くま版採用・非公式の宗派の説明など。
狐神
概要
この宗派は自然崇拝(八百万の神を精霊に置き換えた感じ)宗派です。
自然を大事にし、世界に恵みを与える精霊や植物に感謝し、日々を暮らす。それだけです。
発祥の地はサン帝国です。
特徴
精霊信仰の側面を持ちます。
才覚がある者は、精霊魔法を修得してくるでしょう。
制限類
自然破壊や物を大事にしない思考は推奨されません。
自由と悪戯を司る神ムーリシア
概要
※世間では、名前がほとんど伝わっておらず、名も知れぬ混沌の神として扱われる事もあります。
ムーリシアは、かつての神々の戦の際、光と闇の両陣営にも属さず、中立を貫いた神の一人です。
しかし、フェネスのように非干渉を貫いたわけでもありません。
両陣営や戦場に干渉し、戦闘を回避させたり、中断させたりしていました。
このため、至高神ファリスと、(自由の捕らえ方が食い違う)ゲイツから敵視されています。
また、戦を止めようとした事から、一部マイリー信者からも良い顔をされない事があります
また、前述の通り、正確には邪神ではありませんが、その教えの性格上から為政者にとって都合が悪く、
反社会的である為、邪神と認定されている国が殆どです。
ムーリシア信仰は盛んではなく、神殿もほとんど存在しません。
また、両陣営へ(戦争回避の為とはいえ)妨害工作を行った事から、
特にファリスやマイリーの信仰が盛んな国だと、邪神として扱われている可能性が高いです。
ジャスティス王国などでは、完全にゲイツと同じ扱いをされています。
また教義を取り違え、ゲイツ信者とほぼ同じ行動を取っている人や、盗賊や野党の神様だと思っている人
平和思考が行き過ぎて、ほとんどマーファ信者と同じになっていたりする人がいたりします
ムーリシアの教えは、悪戯を容認し、またそれを行う事で回りに笑いという幸福をもたらす事を薦める神です。
また、悪戯を行える環境や、それを周囲が容認できる環境として、
争いの無い平和な世界を作る事を薦めています。
ゲイツと似たように、自由を認め、己の心のあるがまま、自由のまま生きる事を薦めていますが、
この自由とは、ゲイツのような他者を省みない、完全な自由を求めているのではありません。
己の自由だけを求めすぎると、他者の自由や悪戯を行う権利を損ね、幸福が生まれないとし、
笑えない悪戯や、他者の自由を著しく奪う事は極力行わないよう述べています
(そのため、他者の自由を未来永劫奪い去る殺人を嫌煙します。)
自分の力で責任を取れる範囲での自由を薦めているのです。
他人に不幸のみを与える生物として、デーモンは敵性生物とされていますが、それ以外は違います。
これは、たとえ妖魔やダークエルフであれ、知能ある生物には生きる権利があると考えるからです。
また、不必要に相手の命を奪う事を禁じていますが
マーファのように戦い自体を否定しているわけではありません。
なお、分類上は邪神ですが、実際のところは中立神であり、また自由を重んじるという性質上、
この宗派は暗黒魔法は使えません。
特徴
悪戯を好み、比較的自由な行動を許可されます。
しかし、戦争を嫌い、相手の自由を意味も無く奪ったり、命を奪うことを極力拒みます
妖魔なども、人間と同じように見ます。
制限類
この宗派の神聖魔法を取りつつ、CP残虐は間違いなく取れません。
CP博愛を取ると、-5-15どちらを取ろうと、実質CP-15状態になります。
(最初から妖魔を人間と同じように扱う為)
光の神様と違い、盗賊行為自体は禁止されません。スリも可能です。
ただし、盗む物が盗まれる側にとって取り返しの付かない物と分かっている場合は別です。
知能在る生物全般の命は無闇に取ってはいけませんが、
逆に言うと破壊本能や、命令の通りにしか動けないものは対象外ですし、
また他者の自由を奪う物を倒す事は可能です。
重要なのは、命は尊きものであり、無闇粗末に扱うべきではないという考えであって、
絶対に奪ってはいけないというわけではありません。
意味のあり、必要な殺傷ならば、神聖剥奪は起こりえません。
(GMが理由に納得できない場合、警告が来る事はありえますが。)
殺さずに解決する方法があるのなら、そちらを選んだ方が らしい ですが。
行動例
あるセッションにおいて、村人に妖魔退治を依頼されるとしましょう。
- 「街の外に妖魔がいるんだ、不気味だから退治してきてくれ」
これは、ムーリシア神聖持ちから見ると
- 「街の外に不気味な人間がいるんだ、殺してきてくれ」
という事になってしまいます。殺傷はまず不可能でしょうし、対話解決を試みるでしょう。
しかし、
- 「村が襲われ、多くの荷物を奪われ、怪我人が出ている。退治してくれ」
こうなると、野盗などと同じ扱いであたることが出来ます。
キャラクターや状況によっては、村人の自由を脅かす脅威として、妖魔を殺すこともできるでしょう。
しかし、ここで妖魔を殺す=野盗が同じ事をやったら殺す、という事です。
キャラクターの性格と照らし合わせ、考えるといいでしょう。
また、
となれば、命を奪う物として、討伐する事は十分考えうる事になります。
ちなみに、この宗派の鬼門は
「害意のない、もしくは無抵抗の妖魔」です。
宗派理念上、会話による解決が十分可能と取らざるを得ないので、殺せません。
質問があればどうぞ
最終更新:2009年01月21日 00:10