『巨人編』イベントまとめページ


■このページについて■
こちらのページは佳乃の人が主催する一連のイベントの詳細を解説したものとなります。
イベント自体も長くなってきた上伏線やら何やらも複雑になってきた為、出来事(2013)出来事(2014)出来事(2015)のページから分割してまとめてみました。
「話が分からなくて参加しづらい」という新規の方や途中参加の方も、こちらを一読してぜひイベントにご参加下さい!
……ただし中身の力不足でやたら長くなっている為、とりあえず以下の「ここまでの簡単なまとめ」にだけ目を通して頂ければそれで何の問題もございません。

また、このページに書かれているイベントの内容は、特別な注釈が無い限り、正義側組織に所属している人間ならば誰でも知り得る公開情報とします。
中立の方なども、イベント参加時に「過去の自警団の報告書を読ませて貰った」などの理由を付け加えてこれらの情報を知ったことにしてもらって構いません。
もちろんカノッサやGIFT所属の方も、ここに書かれている自陣営に関する情報(ガルマやマリオンの動きなど)はすべて知っていることにして大丈夫です。
その他、W-Phoneのページカノッサ機関連絡ツールなどにも情報が書き込まれている事があります。


■ここまでの簡単なまとめ■

▼全体の流れ

  • SCARLETアサド・アル=アーデル率いる精鋭がとある任務で砂の国のラズワルド地下遺跡という場所へ入り、そこで『重要な発掘品』を発見、保護する。
  • しかし後日、GIFTの陰謀によって発掘品はアサドの手を離れ、GIFT側へと渡る(この発掘品は何故か『鍵』と呼称されている)。
  • 『鍵』を手にした者は世界を好きに出来るほどの力を手に入れられる、らしいのだが……手違いで『鍵』がGIFTの手から離れてしまい、行方不明に。
  • 現在はGIFTマリオン・リヴァーズカノッサ機関ガルマ=ハド=ラジャルードとがそれぞれ、各所でのテロと並行して消えた『鍵』の行方を追っている状態。また、一般GIFTメンバー及びカノッサ機関員に対しても『鍵』を確保した者には数千万の単位で報奨金を用意するとの通達が既に広まっている。
  • 『鍵』の正体は生きた少女である。その真実は正義組織側のみならず、いくつかの人物によってカノッサ機関GIFTの両者にも伝わった。

▼ガルマ(カノッサ)関連

  • 櫻の国でのガルマとの戦いにおいて、SCARLET所属のミドナが拉致される。
  • 風の国での戦いにて、ガルマは胸元の〝宝玉〟によって神に体を乗っ取られた無実の一般人、ミドナの父親だと判明。
    つまり胸部の〝宝玉〟こそが戦神の本体、すべての元凶であり、決定的な弱点だと露呈する。
    また『天限』という二体目の神が人間の味方に付き、『TRAVIS』という大企業が各正義組織に金銭的支援を開始した。
  • 砂の国の『ラズワルド地下遺跡』に於いて、遺跡に封印されていたイクストゥムの本体をガルマが奪取。
    その際、自分が『本体』を、GIFTのマリオンが『燃料』を用意する……というような、密約を交わしているようにも取れる台詞を残していった。

▼マリオン(GIFT)関連

  • マリオンによるレイリスフィード大学関連施設襲撃により、同大学が『ヒュドラ』なる違法薬物を製造・流通させている疑惑が浮上。
  • マリオンの目的は、『イクストゥム』なる大量破壊兵器を手に入れることにあるようだ。
    起動には『鍵』と『燃料』が必要であるが、そのうち『燃料』に関しては既に目処が付いているらしい。


■各イベント詳細■


(※結末部分はクリックで展開します)


学園祭 ~レイリスフィード学園・極秘調査【探索】~

『無能力者派』を教育理念とするレイリスフィード学園。その特殊な校風に目を付けられたのか、最近になって〝GIFT〟が不良グループのひとつと接触を持ったという噂が流れ始める。GIFTを追う過程でその情報を掴んだ自警団は、密かに学園側へ校内調査の打診を行った。
学園の運営上大事になるのは避けたい。だが生徒が本当にテロ組織と繋がってしまったのなら、可及的速やかに対応しなければならない。
学園長はその両方の意図を汲み、生徒やその親、教員達にその詳細を悟られない範囲内で、という条件付きで調査要請を受領する。
これを受けた自警団は、仮に戦闘に縺れ込んでも速やかに対応できるよう、自警団及びSCARLETの精鋭と市井の強力な能力者を合わせて特別調査隊を結成。
近く開催される『学園祭』の賑わいを隠れ蓑にして、学園内へ本当にGIFTの手が伸びているのか否かを確かめるための極秘調査が行われる――――。



