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曽根昭

曽根昭(そねあきら)〈1927年3月5日-2008年3月〉は、政治家、厚生労働大臣内閣官房長官

来歴

1927年3月、茨城県水戸市出身。茨城県立水戸第一高等学校を経て、1951年に大阪芸術大学学芸学部総合芸能学科を卒業。

大学卒業後、アメリカの映画製作会社であるWagnerの興行現地法人である、Wagner日本商事へ入社。日本のCM市場開拓とその販売流通に道を開いた第一人者であり、日本海運社生田殖産あまねやなどの長寿な名CMをプロデューサーとして制作した張本人でもある。

政界入り

日本海運社のCM制作で縁を持った、静原幹(東洋海運船舶副社長・営業統括)の勧めで、政界入りへの道を開いた。1962年に静原幹日本海運社社長に就任する。就任記念パーティーで、雄伯会大貫和正(共和党衆議院議員)を紹介された。

共和党雄伯会は、旧茨城1区の候補者が、同志会構造研であることから、同派閥から新人候補を擁立することを目指した。派閥では、水戸市議会の議長経験者を擁立する意見もあったが、派閥事務総長に就任したばかりの大貫和正が、意見を押し込んで曽根に白羽の矢が立った。

曽根は、共和党静原幹の資金的サポートを受けて、Wagner日本商事を退職する。1966年4月3日に衆議院が解散し、第21回衆議院総選挙共和党公認候補として立候補する。初選挙では、最下位ながら初当選を果たした。
当選後、ライフワークとして労働災害の防止に取り組む労働族の働きを見せながら、メディア政策にも明るい総務族として活躍する。衆議院労働委員会厚生労働委員会で若手議員として活躍した。

入閣・労働族議員

第22回衆議院総選挙第23回衆議院総選挙では、社会党旋風に敗れて落選する。長い議員浪人を経て、自由党から1978年の第24回衆議院総選挙で2選目を果たす。

労働災害防止法の適用拡大を目指した法改正に尽力した功績から、厚生労働大臣として初入閣を果たす。浅上内閣では、自由党/政局会議の座長として、政権システムの徹底的な分析を担当した。改造内閣では、内閣官房長官を務めた商工省出身の福田真一の後任として、政権中枢の内閣官房長官として再入閣を果たす。治水会政権の中で、雄伯会の曽根が起用されたのは、浅上内閣の目標であった太平洋海洋修好条約締結に大きな力を示す日本海運社の後押しを受ける議員であったためである。

非雄伯会政権では、党や政権の中枢になく、船中勉の政権において、党21世紀ビジョン検討本部長に就任する。この組織は、2000年代の政党戦略を考えるための中枢機関という建前であったが、。

略年歴

1927年 3月 茨城県水戸市に生まれる
1945年 3月 茨城県立水戸第一高等学校を卒業
4月 徴兵動員
9月 軍籍離脱
1946年 4月 大阪芸術大学に入学
1951年 3月 大阪芸術大学学芸学部総合芸能学科を卒業

1951年 4月 Wagner日本商事へ入社
総合音楽事業部制作室
1955年 1月 制作局音楽事業部制作室
1957年 10月 ラジオ制作局CM事業部制作室次長
1961年 10月 販売局販売営業部CM販売室長
1965年 11月 退職

1965年 11月 共和党雄伯会へ入党
12月 党茨城1区支部・公認候補予定者
1966年 4月 第21回衆議院総選挙旧茨城1区から初当選
1967年 4月 選挙対策局
1968年 10月 選挙対策副局長・雄伯会青年部長
1970年 4月 第22回衆議院総選挙で旧茨城1区で落選
1975年 4月 自由党へ入党
1978年 7月 第24回衆議院総選挙で旧茨城1区から復活当選
総務会総務・党厚生労働部会長

1980年 5月 厚生労働大臣片山内閣〉として初入閣
1981年 6月 厚生労働大臣〈片山内閣(改造)
1983年 6月 政局会議座長
1984年 6月 内閣官房長官浅上内閣(改造)
1987年 5月 内閣官房長官〈内原内閣
1988年 7月 政局会議議長
1989年 10月 党労災対策実現本部長
1990年 6月 党21世紀ビジョン検討本部長
1997年 8月 党紀委員長・全国党員活動活性化本部長
2000年 8月 雄伯会顧問

選挙歴

選挙 開票日 年齢 選挙区 政党 定数 順位
第21回衆議院総選挙 1966年4月24日 39 旧茨城1区 共和党 5 5/7
第22回衆議院総選挙 1970年4月26日 43 旧茨城1区 共和党 5 7/8
第23回衆議院総選挙 1973年9月16日 46 旧茨城1区 共和党 5 6/7
第24回衆議院総選挙 1978年7月2日 51 旧茨城1区 自由党 5 4/7
第25回衆議院総選挙 1980年5月18日 53 旧茨城1区 自由党 5 2/8
第26回衆議院総選挙 1983年6月5日 56 旧茨城1区 自由党 5 2/7
第27回衆議院総選挙 1987年5月1日 60 茨城2区 自由党 1 1/2
第28回衆議院総選挙 1989年10月29日 62 茨城2区 自由党 1 1/3
第29回衆議院総選挙 1991年8月11日 64 茨城2区 自由党 1 1/2
第30回衆議院総選挙 1993年8月1日 66 茨城2区 自由党 1 1/2
第31回衆議院総選挙 1996年12月1日 69 茨城2区 自由党 1 1/4
第32回衆議院総選挙 2000年10月1日 73 茨城2区 自由党 1 1/5
第33回衆議院総選挙 2004年8月8日 77 茨城2区 自由党 1 1/4
第34回衆議院総選挙 2006年7月30日 79 茨城2区 自由党 1 1/3
最終更新:2026年06月15日 17:35