眠りっ娘さん

初出:#506(身体のみ), #533

 正教の聖女。異教の聖女ネフェルティリと同じ時代に活躍した。純真清楚たる清麗な美しさ。本名はファレリア。
 聖魔法による身体強化と、高い魔法防御と再生力を生かした肉弾戦を得意とする。持ち武器は「神聖の聖杖」と呼ばれる一見装飾の付いた長い錫杖に見えるハルバートであり三節棍。職業や武器は異なるが副委員長Bの先にある強さと言える。

 ネフェルティリが正教の罠にかかり大迷宮に囚われたと知って最下層を目指し、救うことはできたもののそこで力尽きて代わりに闇に囚われる。迷宮皇の入れ替わりによって一時的に弱体化している隙に身体だけはザッシモフ達によって回収され、大聖堂の隠し部屋に生前の持ち物である「合魂の首飾り」, 「魔導の冠」, 「聖結界の天衣」とともに納められていた。ゴースト系の魔物も湧いていたが「聖結界の天衣」で護られていた。
魂が囚われる最下層を訪れた遥へ、「闇」ごと神剣で斬って消滅させるように祈れば無事に解放され、自責の念から身体に戻ることを拒み自然消滅しようとすればそんなことはだれも望んでいないと説得され、「合魂の首飾り」の効果で生き返った。なお、本編では説得と書いて脅迫と読ませているように「精神破壊のグローブ」で何度も壁に叩きつけられている。
 その晩、遥が指一本も動かせなくなっているのをいいことに既成事実をつくり、「使役」されることを望んだので使役組に正式加入した。また教会の真実が明かされるにあたって、もはや魔物となった身であり聖女として表に立つことはしないと決めた。

最終更新:2024年11月05日 11:52