「異次元に存在する爆竜たちの暮らす惑星・ダイノアースと地球(ダイノアースでは「アナザーアース」と呼ばれる)はかつて1つの惑星であり、隕石の衝突により2つに分かれた」ということを説明するために使用されていたイメージ映像の再現である。
- アバレンジャーの巨大ロボ・アバレンオーも両腕を外し、他の爆竜を取り付ける事で別の特殊戦闘形態になれた。
ゴーカイ電撃ドリルスピン
- 詳細は第22話参照。こちらではレンジャーキーをセットすることなく発動している。
ゴーカイレックスドリル
- 豪獣ゴーカイオーの必殺技。
- 右腕のドリルを回転させながら斬りつけ、左腕のアゴで噛み砕く。
最終更新:2024年11月17日 23:34