エーデマルク王子ロビン


(画像挿入予定)


氏名 ロビン・パウル・レーヴ
年齢 22歳
性別 男性
身長 177センチ
職業 エーデマルク王国国王付秘書官、ルンドホルム大学学生
出身地 エーデマルク王国ルンドホルム北部ソールリュース宮殿
現住所 エーデマルク王国ルンドホルム北部ソールリュース宮殿
性格の特徴 基本的には真面目で正直、レーヴ兄弟唯一のツッコミ。普段は穏和な物腰でいるため一見兄弟で一番優しそうだが、実は一番融通が効かない。結構わがまま。兄弟の中では良くも悪くも一番の頑固者、何が何でも譲らない強靭な意地の持ち主で、姉たちにはよく「だからモテないのよ」とたしなめられている。好きな言葉は『法令遵守』と『整理整頓』、衛生面でも道徳面でもかなりの潔癖症。予定進捗管理などの業務を請け負う秘書官としては優秀。
兄弟で唯一先祖帰りを起こしており、『ヤギホの戦士』特有の破壊衝動を有する。身体能力も兄弟でもっとも高いが、当人は自分の中の破壊衝動を抑えるために心身を鍛えたつもりで、戦闘に携わる職業にだけは就かないと誓っている。いつか衝動的に他人を殺してしまうのではないかといつも怯えていて、他人には厳しいが自分にはもっと厳しく、自傷行為に似た自縄自縛に走りがち。今でもたまに緊張が最高潮に達すると本能が喋るより斬る方が早いと囁くため、万が一の時には自分を力ずくで物理的に止めることができる兄たちから離れたがらない。
外見の特徴 レーヴ兄弟唯一の黒髪を長く伸ばして首の後でひとつにまとめている。偉大なる曽祖父アドルフ黒髪王と同じ色の髪と瞳だというだけの理由でちやほやされていた乳幼児時代が人生の全盛期であった(モテ期的な意味で)。瞳の色は兄たちと同じオリーブグリーン。男きょうだいの中ではもっとも背が低い上、文官として上着をきっちりと着込んだ格好をしていることが多いので分かりにくいが、実は筋骨隆々とした体格。兄たちと同じく、右肩にライオンの、左肩に8つの星のタトゥーを入れている――が、見せる機会はなさそう……。
備考 レーヴ家四男。童貞。童貞。(大事なことなので二回言いました)
一人称:僕、二人称:あなたor君、名前が分かるひとは名前+さん(年齢性別不問)で外国の要人は貴殿やら貴公やら貴君やら○○様やら。家の外のひとびとに対しては常に丁寧語、家の中でも非常に丁寧な言葉遣いをするが時々兄2人に引きずられてとんでもないスラングで怒鳴っていたりしなくもない。ロビンしっかり。
人間関係 グスタヴハンナマックスには良いおもちゃにされていて当人も一生懸命ツッコミを入れたり泣いたり怒ったりしているが、本当は心から信頼している。イェルダは最愛の妹で、クォーテラの人々を激しく憎悪している。エディトと日常会話ができる希少な存在。


経歴

 父グスタヴ1世の四男としてレーヴ家に生まれる。王子としては末子で、下には王女(妹)たちしかいない。
 兄弟の中で最初の(そして最終的には唯一の)黒髪で生まれたため、民衆はレーヴ家始祖アドルフ黒髪王の再来だとして喜んだ。ただしあくまで宮殿の外での話であり、ロビンだけが兄弟で唯一民衆との接点がほとんどない幼少期を過ごしている。
 いつの時代にか紛れ込んだヤギホ人の血が色濃く出ており、男きょうだいの中では一番小柄にも関わらず、3歳前後から驚異的な跳躍力や反射神経を見せ、物心がつくまでは非常に動物的な行動を取ることが多かった。また、強い破壊衝動に意識を支配されてしまい、些細なことをきっかけに物を壊したり周囲の人間に怪我をさせたりすることもしばしば。危険だと判断した両親は、宮殿の使用人たちや兄弟たちにロビンを宮殿から出すことを禁じる。したがって、民衆は自らの本能をある程度制御できるようになり『王子様』らしく振る舞い始めた十代半ばくらいからのロビンしか知らない。
 ロビン自身、本来の性格はどちらかと言えば大人しく男きょうだいの中の末っ子として少々甘えん坊なところのある子供だったので、自分がなぜ攻撃的な行動をとったり破壊衝動に理性を奪われてしまうのかが分からず、葛藤に葛藤を重ねた少年期を送る。自我が発達し衝動をある程度抑えられるようになってからも、自分がいつどんな行動に出るか分からないという恐怖心ゆえに自ら宮殿での監禁を望んで申し出ていた。緊張が高まると衝動的に動いてしまうと学習してしまったことから、7歳くらいから13、4歳の頃までは逆に強い吃音が出たり突然意識を失ったりしていたこともある。
 15歳前後から落ち着き始めて、少しずつ社会に出始める。民衆との交流や大学での勉強もその辺くらいからようやく始まっているため、身内以外の人間はロビンのヤギホの血の濃さについて知らない。
 妹たちだけは傷つけてはいけないという意識がとても強かったので、エディトイェルダの前でだけは攻撃的な行動に出たことがない。したがって少し年の離れていたイェルダはロビンのそういう性質を知らず単純に懐いていたので、ロビン自身もイェルダを非常に大切にしていた。エディトが姉妹で唯一剣術を習っているのもロビンのすぐ下でロビンとの接点が多かったからであり、いざという時に身を守れるようロビン自身がエディトに武芸を叩き込んでいる。
 グスタヴマックスはむしろ率先してロビンのそういう面を請け負っており、逆にうまく発散させられるようロビンに格闘術を仕込んでいた。結果、マックスとは今でも強い絆で結ばれているし、王としてのグスタヴに忠誠を誓う唯一の人間にもなっている。グスタヴマックスの体にある刃物傷はだいたい幼少期にロビンが斬りつけた傷だが、兄2人はまったく気にかけていない。
 18歳の時、当時13歳のイェルダクォーテラ王パーヴェルに嫁ぐことが決まる。婚約が決まった時とその4年後のついこの間正式に嫁いだ時には非常に激しく抵抗したが、グスタヴマックスに腕力で抑え込まれてそのまま。今でも何かあればクォーテラの人々を殺してやろうと思ってはいるものの、兄たちの立場を思いやって我慢する日々。
 現在は99%くらい自分を制御できているが、強い緊張下に置かれた時だけは喘息に似た症状が出てしまう。その状態で放置するとそのうち剣を抜いて無差別に周囲のものを斬り刻み始めるため、兄弟たちは迅速に対応できるよう連携をとってどうにかロビンを守っている。





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最終更新:2015年10月30日 13:59