▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬
地形効果とは
地形効果とは、探索者が探索フェイズ時や
戦闘フェイズ時などの際に位置関係を把握する為に表示されるマップエリア内にて存在する、地形ごとの効果です。
地形効果はそのマスエリア上に存在するキャラクターやオブジェクトに対し、予め定められた効果を適用します。
元々の地形として存在しているものから、キャラクターやオブジェクトの効果、あるいは行動の結果として発生するものまで多く存在します。
シナリオを作成するKPは任意でその効果を作成し、その効果を決定しても問題ありません。
地形効果による効果は、予め公開されているものを除き、その地形に踏み入れない限り、探索者には公開されません。
このページでは登場頻度の多い、基本的な地形効果について記載します。
無論、そうした基本的な地形効果においても、KPによってはその効果を追加、削除、変更するなどは自由です。
あくまで参考例としてご参照ください。
基本地形一覧
マップエリア内での表示方法も自由ですが、色で識別するのが視覚的に分かりやすいかと思われます。
地形効果:道路
道路や整備された道などを表す。
地形効果としての効果は有しない。
攻撃の対象としても選択することが可能で、KPがその地形に設定したSTR以上による一定ダメージを与えた場合はこの地形は「地形効果:落下穴」へと変化する。
地形効果:床板
整備された建造物の床などを表す。
地形効果としての効果は有しない。
攻撃の対象としても選択することが可能で、KPがその地形に設定したSTR以上による一定ダメージを与えた場合はこの地形は「地形効果:落下穴」へと変化する。
地形効果:落下穴
自然あるい人為的問わず存在する穴や、階上から階下を見下ろした際の位置関係を表す。
地形効果として、この地形が存在するマップエリアにて、その階下や位置関係上、その下に位置するマップエリアが存在する場合、この地形に移動し落下することで、そのマップエリアの同座標に移動できる。
この地形は原則として5m程の高低差を表現し、この地形から上がろうとする場合、相応の処理が発生する。
ただしKPが設定した地形によりその高さは上下する為、予め確認をすること。
当然、高い位置から飛び降りる際は落下ダメージが発生することもあり、それは〈跳躍〉で軽減可能。
地形効果:芝生
雑草や芝生の存在する、自然的な地形などを表す。
地形効果としての効果は有しない。
攻撃の対象としても選択することが可能で、KPがその地形に設定したSTR以上による一定ダメージを与えた場合はこの地形は「地形効果:落下穴」へと変化する。
地形効果:森林
原則として人間の背丈以上の木々が密集し、生い茂っている森を表現する。
地形効果として、この位置に他のキャラクターやオブジェクト等が存在している場合に発動し続ける。
隠匿系技能などを用いずとも、この地形に予め設定された距離内(基本は5m内)に近づかない限り、この地形に存在するキャラクターやオブジェクトはマップに表示されない。
ただし探知系技能を使用し成功することで、定められた距離内に近づかずとも、その存在を認知することができる。
ただし〈目星〉などの視覚系技能は基本としてその成功率が20%減少する。
また火炎属性や爆炎属性系でダメージを与えることで、そのダメージをKPが判断して、この地形を「地形効果:芝生」へと変化させる。
地形効果:水中
原則として深度1m以上の水中を表現している。
地形効果として、ラウンド開始(1タイムポイント経過)時にこのエリアに存在するキャラクターの行動ポイントを半分の値(切り捨て)にまで減少させ、あらゆる判定における成功率を20%減少させる。
もし水中深くに生物が存在し、溺れている場合は、「溺れ、窒息(p62)」のスポットルールを参照し、処理すること。
その深度にもよるが、もしこの地形に対し埋め立てや一定以上の火炎
属性ダメージ等が発生し、KPが妥当と判断した場合、この地形効果は失われ、他の地形効果へと変化する。
地形効果:火災
原則として縦横1m規模の火災を表現している。
地形効果として、ラウンド開始(1タイムポイント経過)時にこのエリアに存在するキャラクターとオブジェクトは、1D6+2ポイントの火炎属性ダメージを受ける。
もしこの効果で耐久力が0となった燃焼物は破壊され、人間がもし火災で現在の耐久力の半分以上の値を喪失した場合、APPかCONがそれぞれ1D3ずつ減少する。
更に隣接する地形効果、あるいはオブジェクトなどが燃焼し得るものであれば、1ラウンド(1タイムポイント)経過毎にその地形を「地形効果:火災」に変化させていく。
もし密閉空間などで火災が発生し、生物が存在する場合は、「溺れ、窒息(p62)」のスポットルールを参照し、処理すること。
その質量にもよるが、もしこの地形に対し埋め立てや一定以上の氷水属性ダメージ等が発生し、KPが妥当と判断した場合、この地形効果は失われ、他の地形効果へと変化する。
地形効果:氷結
原則として縦横1m規模の氷結を表現している。
地形効果として、この地形で移動行動を行う場合、通常消費される行動ポイントに加え更に追加で1行動ポイント消費する。
またこの地形効果に接触している生物は、そのCONがラウンド開始時に2ポイントだけ一時的に減少する。
この効果で減少したCONは、その生物が温暖な場所で1時間(6タイムポイント)の休息を取ることで回復できる。
ただし、もしこの効果でその生物のCONが半分以上減少した場合、一時的に失われたCONは永続的に減少する。
その質量にもよるが、もしこの地形に対し埋め立てや一定以上の火炎属性ダメージ等が発生し、KPが妥当と判断した場合、この地形効果は失われ、他の地形効果へと変化する。
地形効果:電流
[雷]
原則として縦横1m規模で発生している電流の発生を表現している。
この地形効果は、通常の地形効果を上書きすることなく、その地形効果に付与される形で表示される。
その地形における具体的な状況としては送電ケーブルが切断され道路に垂れ下がっている、または発電設備が暴走し周囲に放電している等である。
この地形効果にラウンド終了時に存在しているキャラクターに対して、6ポイントのスタン値と、2D8ポイントの電流属性ダメージが発生する。
この地形効果は電力源となるオブジェクト等が存在しない場合、発生から3ラウンド経過後に消滅する。
この地形効果は海水などの通電性の高い地形効果や、条件に適合するキャラクターまたはオブジェクトに通電することで、その位置から消滅する。
その後、その通電した対象に隣接している地形効果や、キャラクターまたはオブジェクトに対して「地形効果:電流」の付与と処理を適用する。
▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬▬
最終更新:2019年03月24日 18:09