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  • 一代恋娘

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一代恋娘

最終更新:2020年01月05日 10:06

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管理者のみ編集可
一代恋娘
山本周五郎


【テキスト中に現れる記号について】

《》:ルビ
(例)未《ま》

|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)君|吉孚《よしたね》

[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定]
(例)[#3字下げ]


[#3字下げ]乱心[#「乱心」は大見出し]

[#5字下げ]一[#「一」は中見出し]

「ちょいとお亀さん、早く早く」
「何だえ騒々しい」
「早く出ておいで、水戸様のお通りだよ」
「おや本当かえ。お吉ちゃん、春さん、水戸様のお行列だとさ」
「あらどうしよう、あたしゃ未《ま》だこんな髪で」
「何を云《い》ってるんだね、水戸様がおまえの髪を御覧なさりゃしまいし、早く来ないと拝めなくても知らないよ」
 姦《かしま》しく呼交わしながら、横抱きに子をひっ抱えた女房や、浮気な後家や娘たちが往来へとび出して行った。――敢《あえ》て女ばかりではない、表通りの両側は老若男女、犇《ひし》めくように並んでいるし、辻番《つじばん》や町役は汗だくで、
「静かに静かに、立っちゃいけねえ」
「被物《かぶりもの》を脱《と》った、被物を」
「そう騒ぐと縛っちまうぞ」
 などと制止に大童《おおわらわ》である。
 水戸の若君|吉孚《よしたね》の行列を観《み》ようとする群衆だった。――水府侯は御三家の中でも別格で、副将軍と云われていたがこんな気違じみた人気のあるのは其為《そのため》ではなく、当主|綱条《つなえだ》の世子吉孚がすばらしい美男で、
 ――水戸の光源氏。
 と、専《もっぱ》らの評判があったからだ。
 水戸藩士の書いた家庭旧聞という伝記書の中にも、「世子|恭伯《きょうはく》君、至極美麗なる御生れ付にて、其比《そのころ》天下第一と称し奉《たてまつ》り云々《うんぬん》」とある、副将軍三十五万石の公達《きんだち》で二十一歳、それで天下第一の美男というのだから人気のあるのも当然だろう。登城その他で行列が通ると、常に沿道は人垣《ひとがき》を築いたと伝えられている。
「やいやい、そんなに押すな」
「それでも見えねえから」
「見えねえッたって未だお先供が木戸へかかった許《ばか》りだ」
