第7話:ニキニキ! 拳法修行

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第7話:ニキニキ! 拳法修行 - (2011/08/06 (土) 22:02:07) の編集履歴(バックアップ)




サブタイトル

  • 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のサブタイトルと同じく、「どこかに『ジャン語(ゲキレッド・漢堂ジャンが使う独特の擬音的言葉)』が含まれる」という形になっている。
    • 『ゲキレンジャー』の修行 その1(第1話)のサブタイトルは「ニキニキ! 激獣拳」。
    • 「ジャン語」については、後述の漢堂ジャンの項も参照。


修行の際にアイムが着ていたジャージ

  • (以下はDVD&BD2巻収録インタビュー「ゴーカイトーク」より)
  • アイム「あの服、ファミーユ星のみたいで……」 ハカセ「(左肩を指差しながら)ココに『アイム・ド・ファミーユ』って」
    • CM明けにアイムが修行しているシーンをよく見てみると、たしかに左肩にファミーユ星の紋章と『Ahim de Famille』と書かれたワッペンが確認できる。


行動隊長パチャカマック13世

  • 『獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー』に登場した宇宙拳法使いの怪人が、「パチャカマック12世」。
    • 外見が酷似しており、担当声優も同じであることから、血縁関係にあると思われる。
  • 初代のパチャカマックはかつて地球に道場破りに訪れた際、とある拳法家と200日にも及ぶ激闘を繰り広げた末に僅差で敗北し、その相手に敬意を表して宇宙拳法最強の力を地球に封印した。
    • このことから分かる通り、初代はまともな拳法家なのだが、12世はその邪悪さからとある惑星に封印されていたほどであり、今回登場した13世に至っては完全に拳法家の誇りを捨ててしまっている。
      • パチャカマック12世は初代が地球に封印した力を求めて地球に降り立ち、ボウケンジャー・ゲキレンジャーと激闘を繰り広げるが、初代パチャカマックに勝利した拳法家こそ、ゲキレンジャーのメンバーが使用する拳法「獣拳(じゅうけん)」の始祖・ブルーサ・イーであった。


登場したレジェンド

漢堂 ジャン(かんどう - )

  • 獣拳戦隊ゲキレンジャーのゲキレッドで、「心・技・体」の「体」に優れ、「身体に漲る無限の力:アンブレイカブル・ボディ」のキャッチフレーズを持つ。
    • ある事情から中国の樹海で虎に育てられていた、生身でパンダとじゃれ合うことができるほどの体力を持った野生児。古代中国で生まれた、「激気(げき)」と呼ばれる気を鍛えることで獣の力を手にする拳法・「獣拳」を学び、正義の流派・「激獣拳(げきじゅうけん)ビーストアーツ」の「激獣タイガー拳」を使う。
      • 『ゲキレンジャー』修行 その49(最終話)では、獣拳の師範として「マスター・ジャン」と呼ばれる立場になり、獣拳を世界に広める旅に出ていた。

外見

  • ゲキレンジャーの初期メンバー3人(レッド・ブルー・イエロー)は両手にはめたグローブ型の変身アイテム・ゲキチェンジャーを使って変身するが、レジェンド大戦により変身能力を失っているため、ゲキチェンジャーを着けていない。
  • 首から提げている金色の玉は「慟哭丸(どうこくがん)」と呼ばれるもので、その中には『ゲキレンジャー』本編における全ての黒幕・ロンが封じられている。
    • ロンの正体は幻獣である不死の龍・無間龍(むげんりゅう)であり、青年の姿に化けて謀略を巡らせ、自らの退屈を紛らわすためだけに世界を滅ぼそうとした諸悪の根源。『ゲキレンジャー』最終話において、ゲキレンジャーが放った「獣拳奥義・慟哭丸」によって封印された。
      • 『炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』では復活を遂げたが、ゲキレンジャーとゴーオンジャーの協力により再び封印された。

