#contents ---- *春日井親子の名前 -愛知県に、「春日井」「小牧」「高蔵寺」という名前の駅が存在する。 --『ゴーカイジャー』のメイン脚本家である荒川稔久は愛知県出身であり、自身の作品に愛知県にまつわる小ネタを入れることが多い。 ---- *仮面ライダーW -スーパー戦隊シリーズとの関係はないが、この話に登場する小道具にはスーパー戦隊シリーズと同じ東映とテレビ朝日のタッグによる特撮作品・平成仮面ライダーシリーズの第11作である『仮面ライダーW』に関係するモチーフが散りばめられている。 --なお、『仮面ライダーW』には、死神博士のガイアメモリが存在していたり(『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド』)、スノーマンの改造素体が登場していたり(『W』本編第42話)、ショッカーが存在していたり(『恐怖の地球温暖化計画』)、7人ライダーとWが登場する映画が作られたり(『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ』)というように、昭和ライダーシリーズと同一世界という可能性を示唆した作りとなっていた。 **春日井 高蔵のブラックカード -カード会社名の「CJX」は、仮面ライダーWの最強形態である「サイクロンジョーカーエクストリーム」の略称と同じ。 --更に、右下の三色旗状のロゴの色は上から緑・白・黒となっており、サイクロンジョーカーエクストリームのボディの色(緑・銀・黒)と同じである。 -左上のICチップ部分が、『仮面ライダーW』で怪人(ドーパント)となる人間が身体に刻んでいる生体コネクタと同じ模様。 -MEMBER SINCE(会員資格の取得年)として記載されている「2009」は、『仮面ライダーW』の放送開始が2009年であることから。 **春日井 小牧の部屋の雑誌 -小牧の部屋でルカが床から拾い上げてベッドに放った雑誌が「Futo Walker(風都ウォーカー)」。 --『仮面ライダーW』は架空の街・風都(ふうと)を舞台としており、『W』本編にも同名の雑誌が小道具として登場している。 ---- *行動隊長ナノナノダ -名前にもついている「なのだ」を語尾に付けて話す。 **台詞 -「1たす2たす? 1たす2たす?」 --「1たす2たすサンバルカン(『太陽戦隊サンバルカン』後期ED)」の歌詞、「1たす2たすサンバルカン」から。これに続けるようにバルパンサーに豪快チェンジしたルカが「サンバルカン!」と言っている。なお、このフレーズは『ゴ―カイジャー』の[[ED>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/18.html#id_23b88521]]にも引用されている。 ---DVD&BD2巻収録インタビュー「ゴーカイトーク」より、ルカ役の市道がアフレコを行った時点で、ナノナノダの声を担当した高木渉のアドリブとして「1たす2たす? 1たす2たす?」という台詞が入っており、市道がそれに合わせたということが判明した。 -「スペードダイヤハートクラブ、ヘイヘイヘイ」 --「ジャッカー電撃隊(『ジャッカー電撃隊』OP)」の歌詞、「スペード ダイヤ ヘイヘイヘヘイ」「ハートに クラブ ヘイヘイヘヘイ」から。 -「宇宙まで来ちゃったよ…」 --こちらはスーパー戦隊とは関係なく、高木渉が『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』シリーズで演じていた、チータスの台詞「高尾まで行っちゃったよ…」のセルフパロディと思われる。 ---同作は海外制作のアニメで、日本版での吹き替えでアドリブが頻発していたことでも知られており、問題の台詞も原語版では単に通り過ぎて戻ってきたシーンに、中央線で寝過ごしたかのようなフリを入れたアドリブである。上述の通り、本作でもその『ビーストウォーズ』のようにアドリブを入れていた様子が見受けられる。 ---- *豪快チェンジ **バルパンサー -『サンバルカン』本編と同じく名乗りポーズを行っている若干アレンジされている。 **ボウケンイエロー -バケットスクーパーを装着した状態で名乗りポーズを行った。 **ゴーイエロー -最初に敬礼を行っているが、これはゴーゴーファイブの名乗りに敬礼のポーズが含まれているため。 **ジャッカー電撃隊 -イエローを除くゴーカイジャーが豪快チェンジしたジャッカー電撃隊が、ゴーミンを倒しつつ名乗った際のポーズは、『ジャッカー電撃隊』本編の名乗りポーズを若干アレンジしたもの。 **イエローレーサー -ゴーカイイエローがゴーイエローからイエローレーサーに豪快チェンジした際、『激走戦隊カーレンジャー』でカーレンジャーが名乗りシーンの最後に戦隊名を名乗る際のポーズを取っている。 ---- *登場した技・用語等 **バケットスクーパー -ボウケンイエロー専用のブルドーザーのバケットを模したボウケンアームズ。 **ゴーブラスター -『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の後半で使用された、ゴーゴーファイブの武器。 --ノーマルモード・レスキューモード・ハイパーモードの3つの使用形態を持つ銃であり、今回使用されたレスキューモードでは光のロープ・エネルギーロープ、冷凍弾・フリーズショット、拘束リング・エネルギーリング、ネット弾などの各種エネルギー弾を発射可能。 **ジャッカーハリケーン -『ジャッカー電撃隊』の前半で使用されていた必殺技。 --ジャッカー電撃隊の4人が腕を組んで風車のようなフォーメーションを作り、高速回転しながら周りの敵を吹き飛ばす。