概要
基本的に魔物を倒すことで上がっていく。特に言及はされていないが、ゲームのように経験値を一定以上ためるとLvアップするシステムだと思われる。複数人で倒した場合には全員に経験値が分配され、特にとどめを刺した者が多く得る。
Lvがあがると同時に
ステータス値が上昇する。
魔素が濃い地域ではLvが上がりやすい。ただし
スキルの効果によってLvの成長が妨げられる場合もある。人族はLv100を超えられることがわかっている。Lv100超えは「オーバー」と呼ばれ、ほぼ不老であり寿命も延びていく。Lv30まで行くと統計的に老化も寿命も1~2割は伸びる。Lv100超えの寿命は倍以上となり、後200年以上はゆうに寿命が来ない。なお魔物はLv100止まりの模様。
人や魔物に限らず、武器や防具にもLvが存在している。最下級の鉄剣でさえLv20、金属装備はLv30以上でなければ適切に扱えない。例えば武器のLvに対して自身のLvが低い場合、装備こそできるが武技を用いた攻撃はできず、あくまで自分の力量で振り回すしかない。一方で相応のLvと武技さえあれば心得の有無にかかわらず段違いの威力を行使できる。またLv100を超える頃にはその身体能力の高さ故に日常生活を送るだけでも服が破れてしまうため、やはり相応の装備が必要と言える。
なお一定以上のLvでないと装備すらできないアイテムも存在する。
Lvが上がりステータスが上がると共に食べる量が増えていく。
生活環境の魔素が薄いとLvの上がりが遅いと考えられる。元々魔素が濃い上に魔素の産物である茸が流通し始めた辺境ではLvの上がりが良いことや、王都から来た
孤児っ子たちは茸を毎日食べてお手伝いと言って草を刈り続けて(その中にいる魔物を倒して)みるみるLvが上がっていることから遥と
図書委員の考えが一致した。
また、馬など動物にもLvが存在している。馬の場合はLvアップに伴って主に速くなったり強くなったり、見た目が変わったりすることが確認されている。
後述のLvの壁の概念も相まって、Lvはおおよその戦闘力を判断する指標となるため冒険者ギルドではLv30に至るまで行動制限をかけている。
Lvの壁
主に2つの側面がある。
1つはLvアップにおける壁という側面。具体的にはLv5毎,Lv10毎に存在し、Lvアップのためにより多くの経験値が求められたり特殊な条件が課されたりする。Lv90以降は一つ上がるのも時間がかかり、Lv100になるにはいずれかの迷宮王Lv100を倒さなければならない。これは単独でなくてもいい。なお条件を満たせずLvの壁を越えられない間にも経験値は貯まっているため、壁を越えた後で一度に反映される。Lv25毎の壁を越えると身体能力の補正効果が上昇する。Lv50毎の壁はとりわけ高く、その分乗り越えると一気に身体能力やスキルが伸びる。Lv100以降は種族の限界を超えた領域であるため、
ステータス値の上昇率も著しくなる。
1つは上記の壁の前後では土俵が違うという側面。例えばLv20の者が能力を乗せて放つ攻撃をLv20未満の者が防ぐ術はない。防具の場合も同様、Lv20未満の者がどう攻撃したところでLv20以上の者が能力を用いて展開した防御を破ることはできない。
最終更新:2025年04月21日 16:38