砂漠の祭宴 ~砂の国・サンドワーム討伐依頼【クエスト】~

砂の国南部に広がる『イウサール大砂漠』にて、凶暴なサンドワームの存在が確認された。
彼らは昔から砂漠渡りの障害となってきた害獣だが、数十年前に『音撃鈴』というサンドワーム避けの装置が開発されて以降、その被害も激減していている。
だが、彼らが冬眠に入って耳を厚い甲殻で覆ってしまうこの冬の時期だけは別。何らかの理由で冬眠から覚めてしまった個体には、この装置が通じないのだ。
こういった〝はぐれサンドワーム〟は毎年のように確認され、その度砂の国自警団の精鋭によって討伐されるのが、この地域における恒例行事となっている。
今年もまたその時がやってきたという訳だ。近隣の街『マイヤ』は、祭りの雰囲気に賑わいを見せていたが…………。
今回確認されたサンドワームは、なんと全長二十メートル以上、実に七階建てのビルにも相当する、自然の猛威を体現したような巨体の化け物であった。
自警団側は周辺住民への被害も想定し、討伐隊の戦力増強を決意。依頼という形で我こそはという強者を集い、万全を期してこの怪物を迎え撃つ――――。



始まりの挽歌 ~砂の国・先遣隊救助任務【調査】~ 

前回の巨大サンドワームについて、突然変異の原因として〝とある場所〟が発見された。
場所はイウサール大砂漠東部、吹き荒む砂嵐のせいで長年誰も近づけなかった未開の場所の地下。あのサンドワームが、長年ねぐらとしていたらしき場所。
砂の国自警団は、その場所を暫定的に〝ラズワルド地下遺跡〟と名付けた。
遺跡付近からは謎の〝波長〟が鼓動のように断続的に感知されており、あのサンドワームも恐らくそれを長年受け続けたことで変質したと考えられる。
その遺跡を詳細を調査すべく、早速先遣隊が派遣されたが――――探索の途中で突如あの〝波長〟が強まり、彼らとの連絡が完全に断絶してしまった。
これを受け、砂の国自警団は前回と同じく『ヘイダル』から数名を起用すると共に、民間やSCARLET等から有志を募り、特別部隊を編成する。
目的は先遣隊の捜索及び救助、そして可能であれば遺跡の詳細調査。未開の砂漠に眠る過去の遺産は、果たして彼らに何を見せたのか――――。



神なるもの ~砂の国・興隆都市サフラン襲撃【大規模戦闘】~

砂の国の交易都市、サフラン。国内有数の巨大さを誇るその街は連日各国の商人で賑わい、満ち溢れる活気は決して途切れることは無い。
――――筈、だった。その日の昼、街の北部地区にある『クァラマ城塞』へ〝一条の光〟が落ちる。そしてその後すぐに、城塞との連絡が完全に途絶。
これを受け、砂の国自警団の一隊が様子を確認しに行くが……数十分後に彼らの通信機を経由して発せられたのは、謎の人物からの唐突な殺戮宣言だった。
自らを〝神〟と名乗るその男は、大仰な自称に相応しい圧倒的な力とカノッサ機関の軍勢を引っ下げ、一切の容赦も勧告もなく街を襲撃。
サフラン北部の『クァラマ城塞』に陣取り、渦巻く闘争の全ての指揮を取る〝戦神〟の名は――――ガルマ=ハド=ラジャルードといった。
もはや形振り構っていられず、自警団側は内外問わずあらゆるネットワークを頼って強者を片っ端から召集し、必死に戦力を集めてガルマに対抗する。
あまねく弱者を根絶しようとする戦いの神と、その無法な裁きを止めようとする強者達。両者はこの日、最初の邂逅を果たすのだった。



