太陽・海・星はステラクス系であることを示唆しているが、剣と紅はヤギホ系の血が入っていることを暗示しているといわれている。
「Bästa försvar ger bästa seger」――最上の防衛は最上の勝利をもたらす。
概説
エーデマルク王国第3王朝。2441年アドルフの戴冠から現在のグスタヴ2世まで続いている。
始祖である『勇者』アドルフは、前王朝であるストレーム王朝の圧政に耐えかねた民衆の中から現れた貧しい軍人の家系の出であった。彼は類まれな才覚をもってエーデマルク海陸両軍を掌握、ストレーム王朝最後の王ビョルン2世を打ち倒して戴冠を宣言している。
その後アドルフによる内政基盤の強化やエリーサベタの外交基盤の強化でエーデマルクを徐々に成長させたが、グスタヴ1世およびヘンリクの失政のために一度落ち込みを見せた。現在、グスタヴ2世による連合王国内の権力構造の整備によってどうにか安定の兆しが見えている。
アドルフ王がヤギホ武士の血を引いているという伝説が残されているが真偽のほどはさだかではない。とは言え子孫に時折黒髪の王子・王女が生まれるためわりと