天臨教
「その魂に瞳を授けましょう。ええ、きっとよく馴染むわ」
───三代目教授、錦上天華
───三代目教授、錦上天華

基本情報
代表者 | 錦上天華 |
---|---|
所属人数 | 基本二千人前後(カノンにより信者の数は二桁単位や十数億人になることも) |
本部 | 東京都世田谷区 |
支援勢力 | 特に無し |
概要
一般的に加護の中毒症状であると言われる「狂気」、それを「天臨」と呼んで「御天守主(みあまのかみぬし)」という存在に信仰を捧げる教団。
199■年以降に日本で突如として流行った宗教勃興の時代に生まれた一宗教であると見なされているが、その時に生まれた他の零細カルト集団と同じであると放置するには勢力が大きく、また彼らの保有する霊的技術力は時に時代の最先端を凌ぐともされる。
加えて彼らは「聖天騎」「聖臨姫」と呼ばれる独自の戦力を複数抱えており、日本政府や祓魔陰陽寮などからは危険視されている。
C.C.S.や禰派などとも交流があるとされているため、祓魔師市民を問わず迂闊に近付くことは推奨されない。
199■年以降に日本で突如として流行った宗教勃興の時代に生まれた一宗教であると見なされているが、その時に生まれた他の零細カルト集団と同じであると放置するには勢力が大きく、また彼らの保有する霊的技術力は時に時代の最先端を凌ぐともされる。
加えて彼らは「聖天騎」「聖臨姫」と呼ばれる独自の戦力を複数抱えており、日本政府や祓魔陰陽寮などからは危険視されている。
C.C.S.や禰派などとも交流があるとされているため、祓魔師市民を問わず迂闊に近付くことは推奨されない。
この教えを受けた信徒は皆、恐ろしいほどに健やかになり、それでいて以前と変わらぬ人格で在る。
だが、時折彼ら彼女らの金色に輝く眼は、常人には見えぬ何かを映し出している。
だが、時折彼ら彼女らの金色に輝く眼は、常人には見えぬ何かを映し出している。
天臨
体内の加護の許容量を超えた増幅、体外から体内への致死量の加護の吸収により発露する「発狂」を伴う加護の中毒症状。その善転現象。体験した者を天臨者と呼称する。
主な症状には「加護との親和性の上昇」「霊体の全回復」「肉体の全回復」「霊体強度の上昇」「身体強度の上昇」「祓魔術への後天的な適性の獲得」「ヘイローの出現及び瞳孔の変質」がある。
これは極々稀に発生する現象であり、しかし自然な状況で発現した場合はステージ2までが限界である。
天臨者の眼は霊体に授けられたもう一つの瞳と重なり、天へと臨む信徒を助けることだろう。
主な症状には「加護との親和性の上昇」「霊体の全回復」「肉体の全回復」「霊体強度の上昇」「身体強度の上昇」「祓魔術への後天的な適性の獲得」「ヘイローの出現及び瞳孔の変質」がある。
これは極々稀に発生する現象であり、しかし自然な状況で発現した場合はステージ2までが限界である。
天臨者の眼は霊体に授けられたもう一つの瞳と重なり、天へと臨む信徒を助けることだろう。
ステージ
天臨の強度にはステージ1〜5の5段階が存在する。それらの段階によっては天臨者は五号級界異を単独で祓滅し得る力を持つことも。
ステージ1:「加護との親和性の上昇」「肉体の健常化」
ステージ2:「霊体強度の上昇」「身体強度の上昇」
ステージ3:「祓魔術への後天的な適性の獲得」「祓魔術行使時のヘイローの出現及び瞳孔の変質」
ステージ4:「霊体強度及び身体強度の超上昇」「霊体欠損耐性の獲得」
ステージ5:「常にヘイローの出現及び瞳孔の変質」「霊体強度及び身体強度の超上昇」
ステージ2:「霊体強度の上昇」「身体強度の上昇」
ステージ3:「祓魔術への後天的な適性の獲得」「祓魔術行使時のヘイローの出現及び瞳孔の変質」
ステージ4:「霊体強度及び身体強度の超上昇」「霊体欠損耐性の獲得」
ステージ5:「常にヘイローの出現及び瞳孔の変質」「霊体強度及び身体強度の超上昇」
聖転
天臨教では教主による他者の強制的な天臨を「聖転」と呼称する。
この力は対象に教主の膨大かつ特別な加護を流し込むことによって、一度加護中毒状態にし、その後流し込んだ加護を教主が操作することで天臨させるもの。人工的な奇跡の発現。
ステージ3以降の天臨者はこの聖転によってのみ発生し得る。
この力は対象に教主の膨大かつ特別な加護を流し込むことによって、一度加護中毒状態にし、その後流し込んだ加護を教主が操作することで天臨させるもの。人工的な奇跡の発現。
ステージ3以降の天臨者はこの聖転によってのみ発生し得る。
成り立ち
- 始まり
初代教主は病や怪我で苦しむ人々を癒やし、その身を回復させた。
