座波(ざは・ザハ)
発祥・伝承
- 周辺の小さな集落を『ウフゴー』が現在の場所に移動統合して出来たのが現在の座波という。
- 『大』は字大里『ヌン殿内小』の分かれといわれる。
300~350年前に三兄弟がいて、長男『仲平田』と次男『田端門』が『大』の祖。三男は字糸満『川根』。
- 『川門』は字真栄里『川門』の分かれと言われる。字賀数『門』は字座波『川門』の分かれといわれる。
- 『金城』。字賀数に分家がある。
- 『具志堅』の祖先は佐敷の人で尚巴志の系統といわれる。真和志間切上間村を経由して座波にきた。
『屋比久具志堅上門』は分家。
- 『友寄』は八重瀬町字友寄『安座名』の分かれで18世紀中頃に座波に移ったという。
- 『仲里』は三代前に鍛冶屋として首里から移住してきた。
- 『仲門』の先祖は字兼城『幸地』の二男という。その『幸地』の祖先は字大里の人という。
- 『米福』は字与座『佐久真』の三男筋。長男は字新垣、二男は豊見城市字翁長にいるという。
門中一覧
門中名 | 読み方 | 名字 | 備考 |
ウフゴー | ウフゴー | 不明 | 国元。戦前には絶家。 |
大 | ウー | 大城(・大西・田端・端山) | 字大里『ヌン殿内小』の分かれ。 |
具志堅 | グイチン | 大城(・大木・吉田) | 嶽元。尚巴志系といわれる。 |
拝ン前 | ウグヮンメー | 大城 | |
川門 | カージョー | 大城 | 字真栄里『川門』の分かれ。 |
金城 | カネグスク | 金城 | 八重瀬町字志多伯の分かれ。 |
幸地 | コーチ | 大城(・幸地) | 糸満市字兼城『幸地』腹。字兼城『幸地』の分かれ。 |
友寄 | トゥムユシ | 大城 | 八重瀬町字友寄『安座名』の分かれ。 |
名嘉 | ナーカ | 大城 | 糸満市字潮平『今帰仁』腹。字潮平『名加・湧川』の分かれ。 |
名城 | ナーグスク | 大城 | 豊見城市字平良の分かれ。 |
仲座 | ナカザ | 金城・大城 | 具志頭村字仲座の分かれ? |
仲里 | ナカザトゥ | 仲里 | 首里から移住 |
仲添 | ナカシ | 大城 | 糸満市字兼城『幸地』腹がルーツ。字座波『仲門』の分かれ。 |
仲門 | ナカジョー | 大城 | 糸満市字兼城『幸地』腹がルーツ。字兼城『幸地』の分かれ。 |
仲ヌ前 | ナカンメー | 金城 | 字座波『世名城』の分かれ。 |
前幸地小 | メーゴーチグヮー | 大城 | 字照屋『宇』の分かれ。 |
前茂屋 | メームヤー | 上原 | 字糸満『幸地』の分かれ。 |
世名城 | ユナグスク | 金城 | 八重瀬町字世名城の分かれ。 |
米福 | ユナフク | 大城 | 字与座『佐久真』の分かれ。 |
戦後改姓
戦前はほとんどが大城、金城姓だった。
『大』の『大西』系 | 大城→大西 |
『大』の『田端門』系の一部 | 大城→田端、端山 |
『具志堅』の一部 | 大城→大木・吉田 |
『幸地』の一部 | 大城→幸地 |
『友寄』の一部 | 大城→美尚 |
ウフゴー
緯度経度 26.146097897638466, 127.68718303076434
座波の国元。
小さな集落を移動統合し、現在の位置に座波の集落を移したとされる。
早い時期に絶家、拝所のみが残る。
座波の国元。
小さな集落を移動統合し、現在の位置に座波の集落を移したとされる。
早い時期に絶家、拝所のみが残る。