「己《おい》らあ行列じゃあねんだ」
「お行列でなくって何だ」
「知らねえのか、水戸様のお通りッてえと向う側の筆屋の前へきっと拝みに出る娘があるんだ。水戸様が光源氏ならその娘は照手《てるて》の姫か楊貴妃《ようきひ》かってえ美人なんだぜ」
「今頃《いまごろ》なにを云やアがる。あの娘なら町内で知らねえ者アねえや」
「そうか畜生、じゃみんな水戸様にかこつけてあの娘を拝みに来ていたんだな」
「うるせえ黙って見ろ、愈《いよい》よ御本尊のお出ましだ」
 行列の先供が町内へかかった時、――いま噂《うわさ》の筆屋の前へ、小扇で顔を隠しながら一人の町娘がそっと現われ、慎ましやかに人々のうしろへ身を跼《かが》めた。
 年は十六七、眼許《めもと》に少し険はあるがずばぬけた美しさで髪飾も衣装も贅《ぜい》を尽しているし、いつも手代風の若者と乳母らしい女が附添っていた。もう半年以上にもなるだろう。吉孚の行列が通る時には必ずその場所へ現われる。町内の若者たちは直ぐに眼をつけて、何処《どこ》の娘かと色々探ってみたが、来る時も去る時も素早いのでどうしても身許が分らず、ただ日本橋辺の大家の娘という評判だけが、いつからとなく人々のあいだに伝わっていた。
 やがて制止の声と共に行列が近づいて来た。
 街の両側に犇めいていた群衆は、いずれも土下座をして鳴《なり》を鎮《しず》める。御槍《おやり》が通り、挟箱《はさみばこ》が通り長柄《ながえ》が過ぎ、続いて吉孚の乗物が静かに進んで来た。――残暑の強い日で、乗物の戸が明けてあったから、やや後へ背を凭《もた》せるように、端然と坐《すわ》っている吉孚の姿がよく見えた。
 透徹《すきとお》るように白い頬《ほお》が、病身らしく薄すらと紅潮している。当時はまだ髪油の無かった頃《ころ》で、風に弄《なぶ》られた漆黒の後毛《おくれげ》が雪白の顔へはらはらとかかるのが凄《すご》いように美しかった。……斯《か》くて乗物が例の筆屋の前へさしかかった時、吉孚の眼がちらとその軒先の方へ向いた。
 明らかに何かを期待するまなざしである。そして今しも人垣の中から眤《じっ》と見上げている娘の、燃えるような眸子《ひとみ》とぴったりと結び着いた、と見るとたんに、
「…………!」
 娘は低く叫んで、憑物《つきもの》でもしたようにふらふらッと立上った。――後に附添っていた乳母と若者が慌《あわ》てて、
「あれ、どうなさいます」
「お嬢さま!」
 と、押えようとしたが、それより疾《はや》く、娘は人を掻分《かきわ》けて出るとそのまま、ばらばらと走寄って吉孚の乗物へ縋《すが》りついた。――見ていた群衆はあっと色を変える。
 駕籠脇《かごわき》の供侍は仰天して、
「や! 狼藉者《ろうぜきもの》!」
 絶叫しながら突放した。

