劇場版4:仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

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劇場版4:仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 - (2014/12/17 (水) 16:29:26) のソース

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*TV本編との関係
-今作で明確に時間が出るのはアカレンジャーをデンライナーで連れて来た「2012年4月21日」となる。
--2012年4月21日は劇場版4が全国の劇場で上映開始となった日である。
--下記の通り、「2012年4月21日」と設定されていることで、TV本編とは矛盾が見られる作品が存在する。
---こういった時間関連の矛盾は『ディケイド』関連作品によくみられることであり、オリジナルキャストを使った『電王』もあえて主人公(野上良太郎)の年齢を矛盾した設定にすることで、パラレルワールドである事を示唆している。
-『海賊戦隊ゴーカイジャー』TV本編との関係
--本編との関係は最終回(および[[劇場版5>劇場版5:特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー]])後と思われる(劇場版5でザンギャック本星到達から地球帰還までの流れが語られている)。
---本作では、[[最終話>最終話:さよなら宇宙海賊]]で手放したはずのゴーカイジャー以外のレンジャーキーがなぜかマーベラスの手元にあり、その理由が一切説明されていないが、劇場版5では鎧がレジェンドに頼みレンジャーキーを再び集めている。
----歴代戦隊及びライダーが勢揃いしたあとはゴーカイジャーのキーとイレギュラーなオーズキー以外は登場しておらず、更にマーベラス以外のメンバーが一切豪快チェンジをしていないことから、マーベラスが「ディケイドに倒された戦隊の力を回収した」という名目で一時的に力を借りていたと思われる。
---本編最終回および劇場版5では、ザンギャックとなっているのに対し、本作では大ザンギャックとなっている事からもそれが伺える。
--『ゴーカイジャー』本編で明確な時間が出るのは[[第40話:未来は過去に]]の過去の時間「2010年10月2日」のみであり、[[劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦]]にあったようにレジェンド大戦から3年後が『ゴーカイジャー』本編という事が事実であれば、「2012年4月21日」はまだゴーカイジャーが地球に来てすらいない時期であり、またそれ以前のスーパー戦隊も力を失っていた時期という事がわかる。
-『特命戦隊ゴーバスターズ』TV本編との関係
--1号ロボであるゴーバスターオーが登場していることからMission6(第6話)以降と思われる。
---追加戦士となるビートバスター、スタッグバスターが登場せず、存在にも触れられないことから、彼らが初登場するMission14までの間と推測される。
----時間的には先の劇場版5でビート&スタッグバスターがいるので一見矛盾しているようだが、ビートバスターに関しては劇場版5以降の最終決戦で消滅したことから登場していなくても間違いとは言えない。
---『ゴーバスターズ』本編は「新西暦」なのでパラレルワールドである可能性もある。
-『仮面ライダーディケイド』TV本編との関係
--劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』で上映された『仮面ライダーディケイド 完結編』および最終エピソード『MOVIE大戦2010』後と思われる。
---『ディケイド』TV本編と『完結編』の間には細かな矛盾点があり、直接は繋がらない。士と対峙した海東が『ディケイド 完結編』の展開を踏まえた「これからは自分の世界を写すんじゃなかったのか」という台詞を口にしていることから、TV本編ではなく『ディケイド 完結編』と繋がっていると思われる。
----ただし、『ディケイド』TV本編と『完結編』の関係は、完全なパラレルワールドというよりはスーパー戦隊シリーズにおける本編とVSシリーズの関係に近い(細かな矛盾点はあるが、話の流れとしては繋がっている)。
----インタビューでは、『ディケイド』TV本編はループしているため、『完結編』にはつながらないとされている(正確にはループしているわけではなく『ディケイド』最終話の戦いが『ディケイド』第1話の夢につながるだけであるため、正夢や予知夢に近い)。
---劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』は、共演する『仮面ライダーW』の第12話と第13話の間の出来事とされ、『仮面ライダーフォーゼ』は第2話で、『仮面ライダーW』の第44話と第45話の間の出来事(『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』の事件)について過去の事件として触れられていることからも、『MOVIE大戦2010』以降ということがわかる。
-『仮面ライダーフォーゼ』TV本編との関係
--マグネットステイツが登場していることから第20話以降と思われる。
---劇中では、『フォーゼ』第26話で学園を卒業しOBとなったはずの大文字隼が制服代わりのスタジャンを着ている(時間軸が隼たちの卒業前と思われる)描写があるが、上記の通り4月21日前後の話でありパンフレットでは第29話以降の設定が記載されているため確定はできない。
