VS宇宙刑事ギャバン:復活怪人・登場レジェンド

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VS宇宙刑事ギャバン:復活怪人・登場レジェンド - (2012/02/29 (水) 03:24:00) の編集履歴(バックアップ)


※このページには映画本編のネタバレが多数含まれます。























復活怪人

  • いずれも『天装戦隊ゴセイジャー』の悪しき魂の幹部であり、魔空都市内の幻影として出現する。
    • オリジナルビデオ『帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー Last epic』でも、アグリ・モネ・ハイドがカモミラージュした姿として登場している。

惑星のモンス・ドレイク(わくせい - )

  • ゴセイジャーが最初に戦った悪しき魂「宇宙虐滅軍団ウォースター」の首領。
    • 蛾のような触角と羽を持つモンス星人であり、宇宙中から特殊能力を持つ凶悪な宇宙人たちを呼び寄せ、ウォースターを立ち上げた。
    • 名前の由来は映画化もされたSFテレビドラマ『スタートレック』。またウォースターの由来は映画『スター・ウォーズ』シリーズから。
  • 原典で声を担当した飯塚昭三は『ギャバン』本編においてギャバンの宿敵であるドン・ホラーを担当していた。
    • また同じくスーツアクターを担当した日下秀昭も、『ギャバン』本編でドン・ホラーのスーツアクターを担当している。

ビッグフットの筋グゴン( - きん - )

  • ゴセイジャーが2番目に戦った悪しき魂「地球犠獄集団・幽魔獣」の主幹部の一人。
    • 北米大陸のロッキー山脈に生息するとされる未確認動物・ビッグフットの正体。相棒であるブロブの膜インと並ぶ、幽魔獣の実質的トップ。確信を持ったことや強調したいことを3回繰り返して言う癖がある。
    • 名前の由来は映画『キング・コング』。また幽魔獣の由来は映画『U.M.A 2010』から。

10サイのロボゴーグ(てん - )

  • ゴセイジャーが3番目に戦った悪しき魂「機械禦鏖帝国マトリンティス」の皇帝。
    • 元々は、4500年前に滅んだ文明・マトリンティス文明の時代に生きていた古代人の科学者。人間の意識を機械の体に移すことで「不死の肉体」を手に入れるという、当時の科学水準を遥かに超えた技術の持ち主だったが、その天才的な才能が逆に周囲の人々に気味悪がられてしまい、疎まれていた。しかも地殻変動による天変地異で文明が崩壊の危機に陥った際、自分を疎んでいた人々が掌を返したように救いを求めてくる姿を見て人間の弱さに絶望し、「恐怖に弱い愚かな人間を恐怖で支配する」という思想の下に自らの意識を機械の体に移し、人間であることを捨てた。
      • 名前の由来は映画『ロボコップ』。ちなみに『ロボコップ』は『宇宙刑事ギャバン』からの影響を受けて作られた作品であり、バンダイにデザイン引用についての手紙が送られ快諾されたというエピソードがある。
        • また東映もこれを受けて『機動刑事ジバン』等のメタルヒーローシリーズに『ロボコップ』の要素を取り入れている。


登場したレジェンド

  • 四郎、大五郎は登場の際、ゴーカイチェンジを担当する者(ハカセ→四郎)(ジョー→大五郎)に発見される。
  • 以下の3名は作品が違う上に、演者が同じであるからこそ今まで共演が無かったが、今回同場面でコミュニケーションを交わしたことにより、三者の上下関係が明らかになった。(四郎>大五郎>烈)

曙 四郎(あけぼの しろう)

  • キャラクターの詳細については第44話参照。

外見

  • 第44話ではサンタクロースの衣装を着ていたが、今回は『バトルフィーバーJ』本編と同じくグリーンのシャツにブラウンのウエスタン調のベストを着用している。

青梅 大五郎(おうめ だいごろう)

外見

  • 基本的に劇場版1と同じだが、今回は刺繍の無い青いシャツを着用している。

ギャバン/一条寺 烈(いちじょうじ れつ)