[#5字下げ]二[#「二」は中見出し]

 牡丹《ぼたん》の花がくずれるように、嬌《なま》めかしい衣装の紅がぱっと地面へ紊《みだ》れ這《は》った。然《しか》し娘は直《すぐ》にはね起き、狂ったように身を悶《もだ》えながら再び駕籠へ取付こうとする。
「控えろ」
「無礼者――」
 二三人の供侍が突放しざま捻伏《ねじふ》せた時、――乗物の中から、
「手荒に致すな」
 と、吉孚の声がした。
「乱心したのであろう、労《いた》って遣わせ」
「は、――」
 侍たちは娘を押えたまま蹲《つくば》う、――娘は苦しそうに顔を振向け、歯を喰《くい》しばって眤と、去って行く吉孚の駕籠を見送っていた。
 前代|未聞《みもん》の出来事である。
 政治向の駕籠|訴《そ》なら例の無い事ではないが、美貌《びぼう》と権勢天下第一と云われる副将軍の若君の駕籠へ、是《これ》また絶世の美少女が、衆人環視の中で取縋ったのだから、さすがに気の強い江戸市民も唖然《あぜん》とした。
 最も愕《おどろ》いたのは町役たちで、
「さあ大変だ、うっかりすると此方《こっち》の首が危ねえぞ」
「何でもその娘を逃がすな」
 血相を変えて取巻いた。――其処《そこ》へ、去って行った行列の中から、軽くない役柄《やくがら》と見える一人の武士が足早に戻って来て、
「これこれ、その娘は乱心したと見えるゆえ、労わって取らせろという御声掛りだ。手荒な事を致すな」
 と、町役たちを鎮め、側《そば》におろおろしている手代風の若者に向って、
「其方《そのほう》は附添の者か」
「は、はい、手前主人の娘でございますが、真《まこと》に何とも申訳の無い事を致しました。お慈悲をもちましてどうぞ平《ひら》に御勘弁下さいますよう」
「乱心と見えるな、そうであろう」
「はい、お、仰《おお》せの通りでございます」
「住居《すまい》はいずれで何と申す」
「どうぞ何分ともお慈悲をもちまして」
「咎《とが》めるのではない、念のために聞置くのだ」
「主人は日本橋本町の唐物《からもの》商(貿易商)で奈良屋伝右衛門と申し、此方《こちら》は主人の娘お千賀、私は手代の吉造にございます」
「……奈良伝」
 意外な、という表情をして武士は振返り、
「町役人、――駕籠を呼んで参れ」と命じた。
 町役の一人が横っ飛びに走って行って駕籠を呼んで来ると、手代と乳母が娘を援《たす》け乗せるまで見届けて、
「若《も》し町方から何事か申して参るような事があったら、小石川御屋敷へ美濃部《みのべ》又五郎と云って訪ねて来るが宜《よ》い。取り計らって遣わすぞ」
「有難う存じまする」
「大切にしてやれ」
 そう云って武士は立ち去った。
 娘はまるで虚脱したような有様だった。自分のした事がどんなに人々を愕かしたか、周囲でどんな騒ぎが起ったか、どうして駕籠へ乗せられたか一切夢中で、ただ美しい眸子を大きく瞠《みひら》いたまま総身を震わせている許りだった。
 一方、美濃部又五郎と名乗った武士は、小石川の屋敷へ帰ると直ぐ、老中松並勘右衛門の御小屋を訪ねた。
「御老中、途中の出来事をお聞きなさいましたか」
「いま但馬《たじま》から聞いたところだ」
 勘右衛門は渋面をあげて、
「狼藉者に御声掛りがあったそうではないか」
「御憐憫《ごれんびん》の思召《おぼしめし》だったのでしょうが、若しやすると御見知りであったかも知れませぬ」
「……それは又、どうしてだ?」
「拙者立戻って取糺《とりただ》しましたところ、奈良伝の娘でございました」
「――――」
 勘右衛門も意外だったらしい。――奈良屋は長年の水戸家|御出入《おでいり》商人で、勘右衛門は殊《こと》に主人伝右衛門と昵懇《じっこん》の間柄であった。
「ではあのお千賀というか」
「左様でございます。この半年近いあいだ御行列の度毎《たびごと》に必ず同じ場所へ出て、御駕籠を拝しているのを拙者も気付いて居りましたが、奈良伝の娘と分れば、御老中にも御合点が参りましょう」
「それは、どういう意味だ」
「奈良屋で向島へ別墅《べっしょ》を建てました時、若君は両三日御滞在遊ばされし事がございます。尤《もっと》も御年少ではございましたが、その折御給仕に出ました娘へ、たしか御印籠《ごいんろう》を賜わったと伺いました」
「そんな事があったようだな」
「……途上で御駕籠へ縋り付くほど突詰めた恋慕、――恐らく命懸けでございましょう。若し」
 と、云って又五郎は相手の眼を覓《みつ》めた。
「若し……御側へ仕える事が出来るとしましたら、恐らく娘は命を捨てて働きましょう、――下世話にも恋は人を盲目にすると申します」
「――そうか」と、勘右衛門は微《かす》かに笑った。