言動

  • 「俺も、ニキニキの、ワキワキだぁ!」/「俺たちの魂は、ちゃーんと受け継がれてる。ズンズンだ!」
    • ジャンは虎に育てられたという出自のために語彙が乏しく、自分の感じたことを擬音のような独特の言葉で表現することが多い。この言葉は『ゲキレンジャー』本編で「ジャン語」と呼ばれている。
      • 今回のサブタイトルにも使われている「ニキニキ」は「興味津々」、「ワキワキ」は「ワクワクする」に近い意味を持つ。
      • 「ズンズン」は「続いていく」といった意味で、『ゲキレンジャー』最終話のサブタイトルにも使われていた。
  • 「修行なんて本当はどこでもできるんだ。高みを目指し、学び、変わろうとする気持ち。……それさえあればな」
    • 『ゲキレンジャー』のキャッチコピーとして、OPのナレーションでも使われた言葉が、「高みを目指して、学び、変わる!」である。
    • ゲキレンジャーの師匠であるシャーフーは「暮らしの中に修行あり」をモットーとしており、その精神がジャンにも受け継がれている。

シャーフー

  • ゲキレンジャーの師匠であり、「激獣フェリス拳」の使い手。
    • 獣拳の師範として、主に「マスター・シャーフー」と呼ばれるが、ジャンからは「猫」呼ばわりされている。

外見

  • 猫のような姿をしているが、元々は人間であり、古代中国で獣拳の始祖の弟子として修行を積んでいた獣拳使い。
    • 獣拳が正義の「激獣拳ビーストアーツ」と邪悪な「臨獣拳(りんじゅうけん)アクガタ」に分かれるきっかけとなった「激臨の大乱」と呼ばれる戦いの際、獣拳の禁断の技である「獣獣全身変(じゅうじゅうぜんしんへん)」を使い、その代償としてほぼ不老となり人の姿を失った。
  • 腰から提げているトライアングルは、獣拳における「心・技・体」の理想のトライアングルを表すものであり、『ゲキレンジャー』本編では、ゲキレンジャーの修行の成果を認めたシャーフーが物語の締めに鳴らすことが多かった。


登場した技・用語等

激気注入(げきちゅうにゅう)/魂魂掌(こんこんしょう)

  • 技名は出ていないが、ゲキレンジャーに豪快チェンジしたゴーカイジャーが、パチャカマック13世の肩の腕を破壊する直前に繰り出した技は、この技と思われる。
    • 『ゲキレンジャー』本編でゲキレンジャーが使用した必殺技(ゲキワザ)であり、ゲキイエロー・ゲキブルーが「激気注入」でゲキレッドに自分の激気を注入し、ゲキレッドの掌より激気の塊を打ち出す技が「魂魂掌」である。
      • ただし今回の場合、『ゲキレンジャー』本編とは異なり、ゲキレッドからゲキブルー・ゲキイエローへ、ゲキブルーからゲキバイオレットへ、ゲキイエローからゲキチョッパーへという流れで激気を注入し魂魂掌を発動させている。

大いなる力

ゴーカイ大激激獣( - だいげきげきじゅう)

  • ゴーカイジャーがゲキレンジャーの大いなる力を引き出したことにより、使用可能になった技。
    • ゴーカイオーの5ヶ所のハッチから、『ゲキレンジャー』に登場した5体のマシンの幻影が飛び出し、相手を攻撃する技。
      • 胸部:ゲキレッド専用マシン(ゲキビースト)・ゲキタイガー。
      • 右腕:ゲキブルー専用ゲキビースト・ゲキジャガー。
      • 左足:ゲキイエロー専用ゲキビースト・ゲキチーター。
      • 左腕:ゲキバイオレット専用ゲキビースト・ゲキウルフ。
        • ゲキタイガー・ゲキジャガー・ゲキチーターの合体によるゲキレンジャーの1号ロボ・ゲキトージャの換装パーツでもある。
      • 右足:ゲキチョッパー専用マシン・獣拳神サイダイン。
        • 単独で3号ロボ・獣拳巨神サイダイオーへ変形することができるため、ゲキビーストとは違うものとして扱われている。