#薬の魔物12月の銀狐ボール14(次にくるライトノベル大賞投票御礼SS)
#薬の魔物の解雇理由
#薬の魔物12月の銀狐ボール
「
アルテア!決まったよ!」
「…おい。こっちに来るな!」
「ふむ。銀狐さんの心を掴んだ選手権一位ということで、お祝いをします?」
「やめろ…」
「
アルテアを祝ってしまっていいのかな…」
「あのさ、ボール図鑑を出さないかって話が来てるんだけど、このボールも掲載していい?」
「…は?」
「…そんな話があるのです?」
「銀狐の会からのようですよ。やれやれ…」
「その場合、初版は何冊くらいなのだろうか…」
「
エーダリア様は買う気満々ですが、それを外で言うとまた別の組織も動くのでは…」
「他にも銀狐の会があるのか?」
「一般人のふりをするのをやめるのだ…」
「ご主人様…」
「ほぇ。何かが一位になったのかい?」
「何で
ヨシュアがいるのさ」
「僕は
エーダリアにアヒルを見せにきたんだよ」
「
エーダリアは僕のだし、今日は
アルテアが僕にくれたボールの記念日なんだけど?」
「ほぇ、ボール…」
「黙れ、
ノアベルト!」
「…俺は、そろそろ強い酒でも飲みたい気分ですね」
「という事で、お祝いにしましょうね」
「お前な…」
「となれば、ご馳走をいただいてもいい日です!」
「ほお。それが目当てか」
「
ウィリアムさんも、ぐったりですし…」
仲がいいのは構わないんだけどな…」
「
ウィリアム、こちらに来るかい?」
「シルハーン、ご一緒させていただいても?」
最後までお付き合いいただき、有難うございました!
ノア…銀狐は、今月は
アルテアのボールを持ち歩きボールにしたようです!
この後リーエンベルクではちょっとした美味しいものとお酒が出たので、
ヨシュアも混ざっていったそうです。
なお、ボール図鑑の話には、アクス商会も噛んでいるのだとか。
最終更新:2022年05月07日 17:02