---尚、本作と同時に公開されたネットムービー『スーパーヒーロー大変』では風城美羽が「部長」と呼ばれており、卒業前が想定されているのが見て取れる(第26話以降の仮面ライダー部の「部長」は3年に進級した城島ユウキ)。
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*初期案
-初期案では、現役の『フォーゼ』と『ゴーバスターズ』とその前作の『オーズ』と『ゴーカイジャー』を前面に出す作品だったとされ、『ディケイド』はメインに置かれていない。
--『フォーゼ』と『ゴーカイジャー』は、過去にもヒーローが活躍していた(過去作品と同様の事が過去に起きた)世界と設定されているという共通点を持ち、初期案では過去作品のヒーローと協力して敵と戦うものとされていた。
---『フォーゼ』はTV本編では一部の作品が都市伝説として取り上げられるのみだったが、『フォーゼ&オーズ』では、オーズとともに、7人ライダーや仮面ライダーWと共演している。
--『オーズ』と『ゴーカイジャー』には、最終話で力(の一部)を失ったという共通点を持ち、初期案では、先輩としてフォーゼやゴーバスターズの補佐に回り、ラストで一時的に力を取り戻すはずだったとされる。
---本作のラストで、ディケイドとゴーカイジャーがメインのはずが、オーズとゴーカイジャーで技を決めている(ゴーカイジャーがオーズ各コンボに変身してゴーカイガレオンバスターを使用)は初期案の名残りとも考えられる。
**黒幕
-初期案では、バダン総統とシャインが組織を率いる予定だったとされている。
-シャインは『ジャッカー電撃隊』に登場する犯罪組織「クライム」の真の首領。
--犯罪組織「クライム」は、『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』にて仮面ライダーV3やキカイダーと戦っていたとされ、他シリーズの戦士と戦ったという点で大ショッカーや大ザンギャックと共通点を持つ。
---また、犯罪組織「クライム」は、親衛隊を組織し、キャプテン・ゴースト配下の宇宙海賊も手下としているなど、ザンギャックの組織構造と類似点もみられる。
-バダン総統は、『仮面ライダーZX』に登場するバダンの総統。
--バダンは第1作『仮面ライダー』のショッカーから第7作『仮面ライダースーパー1』のジンドグマまでを影から操っていた組織とされ、歴代組織の怪人を率いたという点で大ショッカーや大ザンギャックと共通点を持つ。
---第1作『仮面ライダー』のショッカーから第5作『仮面ライダーストロンガー』のデルザーの黒幕・ショッカー首領と同一の存在と描写される作品も多い。仮に、バダン総統=ショッカー首領とすると、仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズそれぞれに、初めて登場した影の黒幕(真の首領)同士の同盟ということとなる。
--バダン総統は、『仮面ライダーSPIRITS』という漫画作品では、JUDOという名で登場し、「歴代ライダーへの変身」「組織の首領」という面で、大ショッカーを率いた仮面ライダーディケイドと共通点を持つ。
-近年の記念映画作品(大集合作品)から考えるとバダン総統とシャインは順番通りとも言える。
--仮面ライダーシリーズの記念映画作品(大集合作品)の前々作(『オーズ・電王』)の敵がショッカー首領(原典:第1作:『仮面ライダー』:1971年-1972年)と岩石大首領(原典:第5作『仮面ライダーストロンガー』:1975年)、前作(『フォーゼ&オーズ』)の敵が超銀河王(原典:第6作『スカイライダー』:1979年)で、バダン総統の原典は第8作『仮面ライダーZX』(1982年)のため。
--スーパー戦隊シリーズの記念映画作品(大集合作品)の前作(『[[スーパー戦隊199ヒーロー大決戦>劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦]]』)の敵は黒十字王(原典:第1作『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』:1975年-1976年)で、シャインの原典は第2作『ジャッカー電撃隊』(1977年)のため。
--さらに、『[[海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン>劇場版3:海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン]]』および『[[スーパーヒーロー大戦Z>劇場版6:仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z]]』でクロスオーバーしたメタルヒーローシリーズは、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』と『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の敵はドン・ホラー(原典:第1作『宇宙刑事ギャバン』:1982年)とその後継者、『スーパーヒーロー大戦Z』の敵は魔王サイコ(原典:第2作『宇宙刑事シャリバン』:1983年)となっている。
---仮に、本作が初期案通りに進んでいれば、その後も各年代の宿敵や首領が登場した可能性が高い。
--バダンに関しては『スーパーヒーロー大戦Z』の翌年公開された『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊』にて黒幕としての登場を果たしている。
---なお同作への戦隊からの登場は現行の戦隊作品である『トッキュウジャー』と、『キョウリュウジャー』のキョウリュウレッド・桐生ダイゴのみであるため、本wikiでは詳細は省く。