[#3字下げ]秋の花[#「秋の花」は大見出し]

[#5字下げ]一[#「一」は中見出し]

 かッ!
 快い手応《てごた》えが毬杖《きゅうじょう》に残った。
 ――今度こそ!
 吉孚《よしたね》は疾駆《しっく》する馬上で身を捻向けたが、白い曲線を描いて飛んだ毬《まり》は、殆《ほとん》ど直前で毬門の右へ外《そ》れて了《しま》った。
 ――駄目《だめ》か。
 腹立たしい気持で馬をかえして来ると、吉孚夫人は健康な美しい頬に皮肉な笑いをうかべながら、
「ほほほほ、すっかりお腕が鈍ってお了いになりましたのね。御覧遊ばせ、斯《こ》う打たなくては入りませんのよ」
 そう云うと共に、手綱を緩めてぱっと馬腹を蹴《け》る。見事な馳《か》けで直走して行ったかと思うと、右手を挙げ、半身を乗出すようにしながら颯《さっ》と毬杖を振った。
 かッ!
 的確な打撃である。毬は一文字に飛んで行ってするすると毬門へ入った。
「お見事でございます」
 控えていた美濃部又五郎が、紅い勝振魔を振りながら云うのを聞捨てにして、夫人は吉孚の方へ帰って来た。
「如何《いかが》でございます」
「うまいな」
 吉孚は馬首を回《めぐ》らせながら、
「けれど打毬《だきゅう》が上手であるより、女は琴でもうまく弾く方が愛らしいものだ」
「ほほほ、ではそういう者をお探し遊ばせ」
「――――」
 吉孚は無言で柵《さく》の外に出ると、毬杖を捨て馬を下り、大股《おおまた》に泉亭の方へ向ったが、――待っていた小姓が慌てて追って来ると、
「来ずとも宜いぞ」と、云って帰らせた。
 病弱な吉孚に取って打毬(現今のポロの如《ごと》きもの)は唯一《ゆいいつ》の娯楽だったが、それも此頃《このごろ》は頓《とみ》に不得手になって、半年ほど前から始めた夫人八重子の方が遥《はるか》に上達して了った。――第一もう十球も打つと馬上にいられぬくらい体が疲れて来るのだ。健康そのもののような夫人には、それが物足りなくもあり、また不甲斐《ふがい》なくも見えるらしく、折に触れては皮肉な眼で良人《おっと》を嘲《あざけ》る様子があった。
 夫婦とは名許《なばか》りであった。
 八重子は将軍綱吉の娘として来たが、実は左大臣|鷹司信熙《たかつかさのぶひろ》の姫で、元禄十一年、吉孚が十四歳の時、八重子は十歳で輿入《こしい》れしたのである。――当時、京から東国の諸家へ嫁《か》して来た婦人たちは、粗野な関東人を軽蔑《けいべつ》する癖があって黄門|光圀《みつくに》でさえ其夫人には大分苦しめられた逸話が残っているくらいだ。
 習慣の相違と、年少の頃から形だけ夫婦として成長して来た事などから、二人のあいだには愛慕の情というものが未《いま》だに湧《わ》いていなかった。
 ――淋《さみ》しい。
 吉孚は此頃よくそう思う事がある。
 そして、ふとしては眼にうかぶ俤《おもかげ》があるのだった。――他出の折には必ず或《ある》街上の、いつも同じ場所で自分の方を覓めている娘、町家の者らしいが風俗も卑《いや》しからず、憂《うれ》いを含んだ美しい眼をしている。いつからともなく、此方もそれに気付いてからは、その娘を見る事を期待するようになり、娘の艶々《つやつや》しく濡《ぬ》れたような眸子《ひとみ》に触れると、軽い胸のときめきさえ感じるようになった。
 十日ほど前、登城しての帰途、娘は意外にも自分の駕籠へ縋《すが》り付いて来た。
 ――あの時の思い詰めた顔。
 吉孚が折に触れて思い出すのは、その時の娘の俤であった。
「打毬はお止《や》めにございますか」
 泉亭へ入ろうとした時、中庭口からそう云いながら松並勘右衛門が近寄って来た。――父の綱条も一目置いている老臣である。殊に吉孚は気の弱い質《たち》だったから、彼には必要以上に遠慮をしていた。
「どうも疲れていけない。我ながらこの弱い体には飽きが来たよ」
「御大切な御身ですから、御養生を遊ばさぬとなりませぬ。打毬などは些《いささ》か過激かと存ぜられまする」
「――もう止める積りだ」
「それが宜《よろ》しゅうござりますな」
 勘右衛門は頷《うなず》いて、
「薄茶を立てさせましたゆえ、おしめし遊ばしませぬか」
「渇いて居る、貰《もら》おう」
「――これ」
 勘右衛門が振返って呼ぶと、静かに天目《てんもく》を捧《ささ》げて一人の腰元が入って来た。――吉孚は腰掛けたまま受取ったが、何気なくその顔を見て思わずあっと声を出しそうにした。
「芙蓉《ふよう》と申します」
 勘右衛門が側から云った。
「新規に御殿へあがりました者にて、御側に御召使いをお願い申上げまする」

[#5字下げ]二[#「二」は中見出し]

