トリックオアトリート!
本日の更新はお休みとなります。
こちらで
薬の魔物のSSを何編か書かせていただきますね。
ディノ
「トリッ…」
「悪戯してくれるのかな」
「もじもじしながら三つ編みを差し出され、ご主人様は困惑中です」
「悪戯…」
「そんなディノにはこれです!にゃんこ耳の飾りですよ!」
「合成獣にされた…」
「落ち込んでしまったので、にゃんこなディノは沢山撫でてしまいますね」
「ご主人様!」
エーダリア
「トリックオアトリート!」
「待ってくれ。銀狐にお菓子の入った籠を持ち去られてしまってな。すぐに捕まえる」
「ふむ。悪戯ですね?」
「ネア?!」
「さてここに、私をちびころにした恐ろしい桃のジュースがあります」
「そ、それは駄目だ!
ヒルド!早く銀狐を捕まえてくれ!」
ヒルド
「
ヒルドさん、トリックオアトリートです」
「では悪戯にしましょう」
「ふふ、その手はやはり、ちびころ
エーダリア様をご希望なのですね?なお、ディノがリーエンベルクの魔術には影響が出ないようにしてくれました」
「おや、
エーダリア様、随分と可愛らしくなりましたね」
「
ヒルド…」
ノア
「僕もあの悪戯がいいな」
「ぐるる。私のお菓子はどこなのだ」
「任せて。そっちの準備も万全だから!」
「南瓜のプリンです!」
「それで、
エーダリアは?」
「
ヒルドさんが堪能中なので、暫しお待ち下さいね」
「じゃあその間に、妹からの刺激的な悪戯を…」
「ネイ?」
「ごめんなさい…」
ウィリアム
「ここに桃のジュースがあります」
「ネア、ザハの林檎と紅茶のスコーンだ。お返しは悪戯でいいぞ」
「桃のジュース…」
「スコーンじゃない方が良かったか?」
「むぐぅ。スコーンをいただき、悪戯します!!」
「よし、そのジュースは置こうな」
「ふぎゅ、ちびころ
ウィリアムさん…」
ヨシュア
「まずは桃のジュースをお飲み下さいね」
「悪戯はしないのかい?」
「持ってきたお菓子を回収します。…ほわ、愛くるしいちびころ
ヨシュアさんが!」
「魔物でも小さくなるのだね…」
「ほぇ、椅子から下りられないよ、イーザ助けて」
「ネア様から飲み物を…」
「ふええ!怒ってる!」
グレアム
「トリックオアトリートです!」
「ザハの試作品のケーキを、沢山持って来たんだ。シルハーンに悪戯してやってくれるか?」
「ほわ、ケーキの楽園が現れました。どんな悪戯でも請負います」
「それなら…」
「ディノ、悪戯ですよ。えいっ!」
「虐待…」
「背中に抱きついたら滅びました」
ドリー
「むむ、
ドリーさんです」
「ネア、そのハロウィンのやり方を教えてくれるか?
ヴェンツェルにも体験させてやりたいんだ」
「では、概要をまとめますね」
「仮装も必須なのか?」
「基本は、お菓子と悪戯の運用で事足りますよ」
「という事は俺が、菓子を貰いに行ってもいいのか」
「なぬ」
ギード
「トリックオアトリートです!」
「可愛いスカートだな」
「む、初めて私のハロウィンコスチュームに触れてくれた人が!」
「菓子は、こんなものしかないがいいか?」
「まぁ、林檎飴です!」
「シルハーンは、どうしたんだろう」
「背後からぎゅっとしたら、儚くなってしまったのです…」
アルテア
「トリックオアトリートする側とされる側の準備をしてきました!」
「…おい、裾丈が短過ぎるぞ」
「お菓子をよこすのだ」
「ったく…。で?俺のものはあるんだろうな?」
「桃ジュースを作りました。ささ、お味見して下さい」
「絞っただけだな」
「ふむ。飲みましたね?」
「…っ?!」
ネア
「とりっくおあ、とりーと」
「ふふ、ディノの悪戯も知りたいのですが、南瓜はあんまりなディノの為に、フレンチトーストを焼きました」
「ご主人様!」
「黒マントのディノは、格好いいですね」
「ネアは、…足がずるい?」
「む、今日は短いふりふりスカートだからでしょうか」
「…可愛い」
最後のディノは、少し魔物寄りで。ちびころ
エーダリアは、
ヒルドとノアに沢山お世話されてしまいました。
ヨシュアはネアに抱っこして貰い、
アルテアは現在捜索中です。
ウィリアムは手に桃ジュースを持っているので、ネアは危険かもしれません。
本日も、お付き合いいただき有難うございました!
最終更新:2022年05月07日 12:00