天下の証 ~水の国・GIFT拠点襲撃任務【事件】~

砂の国自警団のエースであったアサド・アル=アーデルGIFTとの内通容疑で逮捕されてから、約二ヶ月。
水の国警察所属のSCARLET隊員にしてアサドの直接の部下であったアルフレド・フェリシアーノという刑事から、水の国自警団へと〝内部告発〟が齎された。
彼いわく今回の逮捕劇は全て不当なものであり、首謀者は『アトラヴェル警察』の本部長、エドガー・ハーレイという男であるとのこと。
エドガーはアサドに濡れ衣を着せて逮捕した裏で、実は自分自身がGIFTと内通しており、同組織から不当な利益を受け取っている可能性があるという。
アルフレドはその証拠として、エドガーがこの日の夜、水の国の大都市アトラヴェルの一角にある『旧市街』にてGIFTの会合に参加するとの情報を提示した。
――――それまでは水の国警察側と共にアサドの共謀者の追跡に協力していた自警団側だったが、この情報の高い信憑性から方針を転換。
SCARLETのネットワーク等を使って各国から選りすぐりの強者が集められ、水の国自警団は会合の会場へGIFT構成員の一斉摘発に乗り出す。
『アトラヴェル第三産業ビル』内部にて自警団勢力とGIFT勢力との激しい戦いが繰り広げられる中、歪んだ〝正義〟の真実が明かされる――――。



暗雲の下に ~櫻の国・鴎森襲撃【事件】~

時刻は明朝――――櫻の国西部の『鴎森(かもめのもり)』という土地へ、突如としてカノッサ機関の軍勢の襲撃が確認された。
『鴎森』は首都『天ノ原』とも程近い上、各所への船便が整備された海の要所であり、その重要性から自警団や軍の大規模拠点が複数設置された地である。
いくらカノッサといえど、容易に陥とせる場所ではないはずであったが………。
襲撃から一時間ほど経って、上空より突如強烈な〝砲撃〟が降り注いだことで事態は急変。地上の軍勢は制空権を得るための陽動であったのだ。
紅色の光線が防衛拠点を次々に粉砕していく中、光線の出所と思われる地点へ先んじて偵察用の式神が放たれるが、それも全て鎧袖一触に粉砕されてしまう。
だが、撃墜される直前に式神が捉えた映像には――――黒と紅に彩られた巨大な〝鳥〟と、その背に堂々と陣取る紅髪の男の姿が映っていた。
――――ガルマ=ハド=ラジャルード。〝神〟を名乗るその男が、今度はこの櫻の国をターゲットに〝選定〟を仕掛けてきたのだ。
事態の全容を把握した『鴎森』は各所より精鋭を結集。諸外国よりの助力も受けて強襲用の大型飛行艇を複数導入し、彼らへ直接攻撃を試みるのだった。



澱む毒渦 ~水の国・『R.P.ラボトラリ第四支部』襲撃事件【事件】~

かつて二度に渡り、卑劣な策略を用いて〝正義〟の面々を翻弄したGIFTマリオン・リヴァーズ
その男の名前が、今度は一枚の『脅迫状』の上に載せられて、水の国西部の『R.P.ラボトラリ・第四支部』という研究施設へと届けられたらしい。
GIFTの名の下に制裁を行い、お前達が隠している〝真実〟を白日の下に晒す――――そこにはそんな文言も添えられていたという。
当然、襲撃があると分かっていて黙って見ている訳もない。水の国自警団・警察は即座に各所から戦力を結集、GIFTの襲撃に備える構えを見せるのだった。
……ただ、一つ懸念材料があるとすれば。その研究施設が〝無能力者派〟で知られるレイリスフィード大学系列のものであることか。
ラボの所長は自警団と警察へ依頼を出すだけに留まらず、私費で傭兵まで雇ってGIFTを殲滅しようとしているらしい。
なにやら過剰に物々しい雰囲気も醸し出し始めた研究所だが………何にしても、GIFTは待ってなどくれない。
集結した猛者達の前にマリオンが示さんとする〝真実〟とは、一体何であるのか――――?



