ルールTIPS:形態と同一存在
形態とは
形態は、ある瞬間のキャラクターのデータのことを言います。
例えば「初期ポイント10点で作成したばかりのキャラ」「そこから成長点を4点使って少し強くなったキャラ」「そこから更に成長点を6点使ったキャラ」というように、あるキャラクターがゲーム参加のたびに少しずつ成長していく過程はすべて形態という事ができます。
例えば「初期ポイント10点で作成したばかりのキャラ」「そこから成長点を4点使って少し強くなったキャラ」「そこから更に成長点を6点使ったキャラ」というように、あるキャラクターがゲーム参加のたびに少しずつ成長していく過程はすべて形態という事ができます。
ルールに記載のある通り、形態はこれまでのゲーム開始時にエントリーされたものだけが有効であることに注意してください。
例えばゲームとゲームの間に手元のテキストファイルに成長を書き込んだだけのものは形態として扱うことはできません。
例えばゲームとゲームの間に手元のテキストファイルに成長を書き込んだだけのものは形態として扱うことはできません。
同一存在とは
同一存在とは、取得したクラスなどのパワーソースが33%一致するキャラクター(形態)は同一人物として扱うことができる、というものです。
例1
①初期キャラ └②初期+5点成長キャラ └③初期+5点+15点成長キャラ |
例えばあるキャラクターが成長した場合、初期ポイント10点分は必ず同じデータになっているはずです。
①と②、②と③はそれぞれ同一存在であると言うことができますが、①と③は一致するデータが33%を下回る(30%)ため、同一存在と言うことはできません。
①と②、②と③はそれぞれ同一存在であると言うことができますが、①と③は一致するデータが33%を下回る(30%)ため、同一存在と言うことはできません。
例2
①初期キャラ ├②初期+5点(盗賊クラス追加)キャラ └③初期+5点(話術士クラス追加)キャラ |
初期ポイントで作成したあとで別のクラスを取得した、歴史のIFのようなキャラクター同士も同一存在と言うことができます。
この例では②と③は初期10点分(66%)が一致するので同一存在と言うことができます。
これも、「同じキャラクターから成長したのであれば初期ポイント10点分は必ず同じになる」という理屈からです。
ただし、それぞれで成長点を消費する必要があることに注意してください。歴史のIFだからといって5点分を払い戻して別のクラスを取ったキャラを作る、ということはできません。5点+5点=10点の成長点が必要です。
この例では②と③は初期10点分(66%)が一致するので同一存在と言うことができます。
これも、「同じキャラクターから成長したのであれば初期ポイント10点分は必ず同じになる」という理屈からです。
ただし、それぞれで成長点を消費する必要があることに注意してください。歴史のIFだからといって5点分を払い戻して別のクラスを取ったキャラを作る、ということはできません。5点+5点=10点の成長点が必要です。
例3
初期キャラA(村人4点+軽戦士6点) 初期キャラB(村人4点+賢者6点) |
少し特殊な例として、初期ポイント10点分で作ったキャラクター同士でも33%以上が一致していれば同一存在と言うことができます。
例えば「■村人、■成人、■発言権、■小刀」と軽戦士クラスから6点分のパワーソースを取った初期キャラAと、「■村人、■成人、■発言権、■小刀」と賢者クラスから6点分のパワーソースを取った初期キャラBは、村人クラス4点分(40%)が一致しているので同一存在と言うことができます。
この二人のキャラを、一致するデータの比率が下がらないように成長させていけば、それらのキャラクターも同一存在と言うことができます。
例えば「■村人、■成人、■発言権、■小刀」と軽戦士クラスから6点分のパワーソースを取った初期キャラAと、「■村人、■成人、■発言権、■小刀」と賢者クラスから6点分のパワーソースを取った初期キャラBは、村人クラス4点分(40%)が一致しているので同一存在と言うことができます。
この二人のキャラを、一致するデータの比率が下がらないように成長させていけば、それらのキャラクターも同一存在と言うことができます。
例4
①初期キャラA(村人4点+軽戦士6点) └②初期(村人4点+軽戦士6点)+斥候3点キャラA └③初期(村人4点+軽戦士6点)+斥候3点+旅人3点キャラA ④初期キャラB(村人4点+賢者6点) └⑤初期(村人4点+賢者6点)+斥候3点キャラB ├⑥初期(村人4点+賢者6点)+斥候3点+話術士3点キャラB └⑦初期(村人4点+賢者6点)+斥候3点+まじない師3点キャラB |
