ミドナ

Hasta la vista(また会いましょう)♪〟



【Name】 ミドナ( Midna ) 
【Sex】 女 
【Age】 不明 
【Race】 人間 
【Job】 SCARLETメンバー(現在離脱中) 
【Body】 身長166cm/体重●●kg(塗り潰されている……)
【Character】
良く言えば気さくで目を引く、悪く言えば馴れ馴れしくて派手っ気な女。年齢不詳だが、外見は20代程度である。
ひたすら〝自由〟であることを生きる指標としており、目的もなく世界中を放蕩しては楽しいことや派手なことにふらふら寄っていく根無し草。良くも悪くも自由奔放で、周囲を振り回すタイプ。
SCARLETに加入し、縁あって『ヘイダル』という部隊に入った今でも、その性格を変える気はないらしい。
気乗りしないことは適当に済ませてしまう悪い面はあるものの、少なくとも道楽に関しては一流で、自分だけでなく周囲も巻き込んで一緒に騒ぎまくるムードーメーカーな一面は間違いなく長所であろう。
血の気が多く喧嘩の類も大好きなのだが、弱いものイジメだったり殺し合いだったりの「盛り上がらない喧嘩」は心底嫌いなようで、殴り合った相手とは後で必ず飲み明かして後腐れを無くすのが信条。
ちなみに、過去に起きたとある事件をきっかけに子供好きになった模様で、今はこの子を大層可愛がっている。



姿

【褐色の肌によく映えるやや赤色の入った白髪、ツリ目気味の金色の瞳が特徴の、二十代程度に見える女だ】
【髪型は肩口までのセミロングだが、長い後ろ髪をたてがみのように跳ねさせた、かなり野性的なアレンジが加えられている】
【そして服装の方も、暗い赤色のチューブトップの上に、白色で丈の短いファー付きコートを羽織ったヘソ出しの格好に】
【下はデニム地のホットパンツに茶色いショートブーツを合わせて大胆に生足をさらけ出した、全体的に露出度の高いワイルドなものであるだろうか】

【更に、耳には金色のピアス、腰回りには上部にリングのようなものがいくつも嵌まった鉄製の腰当て、両手にはバンテージを巻いており】
【そういった装飾品や元々派手っ気な服装も相俟って、少なからず荒事に慣れていそうな印象が感じられるかもしれない】




阿 修 羅 ノ 御 手(マハー・ハスタ・アスラ )

果てしなく単純明快に、自分の腕を増やすという能力。
発動すると、手首に美麗な装飾具を付けた朱色のエネルギー体の腕が背中から四本生えると同時、自らの両腕も朱色の光を纏った状態となる。
その名の通り阿修羅のような六本腕となったこの状態では手数が常人の三倍になる他、増えた四本腕は本人の腕の約1.3倍程度の長さを持ち、リーチも増大。
極めつけに、増えた腕はもちろん朱色の力を帯びた自身の両腕も高い筋力と敏捷性を帯びて、全力で殴れば岩をも砕く程の膂力を発揮する。
それらの特性のお陰で素手での戦闘はもちろん、彼女が最も得意とする短刀による近接戦闘も最大で六刀流+岩をも砕く腕力という強力極まりないものと化す。
もちろん掌が増えたことで他の様々な武器も併用可能であり、内容自体は単純なものながら近接戦での制圧力においては無類の強さを誇る能力といえるだろう。

欠点としては、長い腕が四本も増えたことで逆に的が増えた形になって被弾しやすくなっていることがまずひとつ。二つ目は、増えた腕自体の強度は生身の肉体とそう変わらず、大怪我を負うと維持出来なくなって消失すること。そして最後のひとつは、その増えた腕にも〝痛覚〟があるということである。
これらを纏めると、腕が増えたせいで被弾しやすく、しかも強打を受けると普通に破壊されてしまい、その際は本物の腕を欠損するのと変わらない地獄の激痛を味わう羽目になるということ。過度のダメージで腕が消失すれば痛みもすぐ消えるようだが、一度消された腕はその戦闘中にもう一度呼び出すことが出来ない。
故に彼女と戦う際の攻略法としては、とにかく腕を攻撃し続けて手数の減少と激痛による精神的ダメージを両立させていくことが重要となるだろう。

ちなみに、実は腕だけでなく全身の筋力が強化されているのだが……超強化されているのは腕だけで、他の部位は自身の腕力で自滅しない程度の最低限の身体強化しか行われていないので、このことは本人ですら気づいていない。エネルギー体の腕といい、アートマン等に近い能力ではないかとも考えられるが……。




◆短刀&拳銃

腰当てに差した合計8本の短刀と腰当ての裏側に隠してある三丁の拳銃が、彼女がデフォルトで持っている装備である。
基本的にはこれらを使用して戦うものの、「剛力の六本腕」というアドバンテージを十分に生かすため、相手によって更に追加で武器を担ぐこともある。

短刀は鍔のない刃渡り30センチ程度のもので、微妙に歪曲した片刃の曲刀となっている。投擲にも使えるよう軽さと安さを重視している為強度はそれほどない。
柄には滑り止めが巻かれ、最後部にクナイのようなリングがついているのが特徴。ここに指を通して短刀を回すジャグリングじみた動作が癖になっている。
そして拳銃の方は、まず二丁は装填数17+1発のポピュラーな拳銃、最後の一丁は大口径のマグナム弾を6発装填可能な大型リボルバーという構成。
一丁にひとつづつ替えのマガジン(リボルバーに関しては専用弾×6)を所持しており、最大射撃可能数は三丁合わせて84発となっている。

