ずたずた袋

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kirishima

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ずたずた袋(-ぶくろ)

体内が世界中の霊安所と接続しており、出現と同時に不定期に遺体をワープさせ、体内から吐くように落とす不衛生の極みの界異である。公衆衛生の敵以外の何物でもない。
──#67 うちひさす

基本情報

仮想全高 10~15m
仮想質量 300kg~
存在規模 三号級
穢装等級 等級Ⅱ

ステータス

存在強度 B / 中に肉が入っており、実体がある。袋部分も厚く、重く頑丈。
疑似知覚 D / 五感はあるようだが、有効に使っている様子はない。
穢装出力 C / 瘴気としての霊的な害は少ない。霊的な害は。
空間機動力 E / 鈍重。身を引きずるようにして、もしくは跳ねて地表を移動する。
知能 不明。簡単な言語は解するが、頭は良くないようだ。

概要

体液、腐液、穢れをつけた大型のずた袋の姿で出現する汚い界異。かわいい表現をするなら、体型は大きなゾウクラゲの形をしている。
体内が世界中の霊安所と接続しており、不定期に遺体をワープさせ先端(鼻あるいは口)にあたる部分から落とすことが特徴。
死体をそこら中に落とすだけの、とにかく不衛生で死者を冒涜する界異である。

纏っている霊的な瘴気自体はそれほど高くはないが、物理的な汚さは折り紙付き。
霊安所にいる遺体(あるいは稀に放置されている遺体)であればどんな状態であろうと何でも出してくるため、遺体に伴う虫や菌も周囲に撒き散らされる。

戦いに向いていない見た目に見えて、実は戦闘能力は高い。
祭具や加護を込めた儀式技術以外でも対処可能な物理的な肉体を持つ界異だが、その分耐久力は堅牢。
また、袋の厚さと肉の詰まり具合により、生半可な攻撃ではびくともしない防御力を持つ。
重量も相当あるため、その重さを利用した体の振り回し攻撃とのしかかりが最も危険。

推奨対処法

速度・火力に重点を置いた祓魔師をぶつけ、相手の攻撃を回避しながら有利に立ち回ろう。
また、中身が肉であるため、高出力の忌み火を使い"火葬"するのも手である。
死体については障害物になる以外は何もないので無視して構わないが、不衛生なので防菌装備は必要。

発生場所

死体が放置されている、清掃を行われないまま棄てられた廃墟など、衛生的に劣悪な場所に不衛生を加速させる形で現れる。
湿度が高い場所も出現条件として好んでいるのか、東アジアの湿度の高い場所での出現頻度が高い。

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随時追加予定...

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 『うちひさす(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23343581)』
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