初出:#288『異世界に放流して繁殖したら生態系破壊でお魚君誕生?』
アンジェリカに比肩する美貌と実力を兼ね備えた女性。薄褐色肌でフリンジの髪型に優雅で艶やかな雰囲気はクレオパトラを想起させる。すらりと長い手脚だが肉感的でもある。巫女と異教の聖女の称号を持っている神職。
三語文ないし三文節に区切った話し方が特徴的。
教国軍の切り札として初登場。
教会に「従属の首輪」をかけられて狭く暗い棺の中でずっと監禁されていて「黄泉返り」と思しき能力で教国軍を何度も復活させられ、棺から出れるときは教会の敵を殺戮する兵器として利用されていた。幾重に巻かれた透け透けのストール, 細かな鎖で絵編み込まれたエジプシャンなビキニとパレオが初期衣装。鎖の先には鏢が付いているため、身体を動かすだけで周囲を攻撃できる。
教国軍が「支配」系の能力や「従属の首輪」などの拘束具を重ね掛けして制御している様子からして脅威の度合いが知れる。三日月刀の双剣を扱い、
アンジェリカと
スライムさんの2人がかりならともかく単独では勝手しまうだろう迷宮皇クラスの強さ。少なくとも同級生全員より圧倒的に強い。使役される前は不死の木乃伊さんで踊り子で神官戦士な巫女さんで聖騎士に大賢者な異教の聖女の称号を持っていた。また迷宮皇としての権能か、迷宮の氾濫=「神罰」を起こしていたと思われる。
「神代の棺」を変形させた甲冑と大楯で身体を隠しながら戦うスタイルで、クノシュペによる剣技に高速移動や千差万別な脚捌きが加わり回避型の大盾職となっている。
かつて大昔に存在した皇国の皇女。旧教たる始まりの女神に仕える巫女だった。迷宮の底にいたところ人では無くなっていき、Lv100の迷宮皇に。教会に拘束されて兵器利用されてきた。
教国軍によって棺に納められたまま辺境に持ち込まれ、遥を追い詰める。遥が力尽きた様子を見て勝機を確信した教国軍の大司祭が鍵語を唱えて棺から解放され殺戮を始めんとしたところで、「夢魔の眼帯」の精神汚染, 「プロメテウスの鎖」の束縛, 「服従の首飾り」による支配権の上書きを受けて実質自分の意思で行動できるようになった。初めは今度は遥に命令され続けるのかと覚悟したがクレープを条件に一生懸命お願いしてくる態度から遥を信用し。以降もクレープには思い入れがある様子。教国に操られていた時期の行いに苦しみ、遥に殺してくれと頼んだのでむしろ救われてしまった。そうした恩や独りになるのを嫌ったことから自ら使役されることを望み、受けいれられた。なお
アンジェリカ同様、魔物として生殖機能はないので遥の妾の立場で満足していて、皇女時代に学んだ性技の極みを活かして遥に勝ったり負けたり。
使役されたことでリセットされたLvを上げつつ、遥達に技術指導したり女子達にダンス指導兼脂肪燃焼を手伝ったりしている。また逆に新体操部っ娘を師に仰いで自身の成長にも余念がない。普段は回避盾職だが、一般的な盾職にもなれる。遥との夜の戦いのためには「精神耐性」が必要だと語る。
最終更新:2025年04月12日 01:00