サブタイトル
- 『超力戦隊オーレンジャー』のサブタイトルを思わせる形式になっている。
- 『オーレンジャー』のサブタイトルには全話に共通する法則はないが、初期の頃は「『!!』マークを含まず6文字で、最初の2文字のあとに『!!』マークを入れる」というパターンが多かった。
- 『オーレンジャー』第1話のサブタイトルは「襲来!! 1999」。
奪われた大いなる力
- 今回の話の冒頭で、バスコがとあるレジェンド戦士の男性を襲撃し大いなる力を奪うシーンがあるが、そのことを知らせる電話を受けたオーレッド・吾郎が電撃戦隊チェンジマンの所属組織である「地球守備隊」の名前を口にしていることから、このシーンで襲撃を受けたのはチェンジマンの男性メンバー3人(チェンジドラゴン・剣飛竜、チェンジグリフォン・疾風翔、チェンジペガサス・大空勇馬)のうち誰かであると思われる。
- 襲撃された男性の服装も、ウルザードファイヤーの攻撃を受けて倒れ込むシーンで確認できる高さのある襟や、薄いグレーの上下に黒いベルトとブーツという組み合わせなど、『電撃戦隊チェンジマン』においてチェンジマンの男性メンバーが着用していた制服と特徴が一致している(チェンジマンは地球守備隊の特殊部隊という設定であり、地球守備隊の一般隊員とは制服のデザインが異なる)。
- 大いなる力を奪われたチェンジマン、フラッシュマン、マスクマンはオーレンジャー同様に男性3人と女性2人のメンバーで構成されており、チェンジマンとは軍人戦隊、フラッシュマンとはカラーリング、マスクマンとは武術の使い手という共通項がある。
「うあおー」・遊園地・海辺
- 「うあおー」というお宝ナビゲートを聞いたマーベラスたちは、それを絶叫マシンなどから聞こえる叫び声ではないかと思い最初に遊園地に向かうが、これは『激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー』において、オーレンジャーとその関係者の所属部隊名である「U.A.O.H.」の文字を見たレッドレーサー・陣内恭介がそれを「うあおー」と読み、その後オーレンジャーのメンバーが「ユーエーオーエイチ」と名乗ったのを聞いたグリーンレーサー・上杉実が、今度はそれを「遊園地(の人)」と勘違いしてしまったことから。
- このシーンのロケ地となったみなとみらいコスモワールドは湾岸に建つ遊園地であり、近辺に温泉施設も存在する。(『激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー』内での上記のやりとりは海辺で行われ、露天風呂-浜辺のルートを辿ってカーレンジャーとオーレンジャーは合流している。)
- 最終的にU.A.O.H.が地球防衛組織であることを知ったイエローレーサー・志乃原菜摘の口から飛び出した、「地球の平和を守るくらいで、国際的な組織作らないでよ!」という台詞は、『カーレンジャー』がいかにギャグ満載な異色の戦隊であるかを物語っており、『カーレンジャー』のファンの間では「うあおー」からの一連の流れが名(迷)シーンとして話題に上ることが多い。
- なお鎧が桃を発見したときの叫び声や、本話の巨大戦で豪獣神がダメージを受けた際、ゴーカイシルバーが上げた悲鳴も「うあお~!」となっている。
BGM
- 本来ならばレジェンド回では前後編だった場合の前編や一部の異例を除き、その戦隊のOPのインストゥルメンタル版が流れるが、今回流れたのは「オーレ!オーレンジャー(『オーレンジャー』OP)」ではなく「虹色クリスタルスカイ(『オーレンジャー』挿入歌)」である。
- この曲は元々OPになる予定だったが、出来の良さから挿入歌に回されたと言う経緯を持ち、最終話ではエンディングとして使用された。
登場したレジェンド
星野 吾郎(ほしの ごろう)・丸尾 桃(まるお もも)
豪快チェンジ
ゴーオンウイングス
- 今回も鎧による同時変身。オーレンジャーのメンバーは国際空軍の所属であることから、空に関係するチームのゴーオンウイングスが選ばれた。
超力戦隊オーレンジャー
- 鎧は巨大戦に対応していた為、キングレンジャーは登場せず、初期メンバー5人での変身となった。
- キングレンジャーの元の変身者・リキはU.A.O.H.所属ではなく、原典での名乗りもオーレンジャーとは独立したものとなっている。
召喚されたレンジャーキーの戦士
- 今回はバスコ側に残された9名の番外戦士が全員召喚された。
- ズバーンとウルザードファイヤーが巨大化していたが、これは彼らに元々巨大化する能力が備わっていたため。
- ただし、後者が原典で巨大化して戦闘を行ったのは、敵組織であるインフェルシアの幹部・魔導騎士ウルザードとして活動していた頃のみである。
