座安(ざやす・ザー)
発祥・伝承
- 『大城』は『呑殿内』『川ヌ上』『宜保』の三系統から成る。それぞれの系統の祖先は別であるが、共同で墓を建てたという。祭祀も別々で行う。
- 『名安加』は養子が三代前に入っている。
渡橋名『宜保』の祖先は『名安加』に嫁いできた女性の男子であるといわれ、墓を共用している。
- 『東リ内』は『東リ内』『新川』『新屋小』の三系統から成る。『新川』は『東リ内』の母方の家系といわれ、更に『新川』『喜屋武小』『上東利』の三系統に分かれる。渡橋名『本地』は『喜屋武小』の分家といわれる。
『東リ内』は『久保田』と渡橋名『徳新屋』と墓を共同で建てて共用している。
- 『大伊利』は座安『上ヌ前』と上田『上原』と墓を共用している。『上ヌ前』の娘が『大伊利』に嫁いできたことから墓を共用するようになったという。上田『上原』とは遠戚関係は無い。
門中一覧
門中名 | 読み方 | 名字 | 備考 |
大屋 | ウフヤ | 高良 | 国元。戦後に絶家。 |
大城 | オオシロ | 大城 | |
前下庫理 | メーヒチャグイ | 瀬長 | |
名安加 | ナーカ | 大城 | |
東リ内 | アガリウッチ | 宜保 | |
大伊利 | ウフイリー | 大城 | 久米の士族紅氏(東恩納家)の分かれという |
久保田 | クブタ | 宜保 | 田頭『久保田』の分かれ |