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*大ショッカーと大ザンギャック
-大ショッカーは、仮面ライダーシリーズ第1作『仮面ライダー』のショッカーを元にした組織で、『ディケイド』にも何度か登場。
-大ザンギャックは、スーパー戦隊シリーズ第35作『ゴーカイジャー』のザンギャックを元にした組織。
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*夢のコラボ
-劇場版では語られてなかったが、劇場版4に出演する事になった『仮面ライダーフォーゼ』がアニメ『クレヨンしんちゃん』と共演するという夢のコラボレーションがあった。
--2012年3月25日、有楽町朝日ホールにて映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』の完成披露試写会舞台あいさつの際、野原しんのすけ(しんちゃん)をはじめとした野原家の面々や野原家の声を担当した声優陣の他、仮面ライダーフォーゼが飛び入り出演した。また4月21日、東京・新宿バルト9にて劇場版4(『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』)の初日舞台挨拶の際、しんちゃんが飛び入り出演し、フォーゼと共に「宇宙キター!」と叫んだ。
--『クレヨンしんちゃん』は映画化20周年を記念、『仮面ライダーフォーゼ』はシリーズ生誕40周年を迎えた記念として、どちらもテレビ朝日で放送されているということで、東映・東宝の二つの映画会社が枠を越えた共演が実現した。さらに4月15日と22日放送の『仮面ライダーフォーゼ』と4月13日と20日放送の『クレヨンしんちゃん』にて、フォーゼとしんちゃんがアニメと実写で共演する話が放送された。
---また、『仮面ライダー電王』も『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生』の宣伝を兼ねて『クレヨンしんちゃん』と共演しており、2007年8月4日放送の『クレヨンしんちゃん』にて、『仮面ライダー電王+しん王』というクロスオーバー作品が放送された。
----さらに2007年12月30日に放送されたスペシャル番組『冬だっ!休みだ‼クレヨンしんちゃん&ドラえもん!朝からどドーンと150分・SP』にて、着ぐるみのしんちゃんが『電王』や『仮面ライダーキバ』、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』、『炎神戦隊ゴーオンジャー』と共演するシーンがあった。
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*登場したレジェンド
-仮面ライダーシリーズの登場キャラクターは、[[仮面ライダーシリーズ]]を参照。
**特命戦隊ゴーバスターズ
-[[特命戦隊ゴーバスターズ]]参照。
**ゴセイレッド
-[[天装戦隊ゴセイジャー]]参照(複数回登場したレジェンドであるため)。
**レッドワン
-[[超電子バイオマン]]参照(複数回登場したレジェンドであるため)。
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*復活怪人
-仮面ライダーシリーズの登場キャラクターは、[[仮面ライダーシリーズ]]を参照
**アクドス・ギル&ワルズ・ギル
**黒十字王
-[[秘密戦隊ゴレンジャー]]を参照。
--『スーパーヒーロー大戦』と連動したケータイゲーム『スーパー戦隊ヒーローズ』のイベントストーリーでは、門矢士とともに悪の怪人を復活させた黒幕として描かれている。
**救星主のブラジラ
-[[天装戦隊ゴセイジャー]]を参照。劇場版1と異なり、本作では黒十字軍のベルトは着用していない。
-分身として彗星のブレドラン、チュパカブラの武レドラン、サイボーグのブレドRUNも登場する。
--「血祭のブレドラン」は血祭ドウコクの意思を継いだ姿であるためか、ドウコクが存在する本作では登場しない。
**血祭ドウコク
-[[侍戦隊シンケンジャー]]を参照。
**ロン
-[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]を参照。
**クエスター
-[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]を参照。
**冥府神ダゴン
-[[魔法戦隊マジレンジャー]]参照。
**シルバ
-[[超電子バイオマン]]を参照。
**野球仮面
-[[秘密戦隊ゴレンジャー]]を参照。
--本作ではゴレンジャーが活躍していた1976年の時間の怪人として登場する。
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*2組の絆
-今回の映画では、マーベラスとジョー・士と海東という2組の絆が描かれているが、この2組には共通点がいくつかある。
--マーベラスと士
---赤系の色をベースとした戦士に変身し、「口が悪く態度は尊大だが、実は他人を思いやる優しさを持っている」という似た性格設定を持つ。
----ただし、初めは否定された事もありながら最終的にはレジェンドにスーパー戦隊として認められたマーベラスに対し、士はテレビ最終話で紅渡などのオリジナルライダーたちと対決。完結編となる劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』でも、リ・イマジライダーとの関係は描かれる一方、オリジナルキャストを起用した仮面ライダーブレイドはディケイドに封印されたままとなっている。
