第6話:一番大事なもの

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第6話:一番大事なもの - (2013/09/07 (土) 07:17:06) のソース

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*春日井高蔵と小牧
-今回の話に登場する親子。
--愛知県に「春日井」「小牧」「高蔵寺」という名前の駅が存在する。
---『ゴーカイジャー』のメイン脚本家である荒川稔久は愛知県出身であり、自身の作品に愛知県にまつわる小ネタを入れることが多い。
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*仮面ライダーW
-スーパー戦隊シリーズとの関係はないが、この話に登場する小道具にはスーパー戦隊シリーズと同じ東映とテレビ朝日のタッグによる特撮作品・平成仮面ライダーシリーズの第11作である『仮面ライダーW』に関係するモチーフが散りばめられている。
--なお、『W』には、死神博士のガイアメモリが存在していたり(『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド』)、スノーマンの改造素体が登場していたり(『W』本編第42話)、ショッカーが存在していたり(『恐怖の地球温暖化計画』)、7人ライダーとダブルが登場する映画が作られたり(『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ』)というように、昭和ライダーシリーズと同一世界という可能性を示唆した作りとなっていた。
**高蔵のブラックカード
-カード会社名の「CJX」は仮面ライダーダブルの最強形態である「サイクロンジョーカーエクストリーム」の略称と同じ。
--更に、右下の三色旗状のロゴの色は上から緑・白・黒となっており、サイクロンジョーカーエクストリームのボディの色(緑・銀・黒)と同じである。
-左上のICチップ部分が、『W』で怪人(ドーパント)となる人間が身体に刻んでいる生体コネクタと同じ模様。
-MEMBER SINCE(会員資格の取得年)として記載されている「2009」は、『仮面ライダーW』の放送開始が2009年であることから。
**小牧の部屋の雑誌
-小牧の部屋でルカが床から拾い上げてベッドに放った雑誌が「Futo Walker(風都ウォーカー)」。
--『W』は架空の街・風都(ふうと)を舞台としており、『W』本編にも同名の雑誌が小道具として登場している。
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*行動隊長ナノナノダ
-名前にもついている「なのだ」を語尾に付けて話す。
**言動
-金を盗もうと企む
--ナノナノダの声を演じた高木渉は海賊を題材にした漫画『ONE PIECE』のアニメ版で海賊の船長・ベラミーの声を演じた。
---ベラミーは冒険者の金塊を奪うが、冒険者と友達になった主人公に取り戻され、失敗に終わる。その後、ベラミーは王下七武海の一人によって処刑された。
-「1たす2たす? 1たす2たす?」
--「1たす2たすサンバルカン(『太陽戦隊サンバルカン』後期ED)」の歌詞、「1たす2たすサンバルカン」から。これに続けるようにバルパンサーに豪快チェンジしたルカが「サンバルカン!」と言っている。なお、このフレーズは『ゴ―カイジャー』の[[ED>http://www45.atwiki.jp/gokaiger/pages/18.html#id_23b88521]]にも引用されている。
---DVD&BD2巻収録インタビュー「ゴーカイトーク」より、ルカ役の市道がアフレコを行った時点で、高木渉のアドリブとして「1たす2たす? 1たす2たす?」という台詞が入っており、市道がそれに合わせたということが判明した。
-「スペードダイヤハートクラブ、ヘイヘイヘイ」
--「ジャッカー電撃隊(『ジャッカー電撃隊』OP)」の歌詞、「スペード ダイヤ ヘイヘイヘヘイ」「ハートに クラブ ヘイヘイヘヘイ」から。
-「宇宙まで来ちゃったよ…」
--こちらはスーパー戦隊とは関係なく、高木渉が『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』シリーズで演じていた、チータスの台詞「高尾まで行っちゃったよ…」のセルフパロディと思われる。
---同作は海外制作のアニメで、日本語への吹き替えの際にアドリブが頻発していたことでも知られており、問題の台詞も原語版では単に通り過ぎて戻ってきただけのシーンに、中央線の電車に乗っていて寝過ごしてしまったかのようなフリを入れたアドリブである。上述の通り、本作でもその『ビーストウォーズ』のようにアドリブを入れていた様子が見受けられる。
