エイブ
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エイブ ABE

| 製造企業 | ミシリス |
| 所属分隊 | オールドテイルズ |
| 使用武器 | なし |
| 二人称 | |
| CV | 金元寿子 |
| BlaBla |
概要
第一次ラプチャー侵攻期において、フェアリーテール第2世代ニケの開発を担当していた科学者で、彼女自身もニケである。
睡眠を「面倒」と感じたため、量産型ニケの身体を自ら選び、文字通り眠ることなく研究に没頭していた。
ボディタイプはミシリス製プロダクト23で、当時の量産型としては例外的に人間時代の記憶をほぼ保持したままニケ化している。
戦闘職ではなく研究職のため、セーターにスカート、その上に白衣を羽織る姿をしており、白衣の襟には収納式のヘルメットが備わっている。
ヘルメットを展開することで顔全体を覆い、セイレーンの言霊を遮断することが可能。
V.T.C.の主席研究員にして第2世代フェアリーテールモデル開発責任者として、エリシオン第3ニケ研究所にて独自のフェアリーテールモデル5機を製造した。
第2世代は第1世代ゴッデスを上回る性能を持つとされ、とりわけ最高傑作シンデレラは、「最初で最強のニケ」とされたリリーバイスをも凌ぐと評される。
性格は本人曰く「口下手で気の利いた話が苦手」とのこと。
しかし、忙しい合間にシンデレラへスープを作る、落ち込む仲間を不器用な冗談で励ますなど、思いやりの深さが垣間見える。
寝ない身体を持つ一方で、いびきは非常に大きく、ヘンゼルとグレーテルに「ゴッデス級」と評されるほどである。
ニケでありながら人類連合軍内でも高位の立場を認められた描写がある。
睡眠を「面倒」と感じたため、量産型ニケの身体を自ら選び、文字通り眠ることなく研究に没頭していた。
ボディタイプはミシリス製プロダクト23で、当時の量産型としては例外的に人間時代の記憶をほぼ保持したままニケ化している。
戦闘職ではなく研究職のため、セーターにスカート、その上に白衣を羽織る姿をしており、白衣の襟には収納式のヘルメットが備わっている。
ヘルメットを展開することで顔全体を覆い、セイレーンの言霊を遮断することが可能。
V.T.C.の主席研究員にして第2世代フェアリーテールモデル開発責任者として、エリシオン第3ニケ研究所にて独自のフェアリーテールモデル5機を製造した。
第2世代は第1世代ゴッデスを上回る性能を持つとされ、とりわけ最高傑作シンデレラは、「最初で最強のニケ」とされたリリーバイスをも凌ぐと評される。
性格は本人曰く「口下手で気の利いた話が苦手」とのこと。
しかし、忙しい合間にシンデレラへスープを作る、落ち込む仲間を不器用な冗談で励ますなど、思いやりの深さが垣間見える。
寝ない身体を持つ一方で、いびきは非常に大きく、ヘンゼルとグレーテルに「ゴッデス級」と評されるほどである。
ニケでありながら人類連合軍内でも高位の立場を認められた描写がある。
天才科学者
FTモデル第2世代は人類軍とV.T.C.の共同開発とされるが、一方で実質的にはエイブが単独で完成させたとも言われる。
研究基盤と資金は両組織から供給されたが、設計思想と実装を担ったのはエイブ本人と考えられている。
天才科学者の異名を持つ彼女が設計した第2世代は、第1世代ゴッデスを性能で上回る。
技術者としても卓越しており、研究所壊滅時に大破したレッドシューズ4機を、わずか2ヶ月で単独修復・蘇生させた。
軌道エレベーターからの落下時には、自身の損壊した体を自ら修理する離れ業を披露している。
ニケ開発以外にもラプチャーカウンターを設計。

