Raspberry Piのubuntuの調整
Raspberry Pi4にUSBメモリから起動するようにしたubuntuの続き。やったこと。主にここに書いていることに沿ってやった。
https://qiita.com/y-tsutsu/items/b50d44bd70c25279d130
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日本語の表示
他の一般的なPCは知らないが、ラズパイにインストールしたubuntu20.10はメニューなどが一部日本語化されていなかった。これは、設定→地域と言語→インストールされている言語の管理(全部英語だったかもしれない)からなんか一部がインストールされてない的なことを言われ、わからないうちに日本語がインストールされた。再起動すると英語だったメニューが日本語になる(例えば左上のActivitiesがアクティビティに変わる)。
いくつかのソフトのインストール
$ sudo apt install gnome-tweak-tool
これを入れるとデスクトップにアイコンを置かないという設定ができる。
chromiumのインストール
ウブンチュのデホルトのブラウザはファイアフォックスである。クロームもどきは以下でインストールする
$ sudo apt install chromium-browser
結構時間がかかり、終わらないので強制終了したらなんか終わってる感じだった。
SSHの設定
これは簡単。
$ sudo apt install openssh-server $ sudo systemctl status ssh
これだけ。これで他のマシンからSSHで入れるようになる。再起動しても大丈夫。
VNCの設定
これは結構手間取った。これができないとラズパイでウブンチュを動かす動機が大きく後退する。
https://qiita.com/y-tsutsu/items/b50d44bd70c25279d130
ここに書かれているやり方で結局うまくゆかず。
https://qiita.com/y-tsutsu/items/b50d44bd70c25279d130
ここに書かれているやり方で結局うまくゆかず。
設定→共有→画面共有をONにすれば基本的にいいが、WindowsのVNC Viewerだとセキュリティがどうのこうのと言われ入れない。ここに書かれていた、dconf-editorをインストールして設定してもダメ。結局、
$ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
でうまくいった。ここ参照
https://qiita.com/ryoyakawai/items/09e7e85e0907f60809dd
https://blog.tsuchinokometal.com/2020/ubuntu_server_vnc/
https://qiita.com/ryoyakawai/items/09e7e85e0907f60809dd
https://blog.tsuchinokometal.com/2020/ubuntu_server_vnc/
ディスプレイを接続しない状態で他からVNCで入る
VNC接続は基本的にモニターに映った画面をそのまま模写(ミラーというのか?)するものなので、本体にモニターが接続されていない状態だとVNCでセッションに接続できない。そこで、
$ sudo apt install xserver-xorg-video-dummy
としてダミー画面のドライバ(?)をインストールし、/usr/share/X11/xorg.conf.d/80-dummy.confというファイルを作ればよい。
https://qiita.com/y-tsutsu/items/b50d44bd70c25279d130
これを参考にした。Raspbianでも苦労した覚えがある。
これを参考にした。Raspbianでも苦労した覚えがある。
ちなみにVNCで接続したラズパイのうぶんちゅは著しく遅い。画面表示がもたつく感じがあり、ちょっと気になる。使い続けるにはかなりストレスになると思われ、あまり実用的ではないのかも。本体にモニターとキーボードとマウスをつないで使っているときはあまり気にならなかったんだが。
あと、この状態だと一つ問題があり、モニターなしでVNC接続できるように設定すると、今度はモニターをつないだ時に本体に接続できなくなってしまう。
先に作った80-dummy.confというファイルを名前を変えて再起動すれば元の通りモニター接続時に入れるようにはなる。
モニターがつながっているときには直で入れ、モニターがつながっていないときはダミーのモニターに接続される、ような器用なことができるのかどうかは不明だが、そういうニーズはそもそもあまりないのかもしれない。