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&setpagename(イシュタム)&font(b,#555){いしゅたむ} ---- [[グラ・バルカス帝国]]本国艦隊、第52地方艦隊の通称。別名「死神イシュタム」。 占領地の護衛と、その地における反乱防止を専門とする艦隊で、つまりは弱者を一方的に蹂躙し、恐怖を植え付けるための艦隊である。 その役割上、司令官から一兵卒に至るまで残虐・粗暴・品性下劣なサディストが集められており、そのあまりの狂暴さゆえに、現地人から恐怖と畏怖を込めて「死神イシュタム」と呼ばれていた。 同じ理由で、軍の大部分を含め国の上層部から相当蔑視されているが、当人たちは意にも介さないようで、ようやく来た出番と、再び弱い者苛めができることに喜んでいた。(5巻81P) 現在の艦隊戦力は、[[戦艦>オリオン級戦艦]]1隻、正規空母1隻、軽空母1隻、重巡洋艦3隻、巡洋艦3隻、駆逐艦12隻、補給艦3隻の計24隻。 なお、司令官メイナードは青白い顔をした病人のような男で、それが「死神」の異名に一役買っているのかもしれない。 作中では、[[ダラス]]が提案した作戦により、中央歴1643年2月6日、[[バルチスタ沖大海戦]]で手薄になっているはずの[[ムー]]本国背後を突こうとする。 しかし、商業都市[[マイカル]]を攻撃しようとした本隊16隻は、日本の海上[[自衛隊]]第4護衛隊群から[[90式艦対艦誘導弾]]の飽和攻撃を受け、わずか数分で全艦轟沈。 首都[[オタハイト]]を突こうとした分遣隊8隻も、日本で改装を受けたばかりの[[ラ・カサミ改]]と、ムーの航空隊により全滅した。 ちなみに壊滅後もグラ・バルカス側は、「所属艦全てが原因不明のまま、消息を絶った」としか把握していない。しかし「&bold(){どこかで沈んでいても心は痛まない}」と記載されており、軍部からは相当疎まれる存在であったことを窺わせる。 なお余談だが、「イシュタム」の名、その大元はおそらく[[これ>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%A0]]。 #table_color(#aae){} |~&big(){関連項目}| |&bold(){[[用語]]}|[[グラ・バルカス帝国]]|[[ラ・カサミ改]]|[[メイナード]]| ---- ''※既存のコメントに返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。'' [[過去のコメント>コメント/イシュタム]] #pcomment(reply,enableurl,20) &link_edit(text=ここを編集,page=イシュタム) 〔最終更新日:&date(j)〕