ディアーネ

種族:魔神

登場作品:幻燐の姫将軍Ⅱ、戦女神VERITA、姫狩りインペリアルマイスター、
             創刻のアテリアル(戦闘ユニットとしてのみ)



解説

ブレアードによって召喚された深凌の楔魔の序列第九位。
常に戦いと快楽の中に身を置く事を望み、欲望のままに突き進む魔神らしい魔神
他の楔魔達よりも早く封印から解放されており、復活後はグルーノ魔族国を力で支配していた。
力無き者ならば一睨みで石化させ、死に至らしめる恐るべき力を持った魔神であり、その力は伝承に語られている封印前のものと比較しても遜色ない。
特に隣国であるティルニーノ部族国エルフ達からは残虐な魔神として恐れられている。
メンフィル王国の王城に単身で乗り込んでリウイに同盟を持ちかけたが、欲望のままに生きる様を彼に否定され、メンフィルと敵対する事となった。
人間族の軍とは全く異なる悪魔族に統率された軍の力でメンフィル軍を苦戦させたが、結果としては本拠地である背徳の塔においてリウイ達との直接対決に敗れた。
敗北後にはリウイを誘惑して性魔術で精気を奪う事で逆転しようと企んだが、魔神の力を封じる魔法生物を使われてしまい、逆に魔力を根こそぎ奪われて捕らえられた。

幻燐戦争後は同盟者としてリウイに仕えており、失われた魔力も取り戻した。
かつての敵であったフェミリンスを憎んでおり、その末裔であるエクリア達の事も許してはいない。
リウイ深凌の楔魔の調査を命じられた事から彼等が狙うと予測したエクリアを監視し、その予測通りにエクリアを襲撃してセリカに撃退されたゼフィラを漁夫の利で捕らえる成果をあげた。
その一方でリウイの命令とは関係なく、自らの力を高める為に執拗にセリカ達を狙ったが、最終的には性魔術で魔力を奪い尽くされて身体が幼女化した状態で使い魔にされてしまった。
また性魔術による強制でエクリアの事も忘却させられてしまった。

その後、セリカとの契約からは解放されたようだがメンフィル帝国には戻らずに放浪、辿り着いたユークリッド王国においてまおーさま達との戦いに敗れた。
性魔術による精神戦ではまおーさまと引き分けたが、彼の力は認めた事から自らの意思で軍門に降った。


雑感・考察

幻燐Ⅱでは同盟を結んで仲間にする展開もあるが、その場合はルースが死亡するなど戦女神VERITAの設定と矛盾する事から上記解説の様に同盟を拒絶して戦うのが正史だと思われる。
また幻燐Ⅱでは攻略可能なヒロインの一人でもある。

VERITAでは調査に派遣しないと最後までリウイの配下として残るが、VERITAガイドブックの年表によると上記解説の様に調査に派遣し、最終的にセリカ使い魔となるのが正史である模様。
(ハッキリと記述されている訳では無いが、年表にはメンフィル王国所属の者がセリカ達を襲撃したとある)
ただし派遣したか否かに関わらず、闇リウイルートのエンディングではリウイの配下に戻っている。
セリカの敗北後に契約が解かれたものと思われる。
ゲーム上では招聘ユニットの場合、初期状態で「北方遠征軍の魔神」の称号を獲得している。
またレベルアップする事で「天凌の妾姫」、「崩砕の異界姫」の称号を獲得可能。
ちびディアーネとしては初期状態で「捕縛された魔神娘」の称号を獲得している。
こちらはレベルアップする事で「戦意を乱す者」、「瞬速の魔神娘」の称号を獲得可能。

姫狩りインペリアルマイスターにも登場するが、時系列上はVERITAの終盤と同時期である事からパラレルである可能性もある。
ただし姫狩りの作中での年月経過に関してははっきりした事は分からず、特に第二部であるゼイドラム編に関しては年表にも記載は無い為、まおーさまと出会うタイミングによっては矛盾は無い。


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最終更新:2019年04月22日 00:21