 ――あの娘だ。
 見紛《みまご》うまでもない、俯向《うつむ》いている眉《まゆ》、朱《あか》い唇許《くちもと》、顫《ふる》えている肩つき、たしかに街で自分の駕籠へ縋り付いた娘だ。
「松並、――」
 彼女《かのおんな》が退くと、吉孚は眼をあげて、
「其方《そのほう》は余に、側女《そばめ》を進める気か」
「若君。彼女は哀れな娘でござります。そう申上げればお分り遊ばしましょう、彼女は若君の御為には命を惜しからじと思い詰めて居りまする。……そして今は、若君の御側に、そういう者が一人でも多く必要なのでございます」
「その話なら聞きたくないぞ」
 吉孚はつと立上って亭を出た。
 聞きたくない話だった。――それは水戸家の世継の問題である。吉孚の祖父たる光圀は、初代頼房の三男であった。ゆえあって長男の頼重は分家して松平|讃岐守《さぬきのかみ》家を創立し、本家水戸は三男光圀が相続した。それで光圀は兄に対する義理から、今度は自分の長男鶴松を讃岐守へ養子に遣《や》り、兄の子|綱条《つなえだ》を迎えて水戸家三代を継がしめたのである。然《しか》るに水戸|家中《かちゅう》の老臣たちは、光圀の徳を渇仰《かつごう》する余りその正統の血を遺《のこ》すため、綱条の子、即《すなわ》ち吉孚を廃して、讃岐守家へ養子に行った光圀の長男頼常の子を、逆にまた継嗣《けいし》に迎えようと計っていた。
 無論これを、綱条が自ら云いだせば問題はない。然しその希望なしと見たので、吉孚の命を絶つ、という非常手段まで考えられるようになったのだ。――家柄血統を人間より重く見る時代の事で、決して珍しい話ではないが、是《これ》を松並勘右衛門から聞かされた時、吉孚は到底信ずる気になれなかった。そして、
 ――其話だけは二度と聞かせないで呉《く》れと、固く言渡したのであった。
 吉孚が亭を出ると、藪囲《やぶがこ》いの前に芙蓉が待っていた。そして館《やかた》の方へ行く吉孚の後から案外落着いた様子で扈従《こしょう》した。――吉孚は泉池《せんち》の畔《ほとり》まで来ると、ふと立止って、
「――芙蓉と申すか」と声をかけた。
「はい」
「……いつぞや、会ったな」
 娘は俯向いていた顔を微かにあげて、光のようにちらと吉孚を見上げた。その眸子は濡れて、顫えていた。
「どうして此処《ここ》へ来たのだ」
「はい、御老中さまの御配慮にて……」
「それだけか」
 そう云ってから、吉孚は云い過ぎたことに気付いた。
「館の勤《つとめ》は辛《つら》いぞ。女共が多い、作法習慣もやかましい。町家の者には耐切れぬ事が数々ある、帰った方が宜いと思う」
「――若殿さま」
 と、芙蓉が顔をあげた時、声高《こわだか》に女の声がして、侍女たちを伴《つ》れた夫人八重子が近寄って来た。
「まあ綺麗《きれい》な娘だこと」
 夫人は吉孚の側へ寄りながら、
「見馴《みな》れぬ腰元ですのね、何処《どこ》から拾っていらっしゃいましたの? 打毬が下手になったと思ったら、こんなお遊びが始まっていらっしたんですのね」
「奥、――言葉が過ぎるぞ」
「そんなに怖いお眼を遊ばしますな、別に悪い気持で申上げたのではございませんもの。ああそうそう、先程の琴を熟《よ》く弾くと仰有《おっしゃ》ったのはこの娘なんですのね、ほほほほ」
「――芙蓉、参れ」
 吉孚は娘を促して足早に去った。
 芙蓉のお千賀は黙って扈従しながら、夫人八重子の鋭い舌鋒《ぜっぽう》と、権高な調子を繰返し憎んだ。
 夫人は自分と同じ十七歳の筈《はず》である。生れも育ちも違うとは云いながら、あれが副将軍の世子たる良人に対する態度であろうか。
 ――お淋しそうな若さまのお眼。それが痛いように胸へ滲入《しみい》った。
「家へ帰った方が宜いであろう」
 歩きながら吉孚が云った。
「家は何をして居るのか?」
「はい、唐物商でございます。父の名は奈良屋伝右衛門と申します」
「奈良屋――」
 吉孚はふと足を止めて振返った。
「奈良屋と云えば、屋敷へ出入りをして居るあの伝右衛門か」
「――はい」
「では、いつぞや向島の……」
 娘は辛《かろ》うじて微笑しながら眼をあげ、
「はい、あのとき拝領致しました御印籠は、今でも大切に身を離さず持って居ります」
「そうか、あのときの娘だったのか」
 吉孚は感動した声音で云いながら、眤《じっ》と娘の顔を見戍《みまも》った。――衆人の見る前で、あんな取詰めた真似《まね》をした気持が、少しずつ分るように思えた。

[#3字下げ]恋死なん[#「恋死なん」は大見出し]

[#5字下げ]一[#「一」は中見出し]

