Atom Cam2を入手
2021年になって発売されたAtom Cam2ってのが話題らしい。これは小型の監視カメラだが、いろいろと機能が豊富である。その割に値段が2,980円と安い。ひとつ前のAtom Camってのは2,500円だ。
これまで中華製の監視カメラをいくつか買ったが、どうしてもいかがわし感が拭えなかった。
これは日本製を謳っているが製造は中国である。ソフトウェアは中国製のものを日本語化しただけなのかもしれない。ただそれをいうとiphoneだって中国製だ。ただ、中国製品のOEMなのかもしれないそこはわからない。
で早速買ってみた。2021年7月現在、ホームページから注文できる。amazonから引き落とされる。送料700円取られるので、支払いは3,680円だった。
最近のこの手の監視カメラはPCで見れなくてスマホだけ対応、ってのが多い。この製品もそう。ひとつ前のやつはPC用のソフトも用意されているがあまりやる気がなさそうである。
Atom Cam2の設定
設定はユーチューブにたくさん動画があるのでそれを見ればいいが、実は手間取った。最初アンドロイドの楽天miniを使ったが、QRコードをカメラがどうしても読み取ってくれない。不良品かと思ったが、iphoneにアプリをインストールして設定したらすんなりできた。
設定で一つだけコツは、設定前にスマホが接続するWifiのAPを2.4GHzにしておくこと。QRコードは現在接続されているAPのSSIDの情報が入っているらしいたぶん。
設定してしまえば楽天miniでもカメラ画像は見れた。なんだかよくわからない。
あと、アンドロイド8以降のみ対応しており、それ以前のスマホはGooglePlayからダウンロードできない。ただAtomTechのホームページから直接ダウンロードできる。いわゆる野良アプリというやつ。
使った感じ
一番スバラシイと思ったのは夜間の画像が非常によく映っている。これまでの監視カメラは暗いと真っ暗、赤外線のライトをつけると白黒で映る、ってのが多かった。こいつはライトを光らさずに夜間でもきれいに見える。赤外線ライトを点けることもできそうすると白黒になる。
暗くなると自動的に夜間モードになって赤外線が光って白黒になるのが多いが、ガラス窓越しに外を写すと赤外線がガラスで反射して使い物にならない。手動で赤外線をOFFにできるものもあるが、自動でやられるとどうしようもない。OUCAMはそれがない(手動でON/OFFする)のがよかった。
録画したファイル
自動感知して録画したファイルをPCへ持ってくる手段がない。スマホで再生してそれを録画するしかない。OUCAMはセキュリティが甘く、パスワードなしのftpでファイルをダウンロードできたが、これは抜け道であり、あまりよろしくない。
このカメラの場合、SDカードを抜いてPCにさせばコピーできるらしいが(試していない)それじゃあめんどくさい。
SDカードの中身
SDカードを抜いてPCで覗くと普通に見える。フォルダが3つある
log
record
time_lapse
それぞれ中身はフォルダ名でわかるよね。recordの下には年月日のフォルダがある。その下には一時間ごとの時刻のフォルダがあり、そこに分単位の名前が付いたmp4がある。わかりやすい。ただ、ファイルのタイムスタンプはGMTになっているようだ。
log
record
time_lapse
それぞれ中身はフォルダ名でわかるよね。recordの下には年月日のフォルダがある。その下には一時間ごとの時刻のフォルダがあり、そこに分単位の名前が付いたmp4がある。わかりやすい。ただ、ファイルのタイムスタンプはGMTになっているようだ。
まあ普通に使うにはここまで。不満点は、SDカードの中身をftpなどでPCに持ってくるのが面倒くさい、PCでカメラの映像が見れない、といった点である。古いAtom CamのほうはPC用のソフトも用意されている。