-----インタビューなどでも、『仮面ライダーディケイド 完結編』での「仮面ライダーブレイドは剣崎一真(『仮面ライダー剣』の主人公)本人」で、「ジョーカーとなってしまったが、封印されることで救われた。」「それまでアンデッドを封印してきたことからの因果応報」とコメントされている。
--ジョーと海東
---青系の色をベースとした戦士に変身し、「所属していた組織に騙されていたことを知って脱走した」という似た過去を持つ。
---ジョーがザンギャックに改造されてしまったかつての先輩・シド(バリゾーグ)と敵対したように、海東もかつての所属組織・エリア管理委員会に洗脳されてしまったと思われていた兄・純一との戦いを経験している(純一は実は洗脳されておらず、自らの意思で悪に加担していたことが海東との戦いで明らかになった)。
----ただし、バリゾーグを自らの手で倒して過去を乗り越えたジョーと違い、海東と純一はお互いに兄弟の情を捨てきれなかったために決着を付けられず、そのまま別々の道を歩むという形で決別している。
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*ライドベンダーのナンバープレート
-ナンバープレートに表示されている地名が「夢見町」となっているが、これは『仮面ライダーオーズ/OOO』劇中で登場する架空の地名である。
--仮面ライダーオーズの変身者・火野映司らが働いていたレストラン「クスクシエ」近辺のことで、東京都武蔵野市にあるとされている。
--『オーズ/OOO』に登場するライダーが使用するバイク・ライドベンダーは鴻上ファウンデーションが私設部隊・ライドベンダー隊の他にも多数街の各所に配備しているという設定であるため、回によって別々のライドベンダーに乗っていることになり、ナンバープレートも度々違うものが画面内に映っていた。
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*シャドームーンとブラックサン
-仮面ライダーBLACKとその宿敵・シャドームーンが対峙した際、「やめろノブヒコ(信彦)!」「邪魔をするなブラックサン!」というやり取りがある。
--シャドームーンの正体は、『仮面ライダーBLACK』では、仮面ライダーBLACKの変身者・南光太郎の義兄弟(養父の実子)である「秋月信彦」。『仮面ライダーディケイド』では、仮面ライダーディケイドの変身者・門矢士の執事である「月影ノブヒコ」。正体がどちらとも取れるように、「ノブヒコ(信彦)」だけ読んだとされている。
--光太郎と信彦は、悪の組織・暗黒結社ゴルゴムの支配者である「創世王」の後継者として改造されており、「ブラックサン」とはBLACKの次期創世王候補としての名である。『仮面ライダーBLACK』のシャドームーンには改造前の記憶があるが、信彦としての人格は消えてしまっている。
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*マーベラスに抱きつく鎧
-映画のラストで鎧がとった行動は『シンケンジャー』のシンケンゴールド・梅盛源太と共通している。
--『シンケンジャー』第17幕のラストで源太は幼馴染であるシンケンレッド・志葉丈瑠と再会した際、あまりの嬉しさに丈瑠に抱きついた。
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*豪快チェンジ(7人ライダー戦)
-マーベラスが7人ライダーに対抗して変身。
-豪快チェンジした戦隊には仮面ライダーシリーズが一時終了した時期に放送していたつながりがある。
--1975年:『仮面ライダーストロンガー』
---7人ライダーが登場する『仮面ライダーストロンガー』で、仮面ライダーシリーズは一時終了する。これは、仮面ライダーシリーズが人気があるうちに終了させようとしたものである。
----『仮面ライダー』『仮面ライダーV3』『仮面ライダーX』『仮面ライダーアマゾン』『仮面ライダーストロンガー』をまとめて第一期仮面ライダーシリーズと呼ばれている。
---なお、『仮面ライダーストロンガー』は、第1作『仮面ライダー』から地続きとなる世界観の作品で歴代の仮面ライダーが素顔で登場するなど、『ゴーカイジャー』にもつながる偉業の礎を築いている。
--1984年:『バイオマン』/『仮面ライダーZX』
---『バイオマン』が放送開始した1984年には『仮面ライダーZX』のTVスペシャル『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』も放送されている。『仮面ライダーZX』は『スカイライダー』と『仮面ライダースーパー1』のテレビシリーズ終了後、仮面ライダーシリーズの終了を惜しむファンの声によって一度限りの復活を果たした作品。
----『スカイライダー』『仮面ライダースーパー1』『仮面ライダーZX』をまとめて第二期仮面ライダーシリーズと呼ばれている。
--1994年:『カクレンジャー』/『仮面ライダーJ』
---『カクレンジャー』が放送開始した1994年には劇場用作品『仮面ライダーJ』が公開され、『カクレンジャー』も同時上映された。『J』は公開されたのは平成だが、分類では昭和ライダーシリーズに含まれており、昭和ライダーシリーズでは最後の作品とされている。
----『仮面ライダーBLACK』『仮面ライダーBLACK RX』『真・仮面ライダー』『仮面ライダーZO』『仮面ライダーJ』をまとめて第三期仮面ライダーシリーズと呼ばれている。
**レッドワン(超電子バイオマン)
-マーベラスが7人ライダーに対抗するため変身。1号と2号を倒した。
-『バイオマン』はスーパー戦隊シリーズでは基本メンバーの変身後の名に「数字」を初めて用いた作品。
--数字は『ジャッカー電撃隊』のビッグワンで初めて用いられたが、ビッグワンは途中からの参加かつ既存メンバーとのネーミングも異なるため、名前に「数字」を最初から起用したのは『バイオマン』が初。