「それは事実か」
 勘右衛門は屹《きっ》と向直った。――美濃部又五郎は声をひそめて、
「唯今《ただいま》国表より藤木勝之進が出府|仕《つかまつ》っての急報でございます」
「三十日御出府、三十日」
 水戸へ帰っている綱条が、十日の後に出府するという報知である。参覲《さんきん》の定例だと来年春の筈なのだ。勘右衛門は暫《しばら》く考えていたが、
「――御老」と、典医|柚島《ゆずしま》仁斎の方へ振返って、
「御薬湯を濃く立てて頂こう」
「今宵《こよい》でござるか」
「もう彼女が取りに参る刻限だ、直ぐに調じて頂きたい」
「――仕りましょう」
 典医の宿直《とのい》する部屋である、――仁斎は座を立って、屏風《びょうぶ》の中へ入った。
 お千賀の入って来たのはそれと殆《ほとん》ど同時であった。――あれから今日まで七日、吉孚の側に仕えて夢のように送った。殊に御寝《ぎょしん》前の薬湯を勧める時が、一日の内で一番楽しい時間だった。その時だけは二人きりで、僅《わずか》ながら静かに語ることが出来るからである。
「お薬湯を頂きに参りました」
「いまお調じ申上げて居る」
 と、勘右衛門は静かに娘を見て、
「どうじゃ、御側仕えが辛くはないか」
「……否《い》え決して」
「御簾中《ごれんじゅう》方の女どもが意地の悪い事をするとか聞いたが、そんな事があるか」
「はい、別に左様な事はございませぬ」
「それならば宜い。御奉公大切にすれば、やがて其方の思いも叶《かな》う折が参ろうというものじゃ、辛抱せい」
「――――」
 お千賀は屹と勘右衛門の顔を見たが、直ぐにまた膝《ひざ》へ眼をおとした。
「お待たせ申したの」仁斎が天目を捧げて出て来た。「今宵のお薬湯は少しお舌触りが変って居るゆえ、そう言上して差上げるよう」
「はい、――」
「注意して参れ」勘右衛門が側から云った。
 お千賀が寝所へ入って行った時、吉孚は既に夜具の上に坐っていた、白|綸子《りんず》の寝巻が、雪白の頬《ほお》に青いほど映えて見える。――お千賀が捧げて来た天目を下に置くと、
「どうした、顔色が悪いではないか」と、吉孚は優しく云った。
「気分でも悪いのではないか」
「否え……決して左様の事は」
「それなら宜いが、――そんな処《ところ》に坐らないで近《ちこ》う寄らぬか」
「はい」
 お千賀は云われるままに、天目を進めつつ膝行《しっこう》した。――吉孚は手を伸ばして取りながら、曾《かつ》て無い温かな眼を向けて、
「向島で初めて会った折にも、おまえは茶を汲《く》んで呉れたのだったな。……余はまだ少年だったが、美しい娘だと思ったことを覚えて居る。あれは十六の時であったな」
「……わたくし若殿さまのお顔を――」云いかけて、お千賀は急に俯向いた。……吉孚は後の言葉を促すように、娘を見ながら天目の蓋《ふた》を取って呑《の》もうとしたが、
「是は、――」と、云って訝《いぶか》しそうに中を見た。
「芙蓉、是には薬湯が入って居らぬぞ」
「わたくしが……」お千賀は静かに顔をあげて云った。
「わたくしが頂戴致しました」、
「――どうして」
「あれは、お毒薬でございます」
「なに!」
 がくりと、お千賀の体が傾いた。――吉孚はすり寄って支えながら、
「芙蓉! おまえ毒と知って呑んだのか」
「お聞き下さいませ」
 お千賀は力のある声で云った。
「御家中の老臣方は、光圀様のお血筋を、水戸家へ遺すため、若殿さまのお命をお縮め申そうと、謀《はか》っているのでございます」
「どうして其《それ》を知った」
「わたくしの父が、松並さまと、密談をしているのを聞いたのです」
「松並勘右衛門が?」
「御老中さまは、お味方と見せて、実はその企《たくら》みの発頭人なのでございます。今まで差上げていましたお薬湯、あれは、あれは少しずつ、お命をお縮め申す毒薬です。そしてそれは、わたくしの父が、南蛮から買入れた物でございました。わたくし其事を、二十日ほど前に知りましたので、それで……」
 お千賀は苦しげに言葉を切った。

[#5字下げ]二[#「二」は中見出し]