----ちなみに[[第8話>第8話:スパイ小作戦]]と[[第44話>第44話:素敵な聖夜]]に登場した行動隊長も同シリーズの出演者であり、彼らも非常にアドリブ色の強い演技が見られた。
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*巨大戦
-デカゴーカイオーとなっているのは、以下の通り。
--今回登場したナノナノダの声を演じた高木渉はアニメ『名探偵コナン』で警視庁の刑事・高木渉と少年探偵団の一人・小嶋元太の声を一人二役演じた。
---なお、『名探偵コナン』に登場するヒロイン・毛利蘭は元刑事の父と二人で暮らしている(母は別居中)。
--『デカレンジャー』のデカイエロー・礼紋茉莉花(ジャスミン)は子供の頃、超能力を持った事が原因で両親に捨てられた過去を持つ。その後、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では両親から「会いたい」という手紙が届き、当初は自分を捨てた両親と会いたくないと拒んでいたが、マジブルー・小津麗の説得により両親と会う事を決意した。
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*豪快チェンジ(ルカのみ)
-今回は親子(父と子)に関係ある戦隊に変身。
**太陽戦隊サンバルカン(バルパンサー)
-『サンバルカン』本編と同じく名乗りポーズを行っているが若干アレンジされている。
-バルパンサー・豹朝夫も『サンバルカン』第38話で今回のゲストである春日井親子同様に父と子の話が描かれた。
**轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンイエロー)
-専用武器(ボウケンアームズ)であるバケットスクーパーを装着した状態で名乗りポーズを行った。
-今回の話でルカの過去が一部明かされたが、ボウケンイエロー・間宮菜月は記憶喪失であり、古代文明・レムリア文明の生き残りであり生まれた直後に眠りに就かされていた(そのため最初から記憶が存在しなかった)ということが明かされるまで過去が謎に包まれていた。
--ボウケンジャーに登場した大剣人ズバーンはレムリア文明のプレシャス・黄金の剣である。
-劇場版『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス』でも父と子の絆が描かれており、ボウケンレッド・明石暁の父親である虹一が登場した。
**救急戦隊ゴーゴーファイブ(ゴーイエロー)
-最初に敬礼を行っているが、これはゴーイエロー・巽大門が所属する救急戦隊ゴーゴーファイブの名乗りに敬礼のポーズが含まれているため。
-ゴーゴーファイブは父・世界(モンド)を司令官に持つ兄弟戦隊であり、ゴーゴーファイブに変身する巽家は「信じ合うのが、家族です」をキャッチフレーズとしている。
**激走戦隊カーレンジャー(イエローレーサー)
-ナノナノダのネーミングが『激走戦隊カーレンジャー』に登場する敵組織・宇宙暴走族ボーゾックに所属する幹部以外の怪人の名前の法則に沿ったような名前になっていることから。
-ゴーカイイエローがゴーイエローからイエローレーサーに豪快チェンジした際、『カーレンジャー』でカーレンジャーが名乗りシーンの最後に戦隊名を名乗る際のポーズを取っている。
-カーレンジャーを支援するダップはVRVマスターとして生きていた父親と再会した。
*豪快チェンジ
**ジャッカー電撃隊
-ルカ以外のメンバーで変身。
--『ジャッカー』はスーツカラーにイエローが使用されなかった最初のスーパー戦隊であり、今回の豪快チェンジはビッグワンが加入する前の初期メンバーのみの状態が再現された。
---ゴーミンを倒しつつ名乗った際のポーズは『ジャッカー』本編の名乗りポーズを若干アレンジしたもの。
-ハートクイン・カレン水木は父親を犯罪組織クライムに殺されたことが元でジャッカーになった。
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*登場した技・用語等
**ゴーブラスター
-『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の後期で使用された、ゴーゴーファイブの武器。
--ノーマルモード・レスキューモード・ハイパーモードの3つの使用形態を持つ銃であり、今回使用されたレスキューモードでは光のロープ・エネルギーロープ、冷凍弾・フリーズショット、拘束リング・エネルギーリング、ネット弾などの各種エネルギー弾を発射可能。 
**ジャッカーハリケーン
-『ジャッカー』の前期で使用されていた必殺技。
--ジャッカーの4人が腕を組んで風車のようなフォーメーションを作り、高速回転しながら周りの敵を吹き飛ばす。
---余談だが、偶然にも『ジャッカー』本編でジャッカーハリケーンが登場したのも第6話からである。