ヘンゼルへの説明から、地上のラプチャー総数ではなく、殲滅数と確認数を基にしたアルゴリズムで算出していると推測される。
研究基盤と資金は両組織から供給されたが、設計思想と実装を担ったのはエイブ本人と考えられている。
天才科学者の異名を持つ彼女が設計した第2世代は、第1世代ゴッデスを性能で上回る。
技術者としても卓越しており、研究所壊滅時に大破したレッドシューズ4機を、わずか2ヶ月で単独修復・蘇生させた。
軌道エレベーターからの落下時には、自身の損壊した体を自ら修理する離れ業を披露している。
ニケ開発以外にもラプチャーカウンターを設計。

最高の観客として
天才でありながら情を持つエイブは、現実的な視点と同時に、創造したニケたちを深く慈しむ。
中でも努力を重ねてきたシンデレラには特別な想いを寄せている。
ゴッデス部隊との合同作戦に送り出す際、「信じている」と言葉を託して鼓舞。
侵食により敵化したアナキオールにも恐れず接近し、シンデレラの専用武装「ガラスの靴」の鏡面を利用して彼女の自我を呼び戻した。
回復後には規則を破ってまでヘレティック研究所から救出を試みるなど、危険を顧みない行動を見せた。
また、レッドシューズ殺害現場を目撃して動揺しながらも、逃亡したシンデレラを探すため、彼女が侵食される直前に語った「戦いが終わったら雲一つない空と地平線の繋がる場所で過ごしたい」という言葉を手がかりに行動する。
その言葉をシンデレラが忘れても、エイブは覚えていた。
憔悴するシンデレラに「灰を被ったまま終わらせない。一緒に物語をハッピーエンドに書き直そう」と語りかけ、心を支えた。

「努力を続けるシンデレラに夢中だった。私は観客だった」と告げ、「もし自分を見失ったら、私の瞳に映る勝利の女神を見ろ」と励ました。
過去の失敗を取り戻すためクイーン討伐を提案するシンデレラに「馬鹿げた案だ」と言いつつも「すぐにやろう」と同意。
シンデレラも「最高の観客のために勝利する」と誓い合う。
「最高の観客」という言葉は、後に両者を強く結びつける象徴的な語となった。
中でも努力を重ねてきたシンデレラには特別な想いを寄せている。
ゴッデス部隊との合同作戦に送り出す際、「信じている」と言葉を託して鼓舞。
侵食により敵化したアナキオールにも恐れず接近し、シンデレラの専用武装「ガラスの靴」の鏡面を利用して彼女の自我を呼び戻した。
回復後には規則を破ってまでヘレティック研究所から救出を試みるなど、危険を顧みない行動を見せた。
また、レッドシューズ殺害現場を目撃して動揺しながらも、逃亡したシンデレラを探すため、彼女が侵食される直前に語った「戦いが終わったら雲一つない空と地平線の繋がる場所で過ごしたい」という言葉を手がかりに行動する。
その言葉をシンデレラが忘れても、エイブは覚えていた。
憔悴するシンデレラに「灰を被ったまま終わらせない。一緒に物語をハッピーエンドに書き直そう」と語りかけ、心を支えた。