「どうかして、若殿さまに、お知らせ申上げようと存じましたが、御老臣方のお企みゆえ、ただお訴え申しただけで、とてもお耳には届くまいと存じまして、是非なく先日……お乗物へ取りつき、書いた物を差上げようと」
「では、あれはそのためだったのか」
「でも駄目でございました。お駕籠|脇《わき》の方に突放されて、到頭……」
「芙蓉、いや――千賀」
 吉孚は苦悶《くもん》の眉をひそめて、
「ではおまえは、水戸家の世継たる余の命を救うために斯《こ》うしたのか。駕籠へ取りついたのも、この館へ入り込んだのもそれだけのためだったのか。――恋の気持では無かったのか」
「…………」
「千賀、云って呉れ。おまえは吉孚を恋して来たのでは無かったのか」
「勿体《もったい》ない……」
 お千賀は血を吐くような声で云った。
「わたくしは、卑《いや》しい町人の娘でございます。なんで、なんで若殿さまに、そんな」
「本当の事を云え、おまえは助からぬのだ。偽りを云ったままでは死ねぬ筈だぞ」
「…………」
「云うのだ、本当の事を」
「……恋では、ございませぬ」
「千賀!」
 娘は必死の力で振仰いだ。蒼白《そうはく》になった面《おもて》が涙で濡れていた。
「若殿さま、恋では、ございませぬ。でも、わたくしは、本望でございます。女と生れて是以上の死方はございませぬ。是に――御老中加担の方々の名を認《したた》めて置きました」
 お千賀は懐《ふとこ》ろから書状を取出して、
「どうぞ一日も早く」
「…………」
「御安泰の御身におなり遊ばすょう。――わたくしの死体を、父にお下げ渡し下さいます時には、棺《ひつぎ》の中へ御印籠と一緒にと……」
「それだけか。云う事はそれだけか」
「若殿さま……」
 強い身震いが二度、三度。お千賀は苦痛の呻《うめ》きを洩《も》らさじと、懸命に歯を喰いしばるかと見るうち、
「恋、恋ではありませぬ」
 叫ぶように云って、がくりと前へのめり伏して了った。
 吉孚は眤とそれを覓めていた。曾て経験した事のない、複雑な烈《はげ》しい感動が体中を火のように荒狂っている。泣いて宜いのか、怒るべきか分らなかった。
 ――この娘は嘘を云った。この娘は余を愛していたのだ。命を救って呉れるより、本当の気持を直《じか》にぶっつけて呉れる方が嬉《うれ》しかったのに。でも、この娘にはそれが出来なかったのだ。余の身分が、そうさせなかったのだ。可哀《かわい》そうに。
「吉孚は胸へ熱湯のようなものがつきあげて来るのを感じた。――そして静かに立って鈴の紐《ひも》を引いた。
「お召にござりまするか」
 襖《ふすま》の外で小姓の声がした。
「着換えをするぞ」
「は、――」
「それから老中共に小書院へ集れと云え」
「は、――」
 小姓が去ると、直ぐ二人の侍女が衣服を捧げて来た。吉孚はお千賀の屍《しかばね》を屏風で隠し、着換えを済ませてから、
「宜い、退《さが》れ」と、侍女を去らした。――そして、いま脱捨てた寝衣を手にすると、まだ肌《はだ》の温《ぬく》みの残っているのをそのまま静かにお千賀の屍の上へ着せかけてやった。
「千賀、余の肌つきだ、果敢《はか》ないえにしであったな」
 くくくと喉《のど》へせきあげる歔欷《すすりなき》を抑えながら、
「然しおまえの持って行く物は、印籠だけではないぞ、吉孚の心も一緒だ、分るか、吉孚の心も一緒に持って行くのだぞ」
 そう云って両眼を蔽《おお》い、やや暫くのあいだ屍の前に黙祷《もくとう》していたが、やがてお千賀の残した書状を取上げて立ち、
「――出るぞ」と、声を掛けた。
 襖が開いて、佩刀《はいとう》を捧げた小姓と近習の二名が控えていた。吉孚は大股《おおまた》に畳廊下から御錠口を経て、小書院の上段へ現われた。――其処《そこ》には既に松並勘右衛門を始め七人の老中が集って来ていた。
「いずれも夜中大儀であった」
 吉孚は冷やかに見廻して、
「火急に呼んだが、別に仔細がある訳ではない。寝所へ入ってふと思いついた事があったから、一応皆に伝えて置きたくなったのだ」
「――――」
「その前に見せる物がある」
 吉孚は例の書状を取出して、
「又五郎、是を勘右衛門に見せろ」
