グレイブ - NIKKEぺでぃあ | ニケペディア

グレイブ　GRAVE

【製造企業】？？？
【所属分隊】？？？
【使用武器】セブンスドワーフ？
【二人称】人間
【CV】？？？

概要

特殊別働隊がクリスタル地帯を調査中に遭遇した謎の人物。
ニケなのかヘレティックなのか人間なのかすら不明。
データに無い人物であったため当初はアンノウンと呼ばれる。

CHAPTER27～32までのグレイブ

UNKNOWN

クリスタルに覆われた都市の最深部、巨大クリスタル付近で遭遇。
医療機器に囲まれたクリスタル、そしてそのクリスタルの中に人影を視認し調査しようとしたところに現れる。
黒尽くめの服に顔全体を覆うバイザーで表情は伺いしれない。
身の丈以上もある鎖が巻き付けられた棺と鋼鉄製のセブンスドワーフと呼ぶ長方形の箱を携行している。
鋼鉄製の長方形の箱は内部に持ち手があり箱底面には射出口、銃弾と電撃弾を発射する武装となっている。
敵意とも取れる何者も寄せ付けない雰囲気と辿々しい喋り方で初遭遇時は特殊別働隊に立ち去るよう警告、立ち去らないと見るや発砲し敵対的行動を取る。
敵対的ではあるが行動は一貫して「侵入者を追い出す」に終始しており無断で写真を撮ったリヴァリンへの攻撃以外は直接ニケや指揮官を狙うような射撃はせず、電撃弾やクリスタルを活性化する杭などを用いて進路の妨害やパニックを誘発させるに留まっていた。
リヴァリン、ハンマリング2名の捜索中にクリスタルの下敷きになって居たグレイブを救出、これによりグレイブは警戒を解き行方不明の2名の情報を聞き出すことに成功。
さらに主人公がクリスタルに侵食されそうになったところを（やや乱暴ではあるが）助け足の治療を申し出るなど良好な関係への希望が見えるが、ラピが棺の中を見てしまったことから二人の間で戦闘へと発展してしまう。

セブンスドワーフ？

特徴的な棺と鋼鉄製の長方形の箱、どちらも鎖が巻き付けられておりかなりの重さがある。
長方形の箱をセブンスドワーフと呼びスノーホワイト同様に「セブンスドワーフ、レディ」の声とともに射撃を行う。

箱の内部に腕を突っ込む形で使用、箱底部には射出口が2つ存在し実弾電撃弾の射出が可能。
威力は凄まじく実弾はまるで対象物を削り消し飛ばしたかのように跡形も残さない。
電撃弾はクリスタルに打ち込むことで養分を与え成長させるのに使用されるが、電撃自体のエネルギーも強力でシフティーが「触れれば脳まで丸焦げになる」と警告するほど。
かなりの重量と強度があるようで射撃以外にも振り回して鈍器として攻撃することも可能。

棺

棺を守ることを最優先に行動しクリスタルの下敷きになった際も体を覆いかぶせるように棺を守る。
指揮官の見立てでは表面のマークやロゴなどから数世代前の医療機器、おそらくインキュベーターかコールドスリープ、生命維持装置の類ではないか、大きさからして人間かニケ用と推測する。
グレイブが主人公の足の治療を申し出た際には箱の中には様々な医薬品が入っているようでその中から幾つかの薬を渡す。

ラピはその時に開いた箱の中身を目撃、直感的にヘレティック・アナキオールだと確信し、ヘレティックを殲滅しようとするラピと棺の中を守ろうとするグレイブとの間で戦闘になってしまう。

行動原理と過去

当初は敵対的な行動と辿々しい口調からコミニュケーションをうまく取る事が出来ず両者の間で戦闘となった。
だが主人公は強い敵意はないと判断、理由は一貫して侵入者を追い出す行動をしており直接的な加害攻撃はなかったため。
クリスタルの下敷きになっていたのを助けたこと、リヴァリンが撮影した写真を必ず消去すると約束したことなどから一定の信頼を得る。
主人公が気づかないうちに足からクリスタルが侵食しようとしていたところ、クリスタルの地面ごと射撃するという乱暴な手段ではあるが助けようとする。
グレイブによれば長い間クリスタル地帯で人間に見つからないように隠れて活動していたとのこと。
これまで人間1人とニケ2人に遭遇したことがあるが、3人とも死んだという。
遠い過去に人間に銃撃、感電、開腹、撮影など実験か拷問とも思える仕打ちを受けたらしいことを話す。
そのため人間＝敵と見なしており、危害を加えない主人公は「人間ではない」と解釈、警戒を解くに至る。
使命という言葉に強く反応し自分が使命を持って此処に居ることを話す。
またその使命については単語と単文章のみで語られる。
昔の話　忘れられた色あせた話　もう一度書く
またラピと戦闘になった際には棺の中をアナキオールと呼ばれたことにその名で呼ぶなと激しく憤る。
レッドフードを使用したラピにそんなはずはない、死んだはずと驚き
死んで まだ奪うのか 私の宝と使命　侮辱したうえに
古の英雄、伝説まで、侮辱するのか
と敵意を剥き出しにし襲いかかる。