しかし彼のその力「聖転」は人々を一度加護中毒にし、その後「天臨」させるもの。副作用として天臨した霊体を高次元のものへと昇華させてしまった。彼はそれを知らず、ただある日、何の脈絡もなく己に備わった力で以って苦しむ人々を救うために歩いていた。
見えざるもの、この世界に確かにあって、しかし普通はその恩恵をほんの少ししか賜ることのない「加護」。それが目に見えるようになってしまったのだ。
しかし彼のその力「聖転」は人々を一度加護中毒にし、その後「天臨」させるもの。副作用として天臨した霊体を高次元のものへと昇華させてしまった。彼はそれを知らず、ただある日、何の脈絡もなく己に備わった力で以って苦しむ人々を救うために歩いていた。
見えざるもの、この世界に確かにあって、しかし普通はその恩恵をほんの少ししか賜ることのない「加護」。それが目に見えるようになってしまったのだ。
魂、霊体に"瞳"を授けられた彼らは加護の存在を崇め、人々を天臨させて回る男のことをその使いとして敬った。
これが、天臨教の始まりである。
これが、天臨教の始まりである。
- 宗教として
初代教主が死に、その「聖転」の力はとある天臨者の女に受け継がれた。彼女は初代教主によって助けられ、彼を崇めた者の一人。初代教主が自らと同じ聖転の力が宿るのではと、彼の晩年に本人の許可の上で繰り返し聖転を行った数人の"弟子"うちの一人。
彼女は同じく弟子であると主張する金鳥玉兎によって、受け継いだ聖転の力を使い、彼の人類救済の意思のために天臨教を導くことに決める。
彼女は同じく弟子であると主張する金鳥玉兎によって、受け継いだ聖転の力を使い、彼の人類救済の意思のために天臨教を導くことに決める。
- 現在
三代目教主となったのは、かつて境界対策課前線部隊祓魔隊第十四班の班長を務めていた「星墜の天華」と呼ばれた女、錦上天華。
彼女の導きの下、信徒達は健やかに天へと臨む道を歩いている。
彼女の導きの下、信徒達は健やかに天へと臨む道を歩いている。
その他用語
- 教主
現在は三代目、錦上天華が教主を務めている。
前任が還臨(死亡)した際、ステージ5の天臨者の中から特定の条件を満たした者が「聖転」の力を受け継いで教主となる。
前任が還臨(死亡)した際、ステージ5の天臨者の中から特定の条件を満たした者が「聖転」の力を受け継いで教主となる。
- 御天守主
ごてんしゅじゅう、みあまのかみぬし
天臨教が信仰する存在。明確に神や主などとして実態のある存在ではなく、この世界に広く存在する神と呼ばれる存在(カノンによっては界異)を「加護そのものの様々な側面」として定義し、御天守主という「加護」を信仰している。
天臨教が信仰する存在。明確に神や主などとして実態のある存在ではなく、この世界に広く存在する神と呼ばれる存在(カノンによっては界異)を「加護そのものの様々な側面」として定義し、御天守主という「加護」を信仰している。
- 聖天騎、聖臨姫
教主によりステージ3以上の聖転を施され、天臨者として天臨教のために命を捧げることを誓った逸脱者。天臨教の保有する戦力。彼らは全員が全員、特異な祓魔術に目覚めている。
聖天騎、聖臨姫どちらも一意専心(ペネトレイター)のように能力や本人の気質に準えた四字熟語+英単語のルビが振られた名前を賜る。
聖天騎、聖臨姫どちらも一意専心(ペネトレイター)のように能力や本人の気質に準えた四字熟語+英単語のルビが振られた名前を賜る。
扱いについて
どのカノンにも存在し得る、という存在です。その規模についても各カノンに委ねます。最小で構成員数十人規模・教会無し、最大で世界三代宗教と並ぶトップレベルの信者数と知名度まで、各カノンによって様々です。
主な所属先はカースクライム・カノン及びMMRカノンとなります。
主な所属先はカースクライム・カノン及びMMRカノンとなります。
所属キャラクター
- 教主
錦上天華
- 聖天騎
聖天騎長:一意専心
舵忽慶長
舵忽慶長
- 聖臨姫
金鳥玉兎
星幸雨独
星幸雨独
権利情報
権利者 | マキアン |
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コンタクト先 | https://twitter.com/Makianpan |
他作品での使用範囲 | 基本的にあらゆるカノンでの登場・使用を歓迎します ただし、当組織はあくまでも二次創作・非公式に存在するものであることを ご了承の上、ご使用いただければ幸いです。 また、所属者に関しての使用ルールに関しては 各キャラクターページでのガイドラインをお守りください。 |
登場作品 | https://www.pixiv.net/artworks/126443533 |