「ははッ」
 美濃部又五郎が、膝行して出る、両手で書状を受けようとした時、吉孚の手からはらりと書状が落ちた。――刹那《せつな》!
「無礼者!」
 叫んで、吉孚の手が小姓の捧げている佩刀へ伸びる。ぎらりと抜討に刃《やいば》が空を截《き》った。
「あ、――」と、又五郎は平伏したまま、後へ退ろうとしたが、直ぐ、頸根《くびね》からびゅっと血を迸《ほとばし》らせながら、だっと前へのめり倒れた。列座の人々は色を喪《うしな》った。
「勘右衛、近う!」
 吉孚は佩刀を右手にしたまま、左手で書状を取ってついと差出した。
 ――勘右衛門の唇はわなわなと震えている。
「近う! 是を読んでみい」
「……御免」
 勘右衛門は静かにすり寄った。差出した手は眼に見えるほど戦《おのの》いている。そして書状を受取るとたん、吉孚の佩刀がきらりと光るや、あッと低く叫びながら身を縮めた。
「何を左様に怖れる」
 吉孚は佩刀を小姓の一人に渡しながら、冷やかに笑って云った。
「又五郎は無礼があったから成敗した。ゆえなく其方まで斬りはせん、安心してそれを読んでみい」
「は、……」
 勘右衛門は元の場所まで戻って、恐る恐る書状を披《ひら》いた――ちらと眼を通した刹那、彼の体は電撃されたように震慄《しんりつ》した。横鬢《よこびん》へ見る見るべっとりと膏汗《あぶらあせ》が滲《にじ》みだすのを、吉孚は嘲《あざけ》るように睨《にら》みながら云った。
「哀れな娘が、命を賭《と》して探索した名簿だ。それを認めた娘は死んだぞ」
「…………」
「余はまだ披見して居らぬ」
「…………」
「確《しか》と読め勘右衛」
 勘右衛門は書状を持ったまま、崩れるように其処へ両手をついた。
「読んだか」
「――は」
「宜し、燭台の火をつけい」
「…………」
「燃して了え。何を躊躇《ちゅうちょ》するか!」
 勘右衛門に蘆葉《あしのは》のように戦きながら、燭台の火に書状をさしつけた。――紙はめらめらと燃上って、見る間に端から灰になる。勘右衛門は手であしらいながら、遂《つい》にすっかり燃して了った。
「宜し、それで其|名書《ながき》は、書いた娘と其方だけしか見た者はない。――改めて、呼んだ仔細を申す。義公様(光圀)は日本国の大徳であらせられた。水戸家は祖父様の御正統こそ相続すべきであると思う。即《すなわ》ち……讃岐守頼常侯の子息こそ水戸家を継ぐべきだ。余は予《かね》てからそう思っていたし、今度父上御出府のうえは、直々《じきじき》に申上げて御決定を仰ぐ積りで居る」
「――――」
「ふと思い出したら、急に其方共に会いたくなったので召寄せた。夜中大儀であったな、もう退って宜いぞ」
 みんな言葉もなく平伏した。――吉孚はすっと立ったが、振返って、
「勘右衛、芙蓉の死体には余の肌つきが着せてある。手を触れずにそのまま葬《ほうむ》ってやれ。不憫《ふびん》なやつを殺したぞ」
 語尾は黯然《あんぜん》としめっていた。
 略記すれば、水戸家の四代は讃岐守頼常の子軽丸(六歳)が入って継いだ。是が、成公と云われる宗堯《むねたか》である。――旧記桃雑記にはお千賀の件を「世子の御事を思い煩《わずら》い、死ぬるに覚悟せし様子なれば、両親不憫に存じ、娘の願いなればとて、奥の方へ便を求めて、世子の御手に触れ給《たま》いし物を、下し賜わらん事を、ひそかに願いけり、是に依って侍女の計らいにて御寝間の衣を下し賜いけり、彼女この衣を身に抱緊めつつ死たりとかや」とだけ書いている。
 勘右衛門一味は数年後、政治向|不宜《よろしからず》という事で放逐されて了った。
[#地から2字上げ](「講談雑誌」昭和十三年十月号)



底本:「与之助の花」新潮文庫、新潮社
   1992(平成4)年9月25日発行
   2010(平成22)年4月10日二十三刷改版
底本の親本:「講談雑誌」
   1938(昭和13)年10月号
初出:「講談雑誌」
   1938(昭和13)年10月号
入力:特定非営利活動法人はるかぜ

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