--なお、2作品目はこれより後に製作された第38作目『烈車戦隊トッキュウジャー』となる。
-『バイオマン』の主題歌を務めた宮内タカユキは後に『仮面ライダーBLACK RX』の主題歌も務めており、TVシリーズにおいて仮面ライダーとスーパー戦隊の両方で主題歌を歌った最初の歌手となっている。
--二人目は『ゴーゴーファイブ』と『仮面ライダーアギト』の石原慎一であり、彼が最後となる。なお、TVシリーズ以外に話を延ばせば映画『8人ライダーVS銀河王』のささきいさお(戦隊では『ゴレンジャー』『ジャッカー』)、上述の『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』の串田アキラ(戦隊では『サンバルカン』)も当てはまりこれらは『バイオマン』より先の作品だが、TVシリーズの両作という点では宮内が最初となる。
---なお『ギンガマン』の主題歌を歌った歌手「希砂未竜」はその歌声から『仮面ライダー』等の主題歌を歌った「子門真人」の変名ではないかと言われているが、素性について正式に言及されたことはなく、現状同一人物かははっきりと断定できない状態にある。
**ニンジャレッド(忍者戦隊カクレンジャー)
-マーベラスが7人の仮面ライダーに対抗するため変身。分け身の術でV3とライダーマンとXとアマゾンとストロンガーを倒した。
-原典でニンジャレッドのスーツアクターを務めた高岩成二は『仮面ライダーアギト』以降、最新作の『フォーゼ』に至るまで仮面ライダーシリーズで『響鬼』を除いて主役ライダーのアクターを務めている。
*豪快チェンジ(フォーゼ戦)
-マーベラスがフォーゼに対抗して変身。
-豪快チェンジした戦隊には曽我町子氏が出演したというつながりがある。
---『電子戦隊デンジマン』には曽我町子氏がヘドリアン女王として出演(『サンバルカン』にも同役で出演)。
---『魔法戦隊マジレンジャー』には曽我町子氏が天空大聖者マジエルとして出演。
-『ストロンガー』つながり
--『フォーゼ』のレギュラーキャラクターの名前は上記の7人ライダーのうち1号からストロンガーまでをモチーフとしている。
---レギュラーのうち唯一モチーフの明かされていない主人公・如月弦太朗は、ローマ字にした「GENTAROU KISARAGI」の中に「STRONGER」の文字が全て入っている。
----『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』ではレギュラーキャラクターが名前のモチーフとなる仮面ライダーのコスプレをする中、如月弦太朗はストロンガーの姿になっている。
----尚、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』に登場する美咲撫子(仮面ライダーなでしこ)は岬ユリ子(電波人間タックル)をモチーフとしている。
--曽我町子氏は、仮面ライダーシリーズでは、『仮面ライダーストロンガー』で、電波人間タックルを倒した悪役・ドクターケイトを演じている。
-『ウィザード』つながり
--豪快チェンジした戦隊には『フォーゼ』の次回作『仮面ライダーウィザード』を示唆するつながりがある。
---デンジマンは変身アイテムがデンジリングという指輪であるが、仮面ライダーウィザードは変身ベルト・ウィザードライバーのバックル部にウィザードリングという指輪をかざして変身する。
---マジレンジャーは魔法使いの戦隊。仮面ライダーウィザードも「ウィザード(魔術師)」という名前の通り魔法使いという設定である。
--先の曽我町子氏は、『仮面ライダーストロンガー』のドクターケイトや『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のバンドーラや『魔法戦隊マジレンジャー』の天空大聖者マジエルなど、特撮作品で魔女や魔法使いの役を多く演じた女優である。 
**デンジレッド(電子戦隊デンジマン)
-エレキステイツに対抗して変身。
--エレキステイツは電気の力で戦い、デンジマンは電子戦隊と電繋がり。
--またデンジマンはスーパー戦隊では最初の地球外を出自とする戦隊であり、言い換えれば「''宇宙''から''来た''」戦隊である。
---フォーゼの変身者・如月弦太朗の変身後の決め台詞は「宇宙キター!」である。
--本作では『ゴーカイジャー』では未使用だったデンジスティックを使用している。
**マジレッド(魔法戦隊マジレンジャー)
-ファイヤーステイツにに対抗して変身。
--ファイヤーステイツは炎で戦い、マジレッドは炎の魔法を使い戦う。
---ファイヤーステイツには炎を吸収する能力があるが、今回は魔法の炎のせいなのか吸収できていない。
--デンジレッドに続く変身になるが、『マジレンジャー』の電気=雷を操る魔法使いであるマジイエロー・小津翼を演じた松本寛也は、後に『ゴーバスターズ』にビートバスター・陣マサト役で出演することになった。
--原典におけるマジレッドのスーツアクターは上述のように現行の主役ライダー・仮面ライダーフォーゼのスーツアクターを担当している高岩成二である。
---『マジレンジャー』と同じ2005年の仮面ライダー作品は上述の『響鬼』であり、一時的に高岩がライダーから戦隊に戻って来ていた期間となっている。
*カメンライド(ゴーバスターズ戦)
-士がゴーバスターズに対抗して変身。
-カメンライドしたライダーには「高速移動」できる仮面ライダーというつながりがある。
--対戦するゴーバスターズのレッドバスターはワクチンプログラムの影響で高速移動が可能。
**仮面ライダーファイズ(仮面ライダー555)
-レッドバスターの相棒のバディロイド「チダ・ニック」は人型の形態からバイクモードに変形可能であるが、ファイズの専用バイク「オートバジン」はAIが搭載されていてバトルモードと呼ばれる人型ロボット形態に変形が可能である。
