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涙に溢れた頬を拭えど、もう振り返ることも、歩みを止めることも許されない。
託されたのは希望、明日への祈り。黄昏の空を歩み続け、彼女は遂に辿り着く。
其処は幻想世界。広がる千紫万紅は夢のようで、命の歩みは悲壮であれど輝かしい物なのに。
灰色の風を纏う者は、それらに何の価値も認めていなかった。
かくして「祈る者」は「千変万化の君」と出会い、「宣託」は下された。
そうして地獄は繰り返される。
何度も何度も抗い歩み、傷つき倒れ続け。
何の為に生き、何の為に死んでいくのか。
掲げた「正義」は「理想」に過ぎず、最も守りたい者も救えない。
求める「理想」に「死神」は囚われ、諦めと憎悪に縛られていく。
誰よりも未来を求め足掻いたからこそ、その先に闇しかないと見たとき、諦めに屈するのだろう。
帳の如く広がる黄金の夢、微睡の楽土。其処へ挑み続ける「選択」は「愚行」と呼ぶのだろうか。
秘された過去、暗い未来が明かされていく中で、探索者達の歩みは何処に辿り着くか。
千変万化の君も、未だそれは知りえない。
The Dreamer's Juvenile 第3話「Oracle by the kaleidoscope of life 」、開幕。
◇*GOD OF KALEIDO IS LOOKING AT YOU……◇
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最終更新:2019年08月03日 16:48