戦法としては短刀による速さと手数を重視した近接戦闘を主軸に、要所要所で拳銃による遠隔攻撃や牽制を織り交ぜていくような形。
短刀がメインウェポン、拳銃がサブウェポンという位置づけとなっているわけだが、これには訳があり、彼女にはまだ実用レベルの射撃能力が無いのである。
実は彼女が拳銃を使い出したのはごく最近、二挺拳銃で戦う同僚多数の武器を持ち替えて戦う同僚に触発されてのことで、それ程使い慣れていないらしい。
なので下手に狙いをつけても当たらず、ついでに言えば彼女の性格上「ちまちまやるのは嫌い」らしいため、拳銃の扱いに関してはとにかく適当に撃ちまくって弾幕を張ったり、直接狙撃するにしても確実に当たる近距離からの射撃が主という何とも彼女らしい大味なものとなっているようだ。
幸い六本腕を駆使すれば三丁拳銃までなら両手が塞がらないので、素早いリロードで間断なく弾幕を張れる利点は確かに大きい。

なお大型リボルバーに関しては他二丁とは比べ物にならない高威力&高反動を持つ特別なもので、素人には到底扱えないシロモノである。
一応能力発動中のミドナなら片手撃ちも可能ではあるが、短いバレルに強大な反動、元々悪い射撃能力に片手撃ちまで加わると命中率は果てしなく落ちる。
そんな事情で対人用として運用するのが難しいため、これに関しては対物破壊や攻撃相殺用などの「サブのサブ」ぐらいの立ち位置で使われる

◆炎獅子装備

過去に〝炎獅子アリギエ〟の討伐に関わったことで、その素材を使用した二種類の強力な装備を手に入れた。
まずひとつは〝炎獅子の爪牙〟を加工して作られた六本の短刀。見た目は他の短刀とあまり変わらないが刃渡りがやや短く、動物素材なので金属光沢が無い。
刃の切れ味自体は悪いが、宿った強力な火属性によって対象を〝焼き切る〟ことが可能であり、対人から対物まで広く使っていける一品。
反面やや扱いが難しく、柄に耐熱布が巻かれてはいるものの油断すると自分の手も焼けてしまう。そのため、普段は二本だけ装備しているようだ。

そしてもうひとつは、武器や服に埋め込むことで炎を使役することが可能となる〝炎獅子の心臓の琴線〟というもの。
ミドナはバチ当たりなことに冬場でも露出度の高い格好をしたかったらしく、これを普段着ている白いコートに織り込んで極上の防寒具としている。
……勿論そんなふざけた使い方だけでなく実際に炎を使役することも可能だが、こちらは上記の短刀以上に制御が難しいため使用にはリスクが大きい。
炎を噴射するどころか少し高熱を発するだけでも自分が火傷する恐れがあるため、殆ど直接的な攻撃手段としては用いられず、基本的には縄で拘束された際や敵に密着された際に一瞬だけ炎熱を発するという受動的かつ瞬間的な使い方でリスクを抑えているようだ。



Background

世界中をふらふらと放蕩している女性。鳥のように自由気ままな性格で、何かに縛られることを極端に嫌っている
なぜ旅を続けているのかについては、これまで幾人もが彼女に問うたものの、目的は一切無しにただ楽しいことを探して歩き回っているだけと話している。
非常に陽気な性格で、敵だろうが味方だろうが分け隔てなく接しようとする豪胆さを持っているが……酒の席で僅かに聞ける言葉から察するに、彼女の出身地はあの劣悪な治安環境で知られる泥の街であるらしい。一般人と比べてかなり低い学力や、何故か自分の本当の年齢を知らないなどの点からも察せられるとおり、その人生は苦難に満ちたものであったようだ。彼女が当て所ない旅を続ける本当の意味も、その辺りに隠されているのかもしれない……。
ちなみにSCARLETへ加入した現在でも放蕩癖は一切直っていないようで、各国で道楽に興ずる彼女の姿を見かけることもあるだろう。

――しかし。その後桜の国にて起きた動乱にてガルマに連れ去られ、次の風の国での騒乱ではガルマに引き連れられる形で姿を表し、かつての同志たちと敵対。
その目的はガルマに取り憑いた戦神の手助けでは決してなく、戦神の力を失えば死んでしまう体になってしまった実の父親を救うためである。
とはいえかつて共に戦った仲間や同志たちと戦うのには強い迷いがあるようで、父の命と信念との間で板挟みになって自己嫌悪を募らせていたようだが……。

最近、ブラック・レッドラインとの再会によってようやく覚悟を決めた模様。ガルマの娘ではなく〝ミドナ〟としてSCARLETに戻りたいとはっきり宣言した。
だが、彼女は戦神によって体に〝闘争本能〟を強制的に増幅する赤い呪刻を刻まれてしまっている。以前は感情が高ぶると正常な思考を失って暴れ回ってしまう程度の影響だったが、思い悩んで捨て鉢になっていた期間が長すぎたせいか、現在は完全に戦神に意識を乗っ取られて自由意志を奪われるレベルまで呪刻が浸透してしまっており、今すぐに仲間の元に戻るのは難しい状態にある。

(※詳しくはこちらも参照。)




Memory






やだ、今まで - 回もあたしの事が見られたわけ? ふふふ……あたしってもしかしてモテモテ?


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最終更新:2015年07月03日 22:09
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