-ファイズは強化アイテム「ファイズアクセル」を使用することにより、アクセルフォームと呼ばれる超高速形態に変身することが可能。
--アクセルフォームは『ディケイド』本編でも「カブトの世界」のライダーとの戦いで使用されたが、本作では代わりにカブトへのカメンライドという形になっている。
-『ゴーバスターズ』に13年前のヴァグラス暴走事件という主人公が巻き込まれたストーリーに関わる過去の事件が存在するように、『555』の主人公・乾巧も過去に同作の怪人・オルフェノクによる孤児院「流星塾」の塾生虐殺事件というストーリーに関わる過去の事件に居合わせ巻き込まれている。
-『ゴーバスターズ』OPで表示されているレッドバスター・桜田ヒロムのIDは「555-913-315」となっており、『555』に登場する3人のライダー・ファイズ・カイザ・サイガを表す数字と共通している。
--ただしサイガは劇場版にのみ登場のライダーでかつ味方側のライダーでもないため、なぜテレビ本編での3人目の味方側ライダーであるデルタ(333)ではなくサイガなのかという疑問も呈される。
**仮面ライダーカブト(仮面ライダーカブト)
-カブトを始めとするマスクドライダーシステムによる仮面ライダーはクロックアップシステムにより高速移動が可能である。
--本作ではクロックアップによって高速移動しているディケイドカブトの姿をレッドバスターが瞬間的ながら視認している演出がある。
-『ゴーバスターズ』のレッドバスター・桜田ヒロムは13年前のヴァグラス暴走事件で両親を失っているが、『カブト』の主人公・天道総司も過去に同作の怪人・ワームに両親を殺害され亡くしている。
-また『カブト』のヒロイン・日下部ひよりと『ゴーバスターズ』のヒロムの姉・リカの絵は、どちらも唐橋充が担当している。
--唐橋は俳優として『シンケンジャー』や『オーズ/OOO』の夏の劇場版『将軍と21のコアメダル』にも出演し、小林靖子脚本作品に縁深い俳優でもある。
--ちなみに唐橋がイラストレーターとして起用されるようになったのは、海堂直也/スネークオルフェノク役で出演した『555』のテレビ朝日公式サイトの出演者コメントとして掲載された「カラハシンブン」が注目されたのがきっかけ。
*豪快チェンジ(ディエンド戦)
**シンケンレッド(侍戦隊シンケンジャー)
-『ディケイド』では同時期放送の『シンケンジャー』とのクロスオーバー回が行われた。
--同エピソードではシンケンジャーの世界に来訪したディエンド・海東大樹がシンケンゴールド・梅盛源太が持つ烏賊折神をお宝と見定め奪おうとするものの、骨のシタリがけしかけたアヤカシ・チノマナコに妨害された挙句変身アイテムのディエンドライバーを奪われ、その結果チノマナコがディエンドに変身する事態となった。
*豪快チェンジ&カメンライド
**スペードエース(ジャッカー電撃隊)&仮面ライダーブレイド(仮面ライダー剣)
-スペード繋がり。
--『剣』の仮面ライダーはジャッカー電撃隊と同じくトランプのスペートをモチーフにしており、ブレイドもスペードをモチーフとしている。トランプのスペートをモチーフにしているだけあり、ジャッカーは初期メンバーが4人、『剣』もTV版で登場したライダーが4人と共通した人数になるが、これは後に登場する追加戦士も含めたゴーバスターズの人数とも一致する。
---「5人」ではないのは、スタッグバスターに変身するのが人間ではなくビートバスター・陣マサトのバディロイド、ビート・J・スタッグのため。
----ジャッカーは後にビッグワンが加わって5人となり、『剣』も仮面ライダーレンゲルが本来の変身者・上条睦月のほか、過去にギャレンの変身者であった桐生豪も変身しており、いずれもある意味では4人とも5人とも言える。
-スペードエース・桜井五郎は原典の第1話でサイボーグ手術を受けたことで人間でなくなったように、仮面ライダーブレイド・剣崎一真は原典の最終回で自らをアンデットと化したことで人間でなくなった。
--また、桜井は『ゴーカイジャー』でレジェンド大戦から最終話までの間、一時的に能力を失い、剣崎も『ディケイド』で完結編となる劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』で封印された事で永遠に能力を失っている。
**バトルジャパン(バトルフィーバーJ)&仮面ライダー響鬼(仮面ライダー響鬼)
-日本(和)つながり。
--『響鬼』には妖怪がモチーフの怪人など「和」のテイストが入っており、バトルジャパンは日本がモチーフ。
---バトルジャパン・伝正夫を演じた谷岡弘規は前述の『ジャッカー電撃隊』の第11話でスペードエース・桜井五郎の友人の若宮を演じた。
--双方とも「代替わり」が描写された作品でもある。
---『響鬼』では各々の鬼(同作のライダー)が弟子を取り、その名を継がせていくという設定であり、劇中でも3号ライダー・轟鬼の師匠・斬鬼が一旦自分の名を継がせようとしたことがある。
---『バトルフィーバーJ』ではバトルコサック、ミスアメリカがそれぞれシリーズ途中で変身者の交代を果たしている。
***バトルジャパン(バトルフィーバーJ)
-バトルジャパンは本作では『ゴーカイジャー』で未使用だったコマンドバットが使用されている。
**ゲキレッド(獣拳戦隊ゲキレンジャー)&仮面ライダー龍騎(仮面ライダー龍騎)
-いわゆる「龍虎相打つ」かつ、それぞれ巨大戦力召喚技つながりの変身。
--原典でも『ゲキレンジャー』では龍をモチーフにしたロン、『龍騎』では虎をモチーフにした仮面ライダータイガと、終盤の敵にそれぞれ「龍虎相打つ」形でモチーフを揃えている。
-先代仮面ライダー龍騎・榊原耕一
--『龍騎』のTVスペシャル『13RIDERS』に登場。演じたのは『ダイレンジャー』のリュウレンジャー・亮役の和田圭市が演じている。
