一口狼

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kirishima

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一口狼(ひとくちおおかみ)

一口狼を四号級たらしめるのは、純粋な戦闘力。
──#2 有得流我で遊ぼう!

基本情報

仮想全高 体長3~10m
仮想質量 200kg~10t
存在規模 四号級
穢装等級 等級Ⅳ

ステータス

存在強度 A / 肉体的に非常に頑丈かつパワフル。防御力の高い毛皮もある。
疑似知覚 A / 狼と同等レベルかそれ以上の五感あり。嗅覚が秀でている。
穢装出力 A / 毒性の強い穢れを纏う。また、攻撃に特殊な穢れの効果を持つ(後述)。
空間機動力 A / 飛行・浮遊はしないが、地上を高速で疾走可能。
知能 猟犬と例えられる程度の知能はある。人語を理解するが話すことはない。

概要

巨大な狼の姿をした界異。基本的な容姿は狼を大型化したものだが、最大の特徴は肉体のあらゆる部分に口と牙を表出できることがある。
スタンダードな攻撃方法は、通常の口を胴体の半分ほどまで裂き、大きな口と牙で行う噛み付き攻撃。
肉食性・穢食性であり、人間を含めた動物と境界異常を積極的に狩り捕食する。

土地汚染、即死攻撃、情報攻撃などの特殊な行動はほとんど行わないが、非常に戦闘能力が高い。
  • 陸上での高速の疾走、悪路でも自由に移動可能
  • 何十kmも獲物を追跡して疲弊しないスタミナ
  • 防御力、毒性の高い穢れを毛に纏うという攻防一体の装甲
  • 自動車を軽々とスクラップにするパワー
  • 獲物、加護、結界などを嗅ぎ分ける優秀な嗅覚
を素のスペックとして持つ、純粋に強力な界異である。

唯一の特殊能力として「穢れによる概念の破壊」を有する。
一口狼の牙は破壊に特化した特殊な瘴気を纏っており、この牙で破壊されたものは医療的治療や治癒術式を施しても生物・非生物問わず再生不可となる。
(例:噛みつきで腕をもがれ再生付きの治癒術式を行う→傷は塞がるが腕は再生しない、建物の一部が噛みつきで破壊される→修復を行うも修復完了直後に崩壊)

補足

基本的に幽世にて、狼に似て群れで生息をしている界異だが、単独での行動も珍しくはない。
生まれた時は現世に存在する狼の子どもとほとんど姿は変わらないが、成体になるにつれ異常な大きさと異形を有するようになる。
また、群れ内での上下関係を大事にしており、群れ内で上位の相手に対しては絶対服従。この性質は縁起となった際も同様であり、契約相手が自身より上位と認識していれば犬のように従順だが、相手が下位であると判断すると契約を無視して離反することもある。
毛色には灰色、黒、白、焦げ茶など個体ごとにいくつかバリエーションがある。

推奨対処法

純粋に強いため、戦闘に強い祓魔師でチームを組み総力戦を仕掛けるのが最も安牌。
戦闘能力的に対処が難しい祓魔師が遭遇した場合には、逃走するのではなく、救援を呼び到着まで戦闘を長引かせるのが最適解である(逃走すると追いつかれて背後から攻撃されるため)。

発生場所

幽世との境界からランダムで出現する。単独で出現する場合と、群れごと出現する場合がある(後者は五号級規模での対応が推奨される)。

関連ページ

随時追加予定...

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 ※R-18作品 『有得流我で遊ぼう!(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21931180)』
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