効果の概要
評価/使用法
- 持続時間は1時間あり、偵察や隠密行動にはもってこいの呪文である。
- 他人にもかけられるので、味方の斥候役を助けてあげよう。
- 機会攻撃は「見えている相手」にしか行えないので、不可視状態になれば確実に逃げられる。
- 一部の呪文は「見ることができる」クリーチャーにしか発動できないため、完全に防ぐことができる。
- 不可視が解ける条件は、攻撃ロール、呪文の発動、ダメージを与えるの3つなので、セーヴを行わせる特徴については制限されていない。
- 高レベル版は目標を1体増やすことができる。この呪文を使えるPCを複数用意して、パーティ全員を不可視化するのもいいだろう。
- ファインド・ファミリアーで出した使い魔に対して唱えることもできる。敵陣に潜入し、内情や敵の配置を事前に調べよう。
- ノンディテクションと重ねて唱えれば、発見することはほぼ不可能になる。
ルール/裁定
- 構成要素は音声、動作。物質要素がなく動作要素がある呪文は、焦点具を持った手では動作要素を行うことができない。持っている物をしまうか落とすかして、片手を空ける必要がある。
- たとえ見えなくても、少なくとも攻撃の目標にすることはできるようである。しかし「君が狙った位置に目標がいない場合、君の攻撃は自動的にミスする」とある。これが、5フィート単位で正確に目標の位置が分かっていないと攻撃できない、という意味なのか、大ざっぱに位置が分かっていれば攻撃できるのかはDMの裁定次第である。
- 不可視化は視覚に基づく〈捜査〉や〈知覚〉をかいくぐることができるが、音や匂いで位置が露見することはあり得る。これはゲーム的には、クリーチャーの受動〈知覚〉を使って判定する。君が〈隠密〉を行っていない場合や、行っていたとしてもその判定結果が相手の受動〈知覚〉を下回っていたなら、その所在が露見する。相手が「鋭敏嗅覚」や「鋭敏聴覚」を持つクリーチャーであれば、DMは受動〈知覚〉を用いずに、〈知覚〉判定を有利でロールする可能性もある。
- 埃っぽい場所や煙の充満している場所などでは足跡や煙の軌跡から位置が露見するかもしれない。(DM次第)
- 視覚に基づかない知覚能力、たとえば「超知覚」、「疑似視覚」、「振動探知」などを持つクリーチャーは感知してくる。
- ディスペル・マジックは目標が見えてなくても発動できるので、不可視化を解除されてしまう。敵方に呪文使いがいる場合は要注意である。
- インヴィジビリティを発動すると、着用、運搬している物体も不可視となる。そうでなければ唱えるたびに全裸にならなければならないので当然である。
- インヴィジビリティを発動してから物体を運搬した場合は不可視化しない。ただし、すでに着用している服の下や、持っている袋の中に隠すことはできる。(詳しくはこちら)
- インヴィジビリティを発動したときにクリーチャーを運搬していた場合、運搬されているクリーチャーは不可視化しない。透明化するのはあくまで「身に着けている物体」であり、物体を指しているためクリーチャーは対象外と思われる。
- クリーチャーの入った物体(服の下に隠れた使い魔のネズミやランプの中の魔神、妖精が閉じ込められたランプ、バッグ・オヴ・ホールディングに入った仲間、麻袋の中の捕虜など)を着用/運搬している時にどうなるかについては、DM次第。デザイナー回答を元にすれば「下に何かを隠す」扱いになる可能性は高いが、物によってはクリーチャーと一体として考える、と言われる可能性もあるだろう。DMの決定に従おう。
- 死体はクリーチャーか物体か?という議論もある。死体が物体扱いであれば、フェイン・デスを使って疑似的に透明化人数を増やしたりすることもできる可能性がある。
- 一方でリヴィヴィファイやレイズ・デッド等の記述を見ると、死体をクリーチャーとして扱っていると取ることもできる。もしそのような状況になった場合、DMに相談し判断を仰ごう。
この呪文を覚えるキャラクター
その他
- ルール上は、見えていなくても不利を受けた上で攻撃できる。なぜなのか考えてみよう。重い鎧や何種類もの武器、大きな背負い袋を運搬している冒険者が、何の物音も立てずに戦場を走り回るのは不可能だろう。もしくは殺した敵の返り血が鎧に付着して、ひどい匂いを放っているのかもしれない。