過去の失敗を取り戻すためクイーン討伐を提案するシンデレラに「馬鹿げた案だ」と言いつつも「すぐにやろう」と同意。
シンデレラも「最高の観客のために勝利する」と誓い合う。
「最高の観客」という言葉は、後に両者を強く結びつける象徴的な語となった。
我が子
エイブにとってシンデレラは単なる最高傑作ではなく、我が子のような存在であったことが随所から示唆される。
ミニゲーム「IN THE MILORR」で入手できる手紙には、自らの作り出したニケを「我が子」と呼び、実験台にされたシンデレラを「娘」と呼ぶ記述がある。
シンデレラが立ち直った際、「子どものわがままに付き合うのは一度で十分」と口にしてしまい、シンデレラからもう一度言ってほしいとせがまれて困惑する場面もある。
SHIFT UPシナリオディレクターのチェ・ジェソン氏は、イベント最終日にX上で「母親の無償の愛」をテーマにしていると述べている。
ミニゲーム「IN THE MILORR」で入手できる手紙には、自らの作り出したニケを「我が子」と呼び、実験台にされたシンデレラを「娘」と呼ぶ記述がある。
シンデレラが立ち直った際、「子どものわがままに付き合うのは一度で十分」と口にしてしまい、シンデレラからもう一度言ってほしいとせがまれて困惑する場面もある。
SHIFT UPシナリオディレクターのチェ・ジェソン氏は、イベント最終日にX上で「母親の無償の愛」をテーマにしていると述べている。
過酷な旅
クイーン討伐作戦後、エイブは軌道エレベーターからの落下にも生存し、自身の体を修復しながら5年を費やしてシンデレラを探し続けた。
やがて、より高高度から落下し損傷の激しい状態で眠るシンデレラを発見し、守りながら修復を行う。
しかし、地上はラプチャーに支配され、人類はアークへ避難。地上に残る人もニケも滅び、活動は過酷を極めた。
ラプチャーとの戦闘で脳の記憶領域を損傷し、かつて出来たことが出来なくなる。
14年ぶりに地上へ出たアーク所属のニケに救助を求めたが、「地上生存ニケ」として解剖・実験対象とされ、一年間も拘束される。
解放時には脳機能に深刻な障害を抱え、数字の概念喪失、言語機能の低下、顔面損傷、記憶の大部分の喪失など、かつての天才科学者の面影は失われていた。
それでも「シンデレラを守る」という信念は揺らがず、彼女を伴って崩壊したエリシオン第3ニケ研究所へたどり着く。

やがて、より高高度から落下し損傷の激しい状態で眠るシンデレラを発見し、守りながら修復を行う。
しかし、地上はラプチャーに支配され、人類はアークへ避難。地上に残る人もニケも滅び、活動は過酷を極めた。
ラプチャーとの戦闘で脳の記憶領域を損傷し、かつて出来たことが出来なくなる。
14年ぶりに地上へ出たアーク所属のニケに救助を求めたが、「地上生存ニケ」として解剖・実験対象とされ、一年間も拘束される。
解放時には脳機能に深刻な障害を抱え、数字の概念喪失、言語機能の低下、顔面損傷、記憶の大部分の喪失など、かつての天才科学者の面影は失われていた。
それでも「シンデレラを守る」という信念は揺らがず、彼女を伴って崩壊したエリシオン第3ニケ研究所へたどり着く。

そこで自身が開発したラプチャーカウンターを発見。かつて∞(無限大)を示していた表示が数字へと変化していることに気づき、失敗と思われていた計算が成功していたと悟る。
長き時を経て報われ、静かに歓喜するエイブは、棺型生命維持装置で眠るシンデレラの傍らで、新しい物語を再び綴ることを誓った。
長き時を経て報われ、静かに歓喜するエイブは、棺型生命維持装置で眠るシンデレラの傍らで、新しい物語を再び綴ることを誓った。
エイブからグレイブへ
意図不明な行動
上記のように制作したニケに対し、信頼と愛情を注ぐ人格者であるが、一部の行動には未だに謎が残っている。
当初の計画では、シンデレラ・リトルマーメイド・レッドシューズの3体が第2世代として制作される予定だった。
しかし、実際はその3体に加え、無許可でヘンゼルとグレーテルが制作され、この2体の制作は人類連合軍にも知らされていなかった。
第2世代を捜索していたオスワルドも、現地で初めて2体の存在を知ることになる。
現在のエイブ(グレイブ)は、100年間の間の様々な苦難により記憶の殆どを失っているため、本人でもその意図を計り知ることはできなくなっている。
当初の計画では、シンデレラ・リトルマーメイド・レッドシューズの3体が第2世代として制作される予定だった。
しかし、実際はその3体に加え、無許可でヘンゼルとグレーテルが制作され、この2体の制作は人類連合軍にも知らされていなかった。
第2世代を捜索していたオスワルドも、現地で初めて2体の存在を知ることになる。
現在のエイブ(グレイブ)は、100年間の間の様々な苦難により記憶の殆どを失っているため、本人でもその意図を計り知ることはできなくなっている。















