#contents ---- *サブタイトル -『魔法戦隊マジレンジャー』のサブタイトルと同じく、「○○ 〜その回に登場する呪文〜」という形になっている。 --『マジレンジャー』のStage 1(第1話)のサブタイトルは「旅立ちの朝 〜マージ・マジ・マジーロ〜」。 -「勇気を魔法にかえて」という言葉は、マジグリーン・小津蒔人のキャラクターソング「Mr.Green ~地平線~」の一フレーズと同じである。また、『マジレンジャー』本編におけるマジレンジャーの名乗りシーンでは、ラストで「溢れる勇気を魔法に変える!」というフレーズが使用されている。 ---- *BGM -魁がマーベラスたちの前に姿を現した際のBGMは、『マジレンジャー』のBGM(劇伴)である「勇気は不死鳥」。 --[[レジェンド回における豪快チェンジ>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/20.html#id_1c3e068a]]では、OP曲のインストゥルメンタルバージョン(及びそのアレンジ)が流れるが、今回はそれ以外の過去のスーパー戦隊のBGMが使われた。 ---なお、『マジレンジャー』本編で音楽を担当したのは、『ゴーカイジャー』で音楽を担当する山下康介であるため、OPのインストゥルメンタルバージョン以外のBGMが使用できたと考えられる。 ----ただし、『侍戦隊シンケンジャー』とのクロスオーバーを果たした『仮面ライダーディケイド』では、全て音楽担当者が違うにもかかわらず、第14話から第16話では『仮面ライダー電王』の、第16話でのみ『仮面ライダーカブト』のBGMが流用された。 ---- *行動隊長サラマンダム -『マジレンジャー』に登場する怪人の殆どがファンタジーに登場する空想上の生物がモデルになっている。 --サラマンダムのモデルは四精霊の一「サラマンダー」であり、火を司る事も共通している。 ---- *新しい魔法 -『マジレンジャー』本編における魔法の習得の主な方法は、マジレンジャーのメンバーが勇気ある行動で(敵の作戦を止めるなど)問題を解決したとき、「天空聖界マジトピア」という魔法の国からその様子を見守っていた[[天空聖者>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/39.html#id_5c08f598]]がその勇気を認め、新しい魔法(呪文)を使う許可を与えるというもの。そのため、クライマックスにおいて新しい魔法が授けられるという流れが恒例になっていた。 --新たな魔法が使えるようになると、マジレンジャーの変身アイテムであり、画面部分を展開して伸ばすことで魔法の杖(ワンド)の役割を果たす魔法携帯・マージフォンが鳴り、そのことがマジレンジャーに伝えられる。 ---ちなみに、『マジレンジャー』本編ではマージフォンが鳴る描写はあるものの、新しい魔法の呪文の授与方法がメールであるとは明言されていなかった。 ---- *登場したレジェンド **小津 魁(おづ かい)・フレイジェル -『魔法戦隊マジレンジャー』のマジレッドと炎を司る天空聖者。[[魔法戦隊マジレンジャー]]を参照。 ---- *豪快チェンジ -オールカラーはジョーとルカ、アイムの3人が変身。 **オールブラック(アバレブラック/ニンジャブラック/ゴーオンブラック) -メンバーに遅れて合流したブラック戦士。 --マジレッド・小津魁も、マジレンジャーに変身できるようになったのが他の4人の兄姉達に遅れての事である。 -変身した戦士は地底冥府インフェルシアの幹部と共通している。 --さらにジョーとアイムが変身した戦士は『デカレンジャー』のデカマスターことドギー・クルーガーと共通しており、ドギーはマジマザー・小津美雪の親友である。 ***爆竜戦隊アバレンジャー(アバレブラック) -変身者はジョー --アバレブラック・アスカはジョーと同じく、異世界の剣士。 ---デカマスターのドギー・クルーガーはアスカと同じく剣士である他、「地獄(インフェルノ)」と関係ある人物。 ----ドギーは「地獄の番犬」という異名を持ち、アスカはダイノスラスターを使った技(ファイヤーインフェルノ等)を使用する。 -アスカの妻子・マホロとミコトが敵に洗脳され、破壊の使徒ジャンヌと黎明の使徒リジェ(リジュエル)になってアスカと敵対していたように、小津5兄妹の父・小津勇も敵に洗脳され、魔導騎士ウルザードになって小津5兄妹と敵対していた。 --アスカも暗黒の鎧の呪いで狂戦士になり、アバレンジャーに襲いかかった事がある。 ---劇場版『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』ではバーサーカー(狂戦士)・グルームが登場する。 -アスカが原典の第1話で変身アイテムのダイノハープを損傷したことで、地球でアバレンジャーを結成した頃は変身できずにいたように、魁も原典の第25話で形のないものでも「盗む」能力を持った敵怪人・冥獣人シーフのガストンに「勇気」を盗まれて、変身できなくなったことがあった。 ***忍者戦隊カクレンジャー(ニンジャブラック) -変身者はルカ --ルカが担当するニンジャイエローの元の変身者・セイカイはニンジャブラック・ジライヤと同じく、第2話から登場しており、セイカイが同話、ジライヤが次の第3話で仲間に加わった。 -ニンジャホワイト・鶴姫が白面郎と化した父・義輝と戦ったように、小津5兄妹も父・小津勇が洗脳されたウルザードと戦った。 -妖幻密使バンキュリアはインフェルシアの女スパイであり、カクレンジャーのモチーフである忍者もスパイのような仕事をする。 ***炎神戦隊ゴーオンジャー(ゴーオンブラック) -変身者はアイム --前述のルカが豪快チェンジしたニンジャブラック同様にチーム内では5人目のブラック。 -ゴーオンブラック・石原軍平とゴーオングリーン・城範人は第1話から登場しており、次の第2話から加入した。 -アイムがゴーカイガン二挺をメインに使うように、ゴーオンブラックも共通武器と個人武器でそれぞれ二挺の銃を使う。 -『マジレンジャー』が兄妹戦隊であるように、『ゴーオンジャー』にもゴーオンウイングスという兄妹戦隊がいる。 -ウルザードのモチーフとなった狼(狼男)はゴーオンブラックのモチーフとなったシェパードと同じく、イヌ科の動物である。 --ドギーは地球署に所属する警察官であり、犬をモチーフにしたアヌビス星人。 **オールホワイト(ビッグワン/ガオホワイト/ホワイトスワン) -ホワイト戦士。ガオホワイトとホワイトスワンは本編で最初から登場し、ビッグワンは『ジャッカー』中盤で登場した。 --マジマザー・小津美雪は『マジレンジャー』Stage 1(第1話)から登場し、次のStage 2(第2話)で消息不明になった。その後、中盤で再び登場した。 -変身した戦士はマジレンジャーの初期メンバーと共通している。 --さらにジョーとアイムが変身した戦士は『デカレンジャー』のデカスワン・白鳥スワンと共通しており、ドギーと同じくスワンも美雪の親友である。 ***ジャッカー電撃隊(ビッグワン) -変身者はジョー --ビッグワン・番場壮吉役の宮内洋は『秘密戦隊ゴレンジャー』でアオレンジャー・新命明を演じた。 ---マジブルー・小津麗は母親(美雪)似であり、近い属性(麗が水、美雪が氷)を持ち、水晶玉を使って占う。 ---『マジレンジャー』で魁役の橋本淳が歌った挿入歌『勇気はフェニックス』は宮内洋が主演した『仮面ライダーV3』のOP主題歌『戦え!仮面ライダーV3』にメロディが類似している部分がある他、どちらも作曲者は菊池俊輔である。 -『ジャッカー』は『マジレンジャー』と同じく、戦士がマントを着用している(ウルザードファイヤーとマジマザーは着用していない)。 -ビッグワンは「白い鳥人」という異名を持っており、デカスワン・白鳥スワンは白鳥をモチーフにしたチーニョ星人である。 ***百獣戦隊ガオレンジャー(ガオホワイト) -変身者はルカ --ルカはゴーカイジャーには3番目に加入したように、ガオホワイト・大河冴はガオレンジャーには3番目に加入した。 --また、レジェンドで「ホワイト」と名のつく戦士としては、ガオホワイトは「3人目」である。 -冴はマジレッド・小津魁と同じく、本編では高校生だった。 -『ガオレンジャー』は『マジレンジャー』と同じく、初期メンバーが金色の携帯電話で変身を行う。 ***鳥人戦隊ジェットマン(ホワイトスワン) -変身者はアイム --ホワイトスワン・鹿鳴館香はアイムと同じく、上流階級出身。 -デカスワンはホワイトスワンと同じく、白鳥をモチーフにした女性戦士。 -ジェットマンとマジレンジャーは『初期メンバーが男性3人と女性2人』、『メンバーの恋愛』の他に以下の共通点がある。 --レッドホーク・天堂竜の恋人である藍リエは次元戦団バイラムに捕らわれ、幹部・マリアになったように、劇場版『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』では魁の恋の相手・山崎由佳もバーサーカー・グルームに攫われ、グルームの花嫁にされそうになった。 --『ジェットマン』終盤で竜と香が結婚したように、『マジレンジャー』でも終盤で麗とマジシャイン・ヒカルが結婚した。 --『ジェットマン』は等身大ジェットフェニックス、『マジレンジャー』はファイブファンタスティックファイヤーと、初期メンバーの5人が一体化して火の鳥となる必殺技がある。 --『ジェットマン』には鳥をモチーフにしたロボットが登場しており、『マジレンジャー』にもフェニックス、ガルーダ、ファイヤーバードと、鳥をモチーフにしたマジマジンが登場する。 **魔法戦隊マジレンジャー -豪快チェンジの際、マジレンジャーの変身ポーズ(マージフォンを空に掲げるポーズ)のように、モバイレーツを空に掲げている。 --レジェンド回では、その回で扱われたレジェンドの変身バンクの演出が再現されるが、『マジレンジャー』の場合は変身ポーズと変身バンクの繋がりが深い(バンク映像に入ってすぐに変身ポーズを解くのではなく、数秒間ポーズを取り続ける)ため、変身ポーズも含めて再現されている。 ---- *登場した技・用語等 **グランドインフェルノ -『爆竜戦隊アバレンジャー』でアバレブラックが使う必殺技。 --専用武器であるサーベル・ダイノスラスターを地面に突き刺すことで地割れを起こす。 **カウルレーザー/マンタンガン -『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する武器。 --マンタンガンはゴーオンジャー全員が使用する武器で、ロッドモードにも変形可能な給油ノズル型の実弾銃。 --カウルレーザーはゴーオンブラックの専用武器で、自動車の防風部(カウル)をモチーフにしたレーザーガン。 ---ゴーオンブラックにはカウルレーザーを使用した「レーザーハイビーム」という必殺技があるが、今回は未使用。 **抜け身の術(ぬけみのじゅつ) -『忍者戦隊カクレンジャー』でカクレンジャーのメンバー全員が使う忍術。 --ダメージを負ってその場に倒れ込んだように見せかけ、スーツだけを残し脱出する技。 ---カクレンジャーのメンバーは、変身前でもこの技を使うことができた。 **大地隠れの術(だいちかくれのじゅつ) -地中に身を潜めて敵に奇襲をかける。 **隠流・流れ星(かくれりゅう・ながれぼし) -カクレンジャーのニンジャブラックが使う必殺技。 --手にした忍刀・秘剣カクレマルで五芒星を描くように斬り付ける。 **スワニーアタック -『鳥人戦隊ジェットマン』でホワイトスワンが使用する必殺技。 --手に装備されたナックル・ウィングガントレットで強烈なパンチを叩き込む。 **ベルクロー -ガオレンジャーのガオホワイトが使用した技だが、『百獣戦隊ガオレンジャー』本編には登場しない『ゴーカイジャー』オリジナルの技。 --スーツの手袋部分に装備された鋭い爪で縦横に引き裂く。 ---なお、背景に表示されたマークは虎の絵と「BELLE TIGER(麗しの白虎・ガオホワイトのキャッチフレーズ)」の文字をあしらったガオホワイトのパーソナルマークであり、ガオホワイト・大河冴のジャケットには同じマークが入っている。 ----『ガオレンジャー』本編でも、必殺技の際にパーソナルマークが浮かび上がる演出がされていた。 **ビッグワン・フィニッシュ -ジャッカー電撃隊のビッグワンが使用する必殺技。『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』で使用した技であり、『ジャッカー電撃隊』本編には登場しない。 --手にしたステッキ(ビッグ・バトン)に核・電力・磁力・重力の4大エネルギーを込めて殴り付ける。 ---なお、4大エネルギーはジャッカー電撃隊に所属する4人のサイボーグ(ビッグワンを除く)がそれぞれ使用している動力源であり、ビッグワンは4大エネルギー全てを使うことができる。 **グリーングランド/ピンクストーム/ブルースプラッシュ/イエローサンダー/レッドファイヤー -マジレンジャーの5人がそれぞれ放つ、各属性の力を込めた必殺技。 --本来はそれぞれ発動に必要な呪文があるが、省略されている。 --この5つの必殺技の名前は「魔法戦隊マジレンジャー(『マジレンジャー』OP)」の歌詞にも登場している。 ---- *大いなる力 **マージ・マジ・ゴー・ゴーカイ -ゴーカイジャーがマジレンジャーの大いなる力を引き出したことで使用可能になった魔法の呪文。 --ゴーカイジャーオリジナルの必殺技で、相手を拘束する効果を持つ。 **マジドラゴン -マジレンジャーの大いなる力により出現したドラゴン型ゴーカイマシン。 --『マジレンジャー』本編に同名のマシンが登場している。マジレンジャーの1号ロボ・マジキングを構成する5体のマシンはマジレンジャーの5人が「魔法大変身」で変身した姿(つまり厳密にはマシンではない)であり、マジレッド以外の4人が合体した姿が『マジレンジャー』における「マジドラゴン」である。 ---ちなみに『マジレンジャー』本編に登場するマジドラゴンは黒を基調にしたカラーリングだが、『ゴーカイジャー』に登場するものは赤がメインのカラーリングとなっており、デザインも若干アレンジされている。 **マジゴーカイオー -ゴーカイオーとマジドラゴンが合体した魔法戦闘形態。マジドラゴンの翼により飛行し、様々な魔法を使用することが可能となる。 **ゴーカイマジバインド -マジゴーカイオーの必殺技。 --敵を魔法陣で拘束し、上空から降り注ぐ魔法の光で粉砕する技。登場する魔法陣のデザインは『マジレンジャー』本編に登場したものを踏襲している。