武蔵野鉄道30000系電車
武蔵野鉄道30000系電車は、平成20年に登場した東京新都市高速アーバンメトロ新都心線直通用の通勤型電車である。今まで分割編成で混雑が発生していた3000系80番台の一部置き換えとそれに伴う2000系・9000系の玉突きによる置き換えを目的に新造された。

特徴
- 足回り
基本的に20000系電車の平成19年度車と同じものを使用している。その他詳しくは20000系の項目で。電動機は特別に190kWのものを採用している。なお、他形式との併結は非常時以外考慮されていない。
- 車体
20000系電車のものをベースにした武鉄ブロック工法による軽量ストレートSUS車体を採用した。正面デザインは20000系のものを左右非対称にしたものである。
- 客室設備について
基本的に20000系電車の平成19年度車のそれとほぼ同じであるが、将来の可動柵設置に備えて鉄車工標準仕様の窓・座席配置(3+7+7+7+3)になっている。詳しくは20000系の項目で。
常葉急行鉄道2000系電車との共通性
この形式は、常葉急行鉄道2000系電車と基本設計がほぼ同一で台車、保安機器、運転台以外はデザインも含めて非常に近い。これにより、コストを削減している。
増備について
体質改善工事について
令和7年の時点で経年が17年に達しており各種機器の更新時期が近づいているため、令和10年までに体質改善工事を開始することとした。
主回路については80000系電車の仕様をベースとしており、50000系以降の武蔵野鉄道標準品の270kW級PMSMや70000系以降で採用したフルSiC-VVVFインバータを採用しているが、TIMS対応や4in1VVVFインバータを1両に2基搭載するなど、機器更新車ならではの仕様変更がされている。
補助電源装置や電動空気圧縮機については、東急電鉄2020系電車の仕様をほぼそのまま採用している。ただし補助電源装置と電動空気圧縮機をパンタグラフ無しの電動車に集中装備するなどの違いはある。
TIMSについては主要な基盤の交換など老朽化した部位のリフレッシュを図る内容としている。
空調機器についてはオーバーホールによる性能回復を行う。
内装については、21型LCDサイネージの採用、袖仕切りや座席、床敷物等を80000系電車と同等品に交換するメニューになっており、時代に合わせたリフレッシュが実施される。
主回路については80000系電車の仕様をベースとしており、50000系以降の武蔵野鉄道標準品の270kW級PMSMや70000系以降で採用したフルSiC-VVVFインバータを採用しているが、TIMS対応や4in1VVVFインバータを1両に2基搭載するなど、機器更新車ならではの仕様変更がされている。
補助電源装置や電動空気圧縮機については、東急電鉄2020系電車の仕様をほぼそのまま採用している。ただし補助電源装置と電動空気圧縮機をパンタグラフ無しの電動車に集中装備するなどの違いはある。
TIMSについては主要な基盤の交換など老朽化した部位のリフレッシュを図る内容としている。
空調機器についてはオーバーホールによる性能回復を行う。
内装については、21型LCDサイネージの採用、袖仕切りや座席、床敷物等を80000系電車と同等品に交換するメニューになっており、時代に合わせたリフレッシュが実施される。
編成図
←太田
クハ30100 | モハ30200 | モハ30300 | サハ30400 | モハ30500 | モハ30600 | サハ30700 | モハ30800 | モハ30900 | クハ30000 |
ATS | PT VVVF | SIV CP | PT VVVF | SIV CP | PT VVVF | SIV CP | ATS |
添付ファイル