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三豊百貨店 - (2017/09/21 (木) 21:45:19) の編集履歴(バックアップ)



かつて韓国に存在した百貨店。

1995年6月29日、営業中に突如5階建ての建物の両端を残し跡形もなく崩壊した。
店内にいた人々や近隣の人々などが巻き込まれ、死者502名、負傷者927名、行方不明者6名という世界中でも類を見ない大惨事となった。

原因は建築会社側が施設の見た目を重視したがために鉄骨を減らしたり、鉄筋の代わりに石油缶を詰めるなどのずさんな工事を行ったため。

事故前日、5階の天井にひび割れが見つかり、当日朝にはこれが拡大したばかりか、足許にも陥没が発生。また壁にも当然のごとく亀裂が発生し、この際、鉄筋が入っていなかった壁があったことが発覚する。
経営陣にこれらの報告が入ったのは昼で、この時点で幹部の一人が、建物内部にいる客・従業員全員に避難指示を出し、建物全体を封鎖すべきと進言した。事故当時も客へ避難勧告を行なったのは建物が崩壊する寸前であり、もっと早く避難勧告を出していれば被害を抑えられたのではと指摘されている。

しかし、百貨店社長のイ・ハンサンとその父の返答は

「利益の方が大事だろうがコラァ!!」
「ここがじき崩れるってこと、客にバラすんじゃねえぞ」

営業継続を命じたばかりか、部下にかん口令を敷いた。
経営陣は真っ先に逃げ、部下がこの命令を律儀に守ってしまったがゆえに、残された客・従業員らが大惨事に巻き込まれることになるのである。

分類:真実、非常識

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