デッキ・カードプールの変遷

デッキ・カードプールの変遷

 このページには、各時代に流行した主なデッキ・カードについて記す。


各時代についての解説

第1期

 紙カーOCG??初期の頃は、現在と少しルールが異なった。
 大きな違いはシンクロモンスターは既存のモンスターも使用していいものだった。
 (このときはエクストラデッキの枚数は15枚までと定められていた。)
 基本的に手描きカード20枚、既存カード20枚くらいのバランスのデッキが多かったため、オリジナリティは薄かった。
 その他には禁止・制限カードが特に存在していなかったため、強力なカードは暗黙の了解で1枚までと決められていた⇒(《ストライクシールド》等)




  • 主力モンスターの攻撃力の推移
    • 下級モンスター:1800~1900
最初期から1900モンスターが存在したため、基本的にアタッカーの攻撃力は1800~1900だった。
特にコンボ等がなかったデッキが多かったため、純粋に攻撃力の高いモンスターを採用するのが勝利に直結していた。

  • 上級モンスター:1900~2400or2700
《天土》等の特殊召喚できる効果を持っていない上級モンスターよりも、《翻弄するエイラ》等の手札から容易に特殊召喚ができるカードのほうが好まれた。
そのほかには蘇生手段が豊富な《あひる》は早速注目を集めた。

第2期

 シンクロ全盛期。
 あまりにも猛威を振るいすぎた既存シンクロモンスターだったが、ルールの改定により使用できなくなった。
 またエクストラデッキの上限がなくなった。同じカード名のシンクロモンスターは1体までとなった。
 さまざまなカテゴリのカードが登場し、テーマ性を重視したデッキが多数登場してきた。
 中でも【HTTライトロード】【咲夜軸BF】は特に優秀なデッキだった。 




  • 主力モンスターの攻撃力の推移
    • 下級モンスター:1600~1900
《ライトロード・ボーカル 唯》全盛期だったため、下級モンスターの攻撃力は最低でも1700は欲しいところだった。
一応、コンボ性を重視したデッキだと《BF-念写のはたて》??のような攻撃力が1700未満のモンスターも採用されていた。

  • 上級モンスター:2300~
アドバンス召喚よりもシンクロ召喚をしたほうが遥かに強力だった時代なので、この時期はトラゴ??冥府シリーズくらいしか採用されていない。
シンクロモンスターは、魔法・罠破壊耐性の《藤原妹紅》、戦闘破壊耐性の《蓬莱山輝夜》が主流だった。

第3期

 紙カーOCG??で最も長かった時期。
 本家のほうが少しルールが変更されたので、紙カーOCG??も優先権や起動効果に関するルール変更が行われる。

 初期の頃は、デフレの深刻化が激しく、第2期主流のデッキが環境を支配していた。
 新たなカテゴリとして、マルシリーズが登場。
 いまさら感が強いが、貫通持ちのモンスターが出始めたのもこの時期。
 また新たに特技として≪クリティカル≫、≪(ポ)≫なども登場。

 後半になるにつれて除々にインフレが進む。
 【魔法少女】【マドケン】などの展開力を重視したデッキが環境を支配した。

 第3期終盤ではエクシーズ召喚が流行した。
 強力なランク5を展開する【ドラゴニック・レッド】は大流行した。
 また新たな特技として≪ヴァンガード≫が登場したのもこの時期。

 《ジャミロ熊井》《魔法少女マミ》等の強力なカードがこの時代に登場。
 これらのカードは、後の第4期~でもほとんどは主力カードとして使用され続けている。

 また優秀な効果を持つ下級モンスターも多数登場した。
 打点だけの1900モンスターよりも面白い効果を持つカードのほうが好まれた。




  • 主力モンスターの攻撃力の推移
    • 下級モンスター:900or1600~1900
打点だけではなく、優秀な効果モンスターが採用され始めた。
なかでもハンデス持ちの《オルドーフ》、除去効果を持つ《佐倉杏子》は大流行した。


  • 上級モンスター:1600~2700
マルマドケントラゴ??冥府シリーズなどの特殊召喚が容易なカードが好まれた。
《永江衣玖》等のサーチが容易なカードは比較的事故は少なく採用率は高かったが、
《ブラスター・ブレード》??のようなサーチ手段が一切無いカードは存在意義が疑われるレベルだった。

第4期

  • 2012/01/01~
 カードのデザインが世界統一フォーマットに変更された。
 紙カーOCG??発祥のカードで初めて禁止カードが登場した。
 そのほかの制限改訂??では、第2期~第3期に登場した優秀カードが次々に規制がかかり、環境が整えられた。

 一人の先生が復活した。
 人数が多くなるとバランスが崩壊するのではないか?という不安の声も寄せられている。

 実はデュエリストパックが発売したのもこの時期。
 ありそうでなかったんだな。これが。

 シンクロモンスターエクシーズモンスターに指定が付き始めた。
 これにより新たな戦略が生み出されるだろう。





  • 主力モンスターの攻撃力の推移
    • 下級モンスター:1600~
攻撃力の高さよりも効果を重視する時代に。
中でも優秀な効果も持つ《アイアンピグ》は早速注目を集める。
まだ第4期始まったばかりなので、第3期のモンスターが主流である。

  • 上級モンスター:1600~
攻撃力の高さよりも便利さ、使いやすさを重視する傾向。
以前としてマルマドケン冥府トラゴ??シリーズ程度しか採用されない。

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最終更新:2012年01月12日 14:01
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