- チェンジマンの大いなる力強奪でウルザードファイヤーが用いられたのは、チェンジマンとマジレンジャーのモチーフが人魚と不死鳥を初めとした伝説獣繋がりと思われる。
- 人魚=チェンジマーメイド・渚さやか、マジブルー・小津麗。不死鳥=チェンジフェニックス・翼麻衣、マジレッド・小津魁。
ゴーカイレッドVSデカマスター、デカスワン
- マーベラスは第5話でデカマスターことドギー・クルーガーとの交流が描かれた。デカスワン・白鳥スワンはドギーとは地球署設立以前からの戦友だが、変身後の2人のタッグが本人たちではないとはいえ、映像で描かれたのは、本話が初となった。
- ドギーが銀河一刀流の使い手のように、マーベラスが変身したオーレッドの元の変身者の星野五郎も剣道の使い手である。
ゴーカイブルーVS黒獅子リオ、獣人メレ
- ジョーが元ザンギャックだったように、黒獅子リオこと理央と獣人メレことメレは敵勢力臨獣殿の長と幹部だった。
- リオとメレと戦ったゲキレンジャーの初期メンバー3人はトライアングル=三角形も反映しているが、オーブルーもデルタ=逆三角形を反映しており、黒獅子リオとは、ライオンの力を持つことも共通している。
- ジョーが剣を得意としているように、オーブルー・三田裕司も、フェンシングの達人という設定がある。
ゴーカイイエローVS姫シンケンレッド
- ルカと姫シンケンレッド・志葉薫は「手を上げるツッコミ屋」という共通項がある(ルカは肘打ち、薫はハリセン)
- ゴーカイイエローのスーツアクター・蜂須賀祐一は、『侍戦隊シンケンジャー』で志葉薫が変身するシンケンレッドのスーツアクターを担当している。
- 薫を初めとしたシンケンジャーが和をモチーフとしているように、オーイエロー・二条樹里も土偶という和の力を持つ。
ゴーカイグリーンVSシグナルマン
- ハカセとシグナルマンは共にコミカルなキャラクター。
- オーレンジャーとシグナルマンは『激走戦隊カーレンジャーVSオーレンジャー』で共闘したことがある。
- その際、カーレンジャーにU.A.O.H.の正しい意味を説明したのは、オーグリーン・四日市昌平。
ゴーカイピンクVSマジマザー
- アイムとマジマザー・小津深雪は共に大らかな女性。立ち位置も5人目である。
- マジマザーはレンジャーキー化した番外戦士としては5人目。また、オーピンク・丸尾桃もチーム内では5人目に位置する。
ゴーカイシルバーVSウルザードファイヤー、ズバーン
- 今回は未変身ではあるが、ゴーカイシルバーが変身を担当するマジシャインの元の変身者のヒカルはウルザードファイヤー・小津勇とは同じ天空聖者にして勇の弟子、ズバーンとは『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』で共闘した。
登場した技・用語等
U.A.O.H.(ユーエーオーエイチ)
- 『オーレンジャー』において、オーレンジャーの5人が所属している部隊であり、名称は「国際空軍・オーレンジャー」を意味する「United Airforce OHranger」を略したもの。
- 『ゴーカイジャー』では同じ軍事組織である地球守備隊とのつながりも描かれる。なお、U.A.O.H.の上位組織である国際空軍は元々『鳥人戦隊ジェットマン』でジェットマンの5人が所属する組織の名称として提案されていたもの(最終的に「国際空軍」の名称はボツとなり、「スカイフォース」の名称で決定した)。
地球守備隊(ちきゅうしゅびたい)
- 『チェンジマン』において、チェンジマンの5人が所属している組織。なお、『太陽戦隊サンバルカン』でサンバルカンの3人が所属している地球平和守備隊も雑誌等によっては「地球守備隊」と書かれることがある。
必殺ズバズバンキック(ひっさつ - )
- 『ボウケンジャー』における、大剣人ズバーンの必殺技。
- 背景から察するにこの技。エネルギーを集中させて連続蹴りを放つ。
稲妻・超力トンファ(いなずま・ちょうりき - )
電光・超力クラッシャー(でんこう・ちょうりき - )
- 『オーレンジャー』における、オーグリーンの得意技。
- オーグリーンの専用武器・スクエアクラッシャーで敵を斬る。
- 『オーレンジャー』本編では敵をX字型に斬っていた。
光速スプラッシュイリュージョン(こうそく - )
- 『オーレンジャー』における、オーイエローの得意技。
- 両足にエネルギーを集中させ、連続キックを繰り出す。
閃光ミラクル気功弾(せんこう - きこうだん)
- 『オーレンジャー』における、オーピンクの得意技。
- 『オーレンジャー』本編でのオーピンク・丸尾桃が中国拳法の使い手であることに由来する技で、エネルギー弾を気功波のように撃ち出す。
秘剣・超力ライザー(ひけん・ちょうりき - )
超力ダイナマイトアタック
大いなる力
オーレバズーカ
最終更新:2016年10月24日 19:59