グレイブとシンデレラ

カウンターズ・アブソルート部隊によりAピラーを乗っ取って使用しているグレイブを発見。
グレイブの強い警戒心から戦闘になるがヘレティック・ベヒモスからグレイブと棺を救出したこと、レッドフードのメッセージで誤解が解けたことによりいくつかの謎が明らかになる。
グレイブは100年前の量産型モデルのニケであり長い年月をシンデレラを復活させるために費やしてきた。
長い年月をかけて集めた部品、ハーモニーキューブとその補助演算装置を使い棺の治癒能力を上げシンデレラの体を修復していた。
主人公たちと協力してシンデレラ復活のため、ベヒモスからガラスの靴奪取を狙う。
シンデレラが目覚めた時に一度はヘレティック側に傾きかけた自己認識をグレイブの決死の説得でニケ・シンデレラとして覚醒させる。
この時シンデレラはグレイブに「あなたは誰？」と問いかけるが「グレイブは声も顔も変わってしまったからわからないはずだ」と返答。
言葉通り仮面の下の顔は溶けて変形していたがシンデレラは涙を流しグレイブに「あなたはきれいなまま、ずっとそうだったのね、私を守ってくれていた」と語る。
以後シンデレラはグレイブに全幅の信頼を置き、グレイブもまたそれに応えようとする。

グレイブとゴッデス

グレイブ本人はゴッデスとの面識はないが尊敬と憧れの念を抱いており、それがラピへの怒りと和解に至った。
昔スノーホワイトの秘密の工房でセブンスドワーフを発見、スノーホワイトが戻ってくるのを待ったがいくら待てども戻らず思考転換により工房の場所を忘れてしまったと判断、本人にいつの日か渡すことを目標に所持、使用している。
このセブンスドワーフは本来の性能の数％ほどしか引き出せていなかったがそれでも強力で、グライブとシンデレラを地上の脅威から何度も守ってきたという。
このセブンスドワーフはケースに入れられた状態で、グレイブは壊さないようケースから出さずに使っていたらしい。
余談だがRED ASHでスノーホワイトはセブンスドワーフの各種機能を一つに集約したものを作成しようとしていた。

グレイブ GRAVE（CHAPTER33以降）

【製造企業】ピルグリム
【所属分隊】オールドテイルズ
【使用武器】AR ライターズ・イレイザー
【二人称】変人類
【CV】金本寿子

概要

シンデレラを守るため、側で新しい物語を見届けるためボディを修復したグレイブ。
エイブだった頃の記憶は殆どないが、その行動は全てシンデレラのために向けられている。
シンデレラのために時には全自動水かけ機のように働き、シンデレラの美しい髪をケアするドライヤーも持ち歩くなど抜かりはない。
100年間シンデレラを諦めなかった彼女の強い心はラピにも大きな影響を与えた。

CHAPTER33以降のグレイブ

修復

シンデレラが目覚め、奪還地01に戻った後にボディの修復を受ける。
指のパーツが研究者向けのものだったことから、マナはアークの礎を築いたニケだと推測、手厚い修復と補給を施した。
セブンスドワーフはスノーホワイトに返すためにラピに預けたため、マナから新型ライフルを受領。
グレイブの提案で、ミラーコンテナのハーモニーキューブを背部に装着する。

ライターズ・スポイラー

かつてミラーコンテナの一部だったハーモニーキューブはライターズ・スポイラーという名で予測計算を行うために使用される。
直線的で単調な動きならば、キューブ単体の予測計算により数秒後の状態、物理運動量を予測できる。
更にレヴィアタンの大波のような液体で複雑な動きをするものは、自身の身体を補助演算デバイスに設定することで更に高度な予測計算が可能。
自分の体を補助演算デバイスに設定する事はグレイブ自身への負担が大きく、体内の熱を蒸気とともに噴出し、言葉も以前のグレイブのように一定時間たどたどしくなってしまう。
この設定はゲーム内のグレイブのスキルでも再現されている。