  • 宇宙刑事ギャバンに変身する男性で、バード星人・ボイサーと地球人・一条寺民子の間に生まれたハーフ。銀河連邦警察所属の宇宙刑事であり、『ギャバン』本編において地球地区担当として地球を守る戦いを繰り広げ、その後は太陽系全体を担当する銀河パトロール隊隊長に昇格した。
    • 正確には「ギャバン」はバード星人としての本名であり、「一条寺 烈」は地球での活動において母の姓をとってつけた名前である。
      • 本作ではゴーカイジャーとの初対面で宇宙刑事ギャバンと名乗り、鎧や曙・青梅の二人にもギャバンとして知られているため、「一条寺 烈」の名が作中出ることはない。
    • 『特捜戦隊デカレンジャー』放映時に行われたアトラクションショー・『特捜戦隊デカレンジャーバトルステージ 〜エマージェンシー! 伝説の宇宙刑事〜』では、同じ宇宙の警察官という繋がりでデカレンジャーと共演しており、デカマスターの変身者であるドギー・クルーガーの親友であり宇宙警視総監を務めているという設定で登場している。
      • このことから、ドギーの声優・稲田徹はこの設定を生かしての出演を希望していたが、ドギーまで絡めると映画の尺が足りなくなると見送られたらしく、その旨をツイッターで報告している。
        • ただし、ギャバンが宇宙刑事であると知ったアイムが「ゴーカイジャーの冤罪はデカレンジャーが晴らしてくれた」という旨の発言をしており、本作でもギャバンとデカレンジャーが似た立場にあるという点については踏まえられている。

外見

  • 左肩部分にチェーンの付いた、ブラウンの革のジャンパーを着た姿は『ギャバン』本編と同じ。

言動

  • ギャバンブートレグの拷問に耐える烈
    • 烈(ギャバン)の父・ボイサーは、親友である科学者・星野博士が開発したプラズマエネルギー装置の秘密を知ったことから、その装置を利用しようと企み星野博士を暗殺した宇宙犯罪組織マクーに拉致され、長年に渡り装置の秘密を聞き出そうとするマクーの拷問を受け続けていた。
      • 『ギャバン』第43話でボイサーは息子・烈によって助け出されるが、装置の秘密が自分の掌に特殊な(一定以上の体温がある限り、つまり生きている限りは色が浮き上がらず読み取れない)インクで残されていることを知っていた彼は、死より辛い拷問や自白剤の投与にも屈さずひたすら耐え続けたことで既に身体が限界に達しており、烈との再会から程なくして息を引き取った。


魔空監獄の囚人

ヤツデンワニ

  • 爆竜戦隊アバレンジャーの敵組織・邪命体エヴォリアンに所属する怪人・トリノイドの第12号。
    • 「トリノイド」はエヴォリアンの幹部・創造の使徒ミケラが「動物」「植物」「それ以外の何か」を掛け合わせて作り出す怪人で、ヤツデンワニは「ワニ」「ヤツデ」「電話」を掛け合わせたトリノイドである。
    • 敵怪人として登場したものの、アバレキラー・仲代壬琴に叩きのめされ仲間にも見捨てられるという散々な目に遭い、彼のお手伝いとしてこき使われる破目になった。しかしなんだかんだ言いつつも人間世界に順応していき、アバレイエロー・樹らんるに一目惚れしていたこともあり、最終的には恐竜やで働くこととなる。
      • その後Vシネマ『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』で再登場の際には、カレーチェーン店となった恐竜やの社長に昇進し、元の店長であった杉下竜之介を顎で使う関係になっていた。

妖幻密使バンキュリア(ようげんみっし - )

