2πを波長λで割った数のこと。
k=2π/λ
両端固定の長さLのひもの振動を考えると、波数knは波の周期の数nに比例する。
kn=2πn/L,λ=L/n
2πがなければ、単位長さあたりの波の周期の数となる。
物理化学、分光学の分野では単位長あたりの波の数、つまり波長の逆数を波数と呼ぶ。
k=1/λ
国際単位系(SI)では「毎メートル,m-1)」であるが、電磁波の波数の場合はCGS単位系の「毎センチメートル,cm-1)(カイザー)」を使う。
CGS単位系の波数の単位で、1カイザーは「1センチメートルにつき1回の波数」(毎センチメートル,cm-1)を意味する。
最終更新:2009年08月11日 07:24