ここまでの例を組み合わせることで全然違うようなキャラクターでも同一存在と言うことができます。
上記の例の場合、③と⑦は16点のうち村人と斥候の7点が全く同じデータであれば43.75%が一致し、同一存在と言うことができます。
ただし、①と⑦では16点のうち村人の4点分(計算すると25%)しか一致しないため、同一存在と言うことはできません。
ちなみにこの例の場合、形態全体の合計で15点の成長点を使っていることになります。
上記の例の場合、③と⑦は16点のうち村人と斥候の7点が全く同じデータであれば43.75%が一致し、同一存在と言うことができます。
ただし、①と⑦では16点のうち村人の4点分(計算すると25%)しか一致しないため、同一存在と言うことはできません。
ちなみにこの例の場合、形態全体の合計で15点の成長点を使っていることになります。
同一存在の死(形態削除)
あるキャラクターが死亡したとき、そのキャラクターの同一存在であるキャラクターは全て死亡したものとして扱い、以後のゲームで使用することはできなくなります。
例4で言えば、⑦の形態で参加したゲームでキャラが死亡してしまった場合、①~⑦までの全てのキャラクターが死亡したものとして扱われます。
(前述のとおり①と⑦は同一存在ではありませんが、⑦と同一存在である③が死亡したあと、③と同一存在である①が死亡、というように連鎖して最終的にすべての形態が削除されます)
例4で言えば、⑦の形態で参加したゲームでキャラが死亡してしまった場合、①~⑦までの全てのキャラクターが死亡したものとして扱われます。
(前述のとおり①と⑦は同一存在ではありませんが、⑦と同一存在である③が死亡したあと、③と同一存在である①が死亡、というように連鎖して最終的にすべての形態が削除されます)
当然ながらつぎ込んだ成長点は全て失われ、以後これらの形態でゲームに参加することはできなくなります。
成長過程の形態を登録していた場合は仕方ありませんが、そうではない場合(別のキャラクターが同一存在の条件を満たせるように成長させられる場合など)は、同一存在の形態であると宣言するのは慎重になった方が良いかもしれません。
成長過程の形態を登録していた場合は仕方ありませんが、そうではない場合(別のキャラクターが同一存在の条件を満たせるように成長させられる場合など)は、同一存在の形態であると宣言するのは慎重になった方が良いかもしれません。
同一存在ではない
特殊なプレイヤー事情やサプリメント特性(タワーなど)による例外を除き、別のキャラクターであると意図して登録した形態が同一存在の条件を満たすような場合、「同一存在ではない」とすることはできます。
もちろん一度そのように宣言してしまえば、以後それらのキャラクターが同一存在となることはありません。形態削除の影響は受け無くなりますが形態変化の恩恵も受けられなくなることに注意して下さい。
もちろん一度そのように宣言してしまえば、以後それらのキャラクターが同一存在となることはありません。形態削除の影響は受け無くなりますが形態変化の恩恵も受けられなくなることに注意して下さい。
形態変化
形態変化とは
形態変化とは、ゲーム中であっても開始時の形態として選択したものとは別の形態に変わることができるというルールです。
上記の例4で言えば、「⑦初期(村人4点+賢者6点)+斥候3点+まじない師3点キャラB」でゲームを開始したあと、5ターン消費して「③初期(村人4点+軽戦士6点)+斥候3点+旅人3点キャラA」のデータに変化できるということになります。
もちろん、変化できるのはこれまでのゲームでエントリーしたことがあり、かつ同一存在である形態に限られます。
上記の例4で言えば、「⑦初期(村人4点+賢者6点)+斥候3点+まじない師3点キャラB」でゲームを開始したあと、5ターン消費して「③初期(村人4点+軽戦士6点)+斥候3点+旅人3点キャラA」のデータに変化できるということになります。
もちろん、変化できるのはこれまでのゲームでエントリーしたことがあり、かつ同一存在である形態に限られます。
形態変化の活用方法
ゲーム中の5ターンは決して短い時間ではありませんので、形態変化を積極的に活用するのは難しいでしょう。
ただ、例えば以下のような状況で形態変化を有効活用できるかもしれません。
ただ、例えば以下のような状況で形態変化を有効活用できるかもしれません。
- 1日10ターン行動したら日が暮れるゲームの場合、就寝時間中の5ターンで形態変化を宣言する
- 戦闘中にタンクとヒーラーとサポーターが戦場を膠着させている間に、アタッカーが5ターンかけて形態変化を宣言して敵に対して有利なクラスを持つ形態になる
※公式ゲームで形態変化をうまく使うことができた人へ。ここの部分を編集してもらえるとありがたいです!