  • 魔法戦隊マジレンジャーの敵組織であった地底冥府インフェルシアの幹部。
    • 不死の力を持つ吸血鬼(真祖・クイーンヴァンパイア)であり、不死ゆえの退屈や孤独を紛らわすために「ナイ」と「メア」という2人の少女に分身して活動することもある。『魔法戦隊マジレンジャー』最終話で改心しマジレンジャーの面々と和解してからは、インフェルシアの再建・改革に尽力していた。

ダークシャドウ

  • 轟轟戦隊ボウケンジャーが戦ったネガティブシンジケートの一角。
    • 古くは「影の衆」と呼ばれた忍者の末裔。表向きは「DSカンパニー」という会社を名乗り、プレシャスが生み出す様々な利益を狙い社会の陰に隠れて活動している。
    • ネガティブシンジケートでは唯一経済的利益を目的に動く組織であり、他の組織ほど積極的にボウケンジャーと戦おうとはしなかったため、裏切った闇のヤイバを除いて倒されることなく存続し、Vシネマ『獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー』にも登場した。
      • 所属する怪人のモチーフは、『忍者戦隊カクレンジャー』や『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場するロボやマシン、そのほか作品に関係なく中型ロボ、小型ロボ、母艦ロボをモチーフとしたものが多い。

幻のゲッコウ(まぼろし - )

  • ダークシャドウの頭領。
    • 強力な忍術の使い手であり、名前どおり幻を作り出す忍術のほか、彼らの組織の怪人・ツクモガミの生成や巨大化も行う。
    • 数百年前の「影の衆」最強の忍者であったが、里を襲撃した「魔鳥」という怪物を自らの肉体に封印したため、フクロウのような姿に変じた。
      • 『ボウケンジャー』終盤で部下であった闇のヤイバが魔鳥の封印を解き破滅の危機を招いたが、ボウケンジャーにより再度封印された。
  • モチーフは『カクレンジャー』のサポートロボ・ツバサマル。

風のシズカ(かぜ - )

  • ダークシャドウの三番手(現在は闇のヤイバが死亡したため二番手)のくノ一。
    • 変装を特技とし、「DSカンパニー」としての交渉など対外的な活動は彼女が担当する。
    • ボウケンブルー・最上蒼太とは対立する立場ながら気にしているようで、『ゲキレンジャーVSボウケンジャー』では彼と対面した際にツンデレ振りを発揮していた。
  • モチーフは『カクレンジャー』の2号ロボ・隠大将軍。

バエ

  • 獣拳戦隊ゲキレンジャーの戦いを見守ってきた激獣フライ拳の拳士。
    • シャーフーと同じ古代中国の獣拳使いであり、彼と同じように激臨の大乱の際に禁断の技である「獣獣全身変」を使用したが、バエの場合は技が不完全であったために小さな蠅男の姿となってしまい、敵である臨獣拳の拳士・メレに呑み込まれるというあっけない最期を遂げた。『ゲキレンジャー』本編でメレが黒獅子リオ(理央)によって蘇らされた際、メレの胃の中で朽ちていた彼も一緒に蘇った。
      • メレと一緒に蘇った影響により、新たな命を得たとはいえメレの傍を離れると生命を維持できない状態になっており、一部の激獣拳関係者からは臨獣拳に寝返ったと勘違いされるが、後にメレの影響下から解放され、『ゲキレンジャー』最終話ではゲキバイオレット・深見ゴウと一緒に旅に出た。
        • 『炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』では、旅先でゴウと別れたあとインド経由で日本に戻ってきたらしく、頭にターバンを巻いた姿で登場した。
      • 巨大戦を実況することを趣味とする巨大戦マニアの一面も持っており、『ゲキレンジャー』において巨大戦が始まると、バエが普段の居場所であるメレの胃の中から飛び出し勝手に実況を始めるという流れがお約束のようになっていた。
      • 前述のようにメレとは敵同士なのだが、理央を誰よりも愛するメレが自分と一緒に理央に蘇らされたバエを「愛の一部」と見なしていたため、時折「うるさい小蝿」などと罵られることはあったものの共存していた。

