国際単位系(SI)の圧力・応力の単位である。
1パスカル(Pa)は、1平方メートル(m2)の面積につき1ニュートン(N)の力が作用する圧力または応力と定義される。
1 バール (bar) = 100 000 Pa = 0.1 メガパスカル (MPa)
1 ミリバール (mbar) = 100 Pa = 1 ヘクトパスカル (hPa)
1 気圧(標準大気圧)(atm) = 101 325 Pa = 1 013.25hPa = 101.325kPa = 0.101325MPa
1 トル(水銀柱ミリメートル)(mmHg) = 133.322 Pa
1 工学気圧 = 1重量キログラム毎平方センチメートル(kgf/cm²) = 98 066.5Pa = 98.0665kPa
気象学では、世界中で長い間にわたって気圧をミリバールで測定していたため、ミリバールと同じ値になるヘクトパスカル(hPa)を使用している。
(日本においては、1992年12月1日よりミリバールがヘクトパスカルに置き換えられた)
他の分野では、1気圧程度の圧力ならばキロパスカル(kPa)が使用されている。
(日本では1999年10月以降、パスカルへの移行が行われた)
工学的には今まで使われていた1 kgf/cm²を98.0665kPaで換算しているが、自動車のタイヤの空気圧など一般向けには1 kgf/cm² = 100 kPaで換算している。
最終更新:2009年08月10日 00:06