チュートリアル
このページではMOD導入直後から、コンピュータの設置、一連の操作方法、プログラムの作成と実行、タートルの利用までを順を追って解説していきます。
1.コンピュータの作成
何はともあれコンピュータが無くては始まりません、まずはコンピュータをクラフトしましょう。
作業台で石x7、ガラス板x1、レッドストーンx1を画像のように配置することでコンピュータを作成できます。
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
2.コンピュータの起動
作成したコンピュータを適当な場所に設置したら、コンピュータを右クリックしてみましょう。
画像のようなインターフェースが開いたかと思います。
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
ここから何をしていいのか分からないというのであれば、まずはhelpと入力してみましょう。
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (help.png)
このように、各種ヘルプの参照方法が表示されます。
help indexでヘルプを参照できる項目一覧、help <program>でprogramに入れた項目の詳細を表示します。
この2つはAPIの詳細確認などで最も頻繁に使うことになるので、覚えておくと良いでしょう。
また、programsと入力すると起動直後の画面から実行可能なプログラム一覧が表示されます。
こちらの詳細は親ページの
実行可能なコマンド一覧 を参照して下さい。
※<programs>のような<>表記はよく登場しますが、実際に入力する際には<>は必要無いので注意しましょう。
3.プログラムの起動
試しに何かプログラムを使ってみましょう。
timeと入力してみます。
このようにマインクラフト世界内の時刻が表示されました。
次はredset front trueと入力してみましょう。
このようにコンピュータの前部からレッドストーン動力が出力されました。
redsetのようにプログラム名だけでなく、パラメータを入力しなければ実行できないプログラムもあります。
パラメータを入力せずに起動すると、このようにパラメータの入力方法について表示されます。
4.ファイルシステムの操作
あなたが実際に使用しているパソコンのように、このコンピュータにもディレクトリ(フォルダ)・ファイルが存在します。
作成したプログラムをフロッピーディスクに移動したり、名前の変更などがしたい場合は以下のコマンドを使用して下さい。
cd、copy、delete、list、mkdir、move、rename、typeがファイルシステム操作関連のコマンドです。(→
実行可能なコマンド一覧 )
現在表示されているディレクトリのことをカレントディレクトリ、
起動直後に表示されている最も上位にあるディレクトリをルートディレクトリと言います。
このように表示されている時、bがカレントディレクトリとなります。
隣に設置されたディスクドライブにフロッピーが入っていると、ルートディレクトリ内にdiskというディレクトリが表示されます。
ルートディレクトリ内のaというプログラム(又はディレクトリ)をフロッピーに移したい場合は、move a diskと入力して下さい。
5.プログラムの作成
一連の操作を覚えたら、プログラムの作成をしてみましょう。
使用するのは"Lua"というスクリプト言語です。
プログラミングの詳細については、Lua解説サイトなどを参照して下さい。
edit <作成したいプログラム名>と入力することでプログラムの作成を開始します。
作成を開始するとこのような画面が表示されます。
実行すると"Hello, World!"と表示されるプログラムを作ってみましょう。
このように、print("Hello, World!")と入力します。
プログラムが完成したら、そのデータを保存する必要があります。
Ctrlキーを押してみましょう。
画面下部の表示が変化し、[Save] Exitと表示されましたか?
[Save] Exitが表示された状態でSキーを押してみましょう。
Saved to <プログラム名>と表示され、これで保存が完了しました。
プログラムの作成を終了するには、[Save] Exitが表示された状態でEキーを押します。
すると、元のコマンド入力画面に戻ります。
6.プログラムの実行
プログラムの作成が完了したら、実際に起動してみましょう。
プログラムが保存されているディレクトリでプログラム名を入力すれば、作成したプログラムが起動します。
無事実行されれば、このように表示されます。
プログラムの実行途中でエラーが発生した場合、このような画面が表示されます。
:1:はエラーが何行目で発生したかを意味し、')' expectedはエラーの原因を推測して表示してくれます。
今回は文字列を意味する""を抜いたのが原因なので間違っていますが、タイプミスなどが原因の場合は概ね正しいので活用しましょう。
プログラムの実行が終了し、結果が出力されると自動的にコマンド入力画面に戻ります。
実際に何かの装置に組み込んで使用する場合、終了しないプログラムを組むことがありますが、
これを終了させるにはCtrl+Tキーを長押しすることで強制終了させることができます。
7.実際の利用
作成したプログラムをマインクラフト世界に反映させるにはレッドストーンを利用する必要があります。
また、
RedPower を導入していれば赤合金ワイヤーやケーブル束にも出力できます。
リピーターやトーチだけでは大きなスペースを使わなければ実現できないような複雑な機能も、
このコンピュータを使うことによりわずか1
ブロック で作成することが可能です。
では、コンピュータにクロック回路の機能を持たせるプログラムを作ってみましょう。
プログラム作成画面を開き、以下のように入力して保存して下さい。
while true do
redstone.setOutput("back", true)
sleep(0.5)
redstone.setOutput("back", false)
sleep(0.5)
end
完成したらコンピュータの後ろ側にレッドストーンを設置し、プログラムを実行してみましょう。
0.5秒間隔でオンとオフが切り替わり続けているのが確認できると思います。
この他にも
サンプルプログラム のページにいくつか例を載せているので試してみると良いでしょう。
8.タートルの利用
レッドストーンの入出力以外の事もプログラムでやってみたい、という方の願望を叶えるのがTurtleです。
Turtleはレッドストーンの入出力に加え、移動・ブロックの設置・ブロックの回収(Mining Turtle系のみ)などを実行することができます。
採掘プログラムやトンネル掘削プログラムがデフォルトで搭載されているので、すぐにその機能を体験することができます。
excavate 5と入力して実行してみましょう。
このように5x5の範囲を、インベントリが一杯になるまで採掘します。
では、実際にTurtleで5x3の壁を作るプログラムを作ってみましょう。
基本的な操作はコンピュータと同じです。
プログラム作成画面を開き、以下のように入力して保存して下さい。
turtle.up()
for i=1,5 do
turtle.forward()
turtle.placeUp()
turtle.placeDown()
turtle.back()
turtle.place()
if i == 5 then break end
turtle.turnRight()
turtle.forward()
turtle.turnLeft()
end
完成したらインベントリの左上にブロックを15個以上入れ、プログラムを実行してみましょう。
このようにインベントリのブロックを使用して壁を建造します。
BuildCraft のパイプを使っての搬入出も可能なので、上手く使えば様々な機構を自動化できるでしょう。
その他のテクニック
ラベルの利用
コンピュータやタートルは回収して再設置した場合、別のコンピュータやタートルとして認識され、
保存してあったプログラム等は全て消えてしまいます。(セーブデータ内には残っているので移動すれば再使用可能)
フロッピーが増えてくるとデータをどのフロッピーに保存したか分からなくなった、ということもあると思います。
そういった問題を解決してくれるのがラベルです。
labelコマンドを使用することでコンピュータやフロッピーにラベルを付加することができ、
回収されてもデータを維持したり、フロッピーの判別を容易にしてくれます。
label set <付加したいラベル名>と入力してみましょう。
このように
アイテム 名の下にラベルが表示されます。
フロッピーにラベルを付加したい場合は、ディスクドライブの中にフロッピーを入れ、
label set <ドライブの設置方向> <付加したいラベル名>と入力することでラベルを付加できます。
最終更新:2012年04月04日 20:20