ガイアーク3大臣

  • 炎神戦隊ゴーオンジャーの敵組織・蛮機族ガイアークの当初の幹部。
    • ヨゴシュタインは『炎神戦隊ゴーオンジャー』GP-36(第36話)においてゴーオンレッドとの一騎打ちの末に敗れて死亡し、キタネイダス・ケガレシアはヨゴシュタインの死後、冷酷なヨゴシュタインの父・総裏大臣ヨゴシマクリタインとの確執から彼に反逆し、ヨゴシマクリタインによって粛清された。
      • その後の『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー』に登場した際は、汚い環境を好む蛮機族であるために三途の川の環境が気に入ったらしく、成仏もせずに三途の川でのんびりと暮らしていた。
        • 今回も『シンケンジャーVSゴーオンジャー』と同じく頭に三角巾を付けた(幽霊)姿で登場する。

害地大臣ヨゴシュタイン(がいちだいじん - )

  • ガイアーク3大臣の実質的なリーダーで、『ゴーオンジャー』のED後に行われていたミニコーナー・ゴーオンゼミナール(第35話分)によると、本名はバロン・ヨゴレックス・ド・シュタイン。武器は「ヨゴシュピア」という巨大な槍。口癖は語尾の「~ナリ」。
    • ヒューマンワールド(地球)侵略を企む悪の幹部ではあるが、キタネイダス・ケガレシアとは深い信頼で結ばれているなど、父とは似ても似つかない仲間思いな一面の持ち主でもあり、部下からも信頼されていた。
      • しかし、腹心である害地副大臣ヒラメキメデスをゴーオンジャーとの戦いで失ったショックから人情を拒絶し強さに執着するようになり、鬼のような戦いぶりで一時はゴーオンレッド・江角走輔を仮死状態にまで追い込んだものの、復活した走輔との一騎打ちの末に敗れ去った。

害気大臣キタネイダス(がいきだいじん - )

  • ガイアーク3大臣の頭脳派で、彼らが送り込む怪人・蛮機獣を巨大化させる「ビックリウムエナジー」も開発している。武器は「キタネイバー」という杖。口癖は語尾の「~ゾヨ」。

害水大臣ケガレシア(がいすいだいじん - )

ジェラシット



特命戦隊ゴーバスターズ(とくめいせんたい - )

  • 2012年に登場の36番目のスーパー戦隊。劇場版0でのゴーカイジャーと同じく、放送開始前のお披露目となる。
    • レッドバスター(桜田ヒロム)、ブルーバスター(岩崎リュウジ)、イエローバスター(宇佐美ヨーコ)の3人で結成されている。
      • さらに各々に「バディロイド」というパートナーロボットのチダ・ニック(レッド)、ゴリサキ・バナナ(ブルー)、ウサダ・レタス(イエロー)がいる。
        • 本作で登場しているのはバイクモードのチダ・ニックのみ。
    • 同作の世界観は「新西暦2012年の地球の日本によく似た別世界」とされており、『ゴーカイジャー』や他のスーパー戦隊作品と世界観を共有していないことを示唆している。
      • 『電子戦隊デンジマン』の正式な続編として制作された『太陽戦隊サンバルカン』、及びシリーズ35周年の特別作品である今作『ゴーカイジャー』と除けば、スーパー戦隊シリーズは基本的に複数作品が世界観を共有することがないため(VSシリーズにおける新旧戦隊の共演はあくまで特別であり、ほとんどの場合はそれぞれの本編と比べて明らかな矛盾や設定の食い違いがある)、ある意味では通常の戦隊作品に戻ったということになる。
      • ただしMission1(第1話)ではヒロムの読んでいた新聞に「浅見グループ」(『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムレッド・浅見竜也の父・渡が牛耳る企業グループ)の名が載っているという、過去作を意識した小ネタも仕込まれている。
        • なお『タイムレンジャー』は『ゴーバスターズ』と同じく小林靖子がメイン脚本家を務めた作品である。
    • 劇場版4にも登場する。