---『ダイレンジャー』は拳法をモチーフにした戦隊としては『ゲキレンジャー』の先代にあたる。
---『ダイレンジャー』のリュウレンジャーは、仮面ライダー龍騎と同じく龍をモチーフとした戦士である。
**アカレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャー)&仮面ライダー1号(仮面ライダー)
-初代つながり。
***アカレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャー)
-ジョー達がマーベラスから「全ての鍵を握っているのはアカレンジャーだ」と言われゴレンジャーの時代から連れてこられた。生き残ったスーパー戦隊を残りの仮面ライダーと戦わせたが、正体は変身したマーベラスだった。
***仮面ライダー1号(仮面ライダー)
-現代でライダー軍団を率いていた。正体はやはり士が変身した姿だが、ディケイドが他のライダーにカメンライドした場合、ベルトはディケイドライバーのまま変化しないため、当初はベルト部分を擬装していた。
--これまでの作品では昭和ライダーへのカメンライドを行ったことはなく、今回が初となる。
*豪快チェンジ(ゴーカイガレオンバスター使用時)
**仮面ライダーオーズ(タジャドルコンボ/シャウタコンボ/ラトラーターコンボ/ガタキリバコンボ/プトティラコンボ/サゴーゾコンボ)
-仮面ライダーオーズから渡されたコアメダル(オーズが変身するためのアイテム)が変化したレンジャーキーで変身した。
--コアメダルは『オーズ/OOO』に登場する怪人・グリードを構成するコアでもある。
--変身後ゴーカイガレオンバスターにオーズのキーをセットして攻撃するが、キーをセットした際の音声のみ、関智一による「タジャドルチャージ!」の後に、オースキャナー音声と同じ串田アキラによる「ギガスキャン!(タジャドルコンボがメダルを7枚スキャンして必殺技を発動した際の音声)」が入っている。
***タジャドルコンボ
-変身者はマーベラス
--タジャドルは赤系色の鳥のコアメダルで変身するコンボであり、マーベラスが担当したレッド戦士にもレッドホークやゴーオンレッド等の鳥をモチーフにした戦士がいた。
---第44話ではガオイエローに変身した事がある。
--マーベラスには赤き海賊団からの付き合いである鳥型ロボット・ナビィがいる。
--赤色のコアメダルの怪人・グリードであるアンクは彼らの敵であるはずのオーズを利用することにしたため、他のグリード達と対立することになったが、この点はバスコが本来敵であるはずのザンギャックに通じマーベラスと対立することになったことと共通する。
---また『オーズ/OOO』のストーリー中途でもう一人のアンク(ロスト)が登場し、「対立する赤の戦士」という構図が取られている点も共通する。
***シャウタコンボ
-変身者はジョー
--シャウタは青系色の水棲生物のコアメダルで変身するコンボであり、ジョーが担当したブルー戦士にもバルシャークやブルードルフィン等の水棲生物をモチーフにした戦士がいた。
---ジョーの必殺技である五刀流・ブルースラッシュも水を操る戦士のレンジャーキーを使用する。
--青色のコアメダルのグリード・メズールは女性型怪人であるが、ジョーにはケーキ作りなど女性的な特技を持つ面がある。
---メズールが敵であるように、ジョーもゴーカイジャー加入前はザンギャックの一員だった。
***ラトラーターコンボ
-変身者はルカ
--ラトラーターは黄系色の猫科のコアメダルで変身するコンボであり、ルカが担当したイエロー戦士にもイエローライオン、タイガーレンジャー、ゲキイエロー等の猫科をモチーフにした戦士がいた。
---『ゴーカイジャー』本編と他の劇場版ではシシレンジャー、ギンガレッド、ガオホワイト、ゲキレッドに変身した事がある。
--黄色のコアメダルのグリード・カザリはその名が「飾る」をもじったものであり、宝石好きのルカとは共通点がある。
***ガタキリバコンボ
-変身者はハカセ
--ガタキリバは緑系色の昆虫のコアメダルで変身するコンボであり、ハカセが担当した戦士にもカブトライジャーという昆虫をモチーフにした戦士がいた。
---後に『ゴーバスターズ』に登場するビートバスター・陣マサトとそのバディロイドであるビート・J・スタッグもカブトムシやクワガタムシをモチーフにした戦士及びキャラクターである。
--緑色のコアメダルのグリード・ウヴァは他のグリードに比べコメディ的要素の強い部分を持っており、同様にコメディ色のあるハカセと共通する。
***プトティラコンボ
-変身者はアイム
--プトティラは紫系色の恐竜のコアメダルで変身するコンボであり、アイムが担当したピンク戦士にもプテラレンジャーという恐竜をモチーフにした戦士がいた。
---第17話ではアバレキラーに変身した事がある。
--紫色のコアメダルのグリードになった真木清人は過去に姉を亡くしており、過去に両親を亡くしたアイムとは共通点がある。
---また不測の事態から紫色のコアメダルが体内に入り、真木と同様にグリード化してしまった火野映司とも、「裕福な家柄であったが、親しい人物を助けることが出来ず、それをきっかけに旅に出るようになった」という共通点がある。
--真木を演じた神尾佑は本作と同時に公開されたネットムービー『スーパーヒーロー大変』に別人の役で出演しており、『仮面ライダーW』の最終話でゲスト出演した後『ゴーカイジャー』に出演した小池唯とは「スーパーヒーロータイム関係の作品に2年連続で出演した」という共通点がある。
---神尾はこの後さらに『フォーゼ』にも城島ユウキの父役で出演している。
***サゴーゾコンボ
-変身者は鎧