神話 ~風の国・『TRAVIS』関連施設襲撃【事件】~

風の国の南部には、『TRAVIS』という大企業が誇る巨大な工業地帯が存在する。
そこは近隣地区の経済的発展の象徴であり、同時に雇用の中心地として、連日多くの人々が汗を流す場所であった。
――――その健全な賑わいが、あの傲慢なる戦神・ガルマ=ハド=ラジャルードの目に留まってしまったのか。三度目の〝選定〟はこの地へと舞い降りる。
同日夜、カノッサ機関の軍勢が近隣地区を襲撃。自警団を初めとする自治組織と抗争を繰り広げ始めた――――。
そしてその隙を付き、戦神を初めとする一団が工業地帯の中心にある『トラヴィス・アロウ・コントロールセンター』に侵入した模様。
この場所は工業地帯全域の管理業務を遂行する中枢的機能を有しており、もしここが破壊されれば、周辺地区の経済活動に大きな影響が出るのは間違いない。
また、センター内には一般社員を初めとし、社会科見学に来ていたレイリスフィード学園の学生の姿なども確認されているようだ。
この事態に際し、自治組織側および『TRAVIS』側はすぐさま近場にいる能力者たちに救援を要請。非戦闘員の救出とセンターの護衛を依頼する……。



策謀のただ中へ ~水の国・GIFT拠点襲撃【探索】~

前回のGIFTの襲撃にて、『ヒュドラ』なる違法薬物の製造・販売に関わっていた疑惑が浮上したレイリスフィード大学。
しかし結局、決定的な物的証拠は未だ出ないままであり、自警団や警察も本格的な捜査に踏み切れないまま有耶無耶となっていたが……。
某日、前回襲撃を受けた『R.P.ラボトラリ第四支部』と同系列の『R.P.ラボトラリ第一支部』に異変が発生。
またもラボ内にGIFTの内通者が潜り込んでいたらしく、第一支部に保管されていた機密情報が奪い去られてしまった。
大学側によれば、盗まれたのは能力などには全く関係のない医療関係の最新研究成果であり、悪用されると危険なシロモノであるとのこと。
しかし幸い、データの入った端末には幾重にも厳重なロックが掛けられており、搭載した発信器のお陰で端末を持ち逃げした内通者の居場所も判明した。
内通者が逃げ込んだ先は、水の国郊外にある小さな研究施設――恐らくそこはGIFTの拠点の一つであるのだろう。
水の国自警団・警察、及びその支援企業である『TRAVIS』の依頼により集められた能力者たちが、奪われた端末の奪取、ならびに拠点内の情報収集に当たる。
……大学側の言い分は本当か?実は『ヒュドラ』事件に関する重大な証拠が盗まれたのでは?そんな疑念も孕んだままに、危険な潜入任務が開始される。

今回潜入任務に当たったのは、ワザワイ・エスパス、それにフレッドとムク、シュペアー・ミュールという三名と一匹であった。
探索はそれぞれ三方向に分かれて行われ、それぞれのルートで多岐に渡る情報が発掘された。以下に各員の掴んだ情報をまとめておく。




悪夢の水底 ~砂の国・『ラズワルド地下遺跡』襲撃【事件】~

某日昼。砂の国の『イウサール大砂漠』を通りかかったキャラバンが、その東部地域で"異変"を目撃する。
普段ならば絶えず暴風が吹き荒び、砂塵の壁が目視すら許さない極限地帯。そこへ突如として天から光が射し込み、暴風の奥へと消えていったというのだ。
当初は自警団内でもまともに取り合われなかったが……ソレに真っ先に気づいたのが、『ヘイダル』のリーダーことアサド・アル=アーデルだったのは必然か。
その天の光が消えていった方向というのが、かつて彼とその仲間により探索された、"ある場所"の方角と一致していたのである。
すなわち、『ラズワルド地下遺跡』。かつて『鍵』の少女が発見され、そのせいでアサドが逮捕されるきっかけにもなった因縁の地だ。
そして"天の光"とは――遺跡周辺に渦巻いている暴風地帯を力業で強引に突破できるほどの実力者で、かつ『鍵』と縁がある者。
その日、砂の国自警団並びに『ヘイダル』は、"ガルマ=ハド=ラジャルード"が再び動き出したのだと確信した。
砂の国自警団がそれを察知したのと同時、カノッサ機関も動き出す。戦神の加護を受け暴風地帯を突破した一団が地下遺跡へなだれ込んだのも確認される。
この事態に際し、砂の国自警団は方々に依頼を発布し、急ぎ各地から強者を召集する――。




S`tErc PgPei s/qh - L`kOcRum o/qh TsCoa.


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最終更新:2015年07月05日 17:08