澱之帝

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kirishima

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澱之帝(よどのみかど)

「流石だな、澱之帝!派手に殺してくれるじゃねえの!」
──呪詛犯罪者・有得流我の喜びの声

基本情報

仮想全高 30m
仮想質量 不明
存在規模 四号級
穢装等級 等級Ⅴ

ステータス

存在強度 B- / 不可視の瘴気を纏うが、実体そのものは柔らかい。
疑似知覚 ? / 眼球は多いが、不明な方法で半径3kmまでの生命体を知覚する。
穢装出力 A+ / 強力な腐敗効果を持つ瘴気を放つ。詳細は後述。
空間機動力 C+ / 自動車程度の速度で這う、または飛行して移動する。
知能 不明。時折意味のわからない古文を呟いている。

概要

黒く染めた臓器のようなグロテスクな触手によって肉体を構成する、龍型の境界異常。体表に無数の人類のものと似た瞳を持つ。
日本画の雲のように黒い瘴気を纏っているが、これらは触手を管のようにして噴出している。
目以外の器官は観測されていない。

500m以内の生命体を任意で腐敗させる凶悪な能力を有する。
対象となるのは被呪耐性B+以下(A未満)の生命体であり、対象となる存在は腐敗速度に差こそあるものの、最終的には腐って死亡する。
範囲から離れれば腐敗は止まるが、自然に腐敗した部位が治癒することはない。
また、限定的な効果ではあるが、川を澱ませ状態を急激に悪化させる能力も有している。

腐敗した死体や汚れた川は急速に穢れに変質するため、その汚染度の高さと戦闘能力から、境界対策課ではかなり初期に四号級と認定されたうちの一種である。
上記効果について被呪耐性の低い対象では、数秒程度で完全に腐敗する例も観測されており、非常に危険。

推奨対処法

充分な距離を取り相手の動きを制限したうえでの、射撃型攻性祭具での攻撃が推奨される。距離を取るのみでは、相手が移動し接近を試みる可能性があるため、結界の設置は重要。
やむを得ず接近戦となった場合には、被呪耐性が低い場合には即座に撤退すること。高い場合でも十分な形代紙を確保し、完全に腐敗死する前に祓滅する必要がある。

発生場所

濁りやすい川、人間含む動物の遺体が漂着しやすい川、廃神社、人死事件の発生した森林部など、水や木の穢れの溜まった場所での発見頻度が多い。
古い記録によると生贄を用いた儀式で召喚することも可能なようである。

関連ページ

随時追加予定...

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 『マガラナイガ。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22240441)』
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