--サゴーゾは銀系色のサイ、ゴリラ、ゾウのコアメダルで変身するコンボ。スーパー戦隊の『ガオレンジャー』や『ゲキレンジャー』では、その三匹をモチーフにした巨大メカが追加で登場しており、追加戦士の鎧とは共通する部分がある。
--銀色のコアメダルのグリード・ガメルは子供っぽい性格であり、戦隊のことになると子供のようにはしゃぐ鎧と共通点がある。
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*仮面ライダーとスーパー戦隊の共闘
**響鬼&マジレンジャー
-共に2005年放送の作品の戦士。
-『ウィザード』との共通点
--『仮面ライダー響鬼』は企画段階では「魔法使い」という案が挙がっていたが、『マジレンジャー』との重複になるため没になったと言われている。
---2012年9月からの『仮面ライダーウィザード』でメイン脚本を務めるのは『響鬼』前半のメイン脚本家で同作以来の仮面ライダーシリーズに復帰となるきだつよしであり、改めて「魔法使い」を扱うことになったといえる。
**電王&ゲキレンジャー
-共に2007年放送の作品の戦士。
-『ウィザード』との共通点
--仮面ライダー電王には並列した4種類の基本フォーム(ソード・ロッド・アックス・ガン)があり、同じく並列した4種類の基本フォーム(フレイム・ウォーター・ハリケーン・ランド)が存在するウィザードと共通している。
--また、「4フォームが同時登場する」という共通点も存在する。
---電王は『俺、誕生!』において別時間から連れてきた良太郎にそれぞれ各フォームに対応する4体のイマジンが憑依することで4フォームの同時変身を成し遂げている。また最終回以後の時間軸となる後の劇場作品では、実体を得た各イマジン自身がそれぞれ変身する事で実現している。
---ウィザードはフレイムスタイル時にドラゴタイマーという手甲状のアイテムを使用することで、タイマーが進むごとにウォーター・ハリケーン・ランドと各スタイルの分身体を出現させることができる。
-『ゴーバスターズ』との共通点
--『ゲキレンジャー』は追加戦士・ゲキバイオレットの変身者・深見ゴウが禁じられた奥義を使ったために行方不明になり、昔と変わらぬ姿で現れた味方組織の関係者であり、『ゴーバスターズ』でのヴァグラス暴走事件で亜空間に転送され、昔と変わらぬ姿で戻ってきた味方組織の関係者であるビートバスター・陣マサトとは共通点がある。
**キバ&ゴーオンジャー
-共に2008年放送の作品の戦士。
-『ウィザード』との共通点
--仮面ライダーキバは「ドラゴンをモチーフにした巨大戦力」がウィザードと共通している。他にもサバトなど共通の用語が登場している。
-『ゴーバスターズ』との共通点
--『ゴーオンジャー』は「メンバーが動物をモチーフにした意思を持つ機械をパートナーとする」という点が『ゴーバスターズ』と共通している。
**BLACK&マスクマン
-共に1987年放送の作品の戦士。
--どちらもそれぞれのシリーズで年号が「昭和」のうちに最終回を迎えた最後の作品であり、見方によっては「昭和最後のライダー&戦隊」といえる。
---続作の『BLACK RX』『ライブマン』の放送期間中であった1989年初頭に年号が「平成」に代わっている。
**龍騎・ブレイド・ディケイド&ゴセイジャー
-共にカードを用いて変身・攻撃を行う戦士。
--『ディケイド』は「ガンバライド」、『ゴセイジャー』は「ダイスオー」とそれぞれデータカードダスゲームとの連動要素が盛り込まれた作品である。
--龍騎・ブレイド・ディケイドがゴセイジャーから託されたカードを発動した際には、それぞれのカードスキャン時の音声が再現された(『龍騎』でバイザー音声を担当した小山剛志、『剣』でラウザー音声を担当した佐々木健、『ディケイド』でドライバー音声を担当したマーク・大喜多がそれぞれカード名の読み上げを行った)。
**フォーゼ&ゴーバスターズ
-負傷したイエローバスターに代わりゴーバスターオーにフォーゼが搭乗。
--『フォーゼ』には仮面ライダー部の部室である「ラビットハッチ」が存在し、『ゴーバスター』のイエローバスターにはパートナーである兎型のバディロイド「ウサダ・レタス」がいる。
---バディロイドはバスターマシンの操縦桿を含むコクピットの一部ともなり、本作ではフォーゼとの対面時にウサダが話しかけてきている。
---またウサダの声を担当する鈴木達央は『仮面ライダー龍騎』のアメリカでのリメイク作品『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の日本語吹替版でドラゴンナイト(龍騎)に変身する主人公キット・テイラーの声を演じた、仮面ライダーにも縁があった声優である。
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*登場した技・用語等
**分け身の術
**デンジスティック
**コマンドバット
**メディテーション
**アタックライド・アドベント
-「アタックライド」はディケイドがカードで発動する技の分類。使用することでカメンライドしたライダー固有の技を発動することができる。
-「アドベント」は『仮面ライダー龍騎』におけるアドベントカードの一種。『龍騎』に登場する全ライダーが所有しており、バイザーに装填し効果を発動することでそのライダーの契約モンスターを呼び出すことができる。
--龍騎の場合は契約モンスター・ドラグレッダーが呼び出される。
-アタックライド版のアドベントは『ディケイド』本編には未登場で、今回が初使用。
**リフレクラウド/リフレクォーツ/リフレクリア
**ロケットドリルゴーバスターオー
**ビッグマシン
-名前の大元は石ノ森章太郎による漫画版『仮面ライダー』最終回に登場するショッカーの幹部の名前。
--このキャラクターが元になったのが、TV版『仮面ライダー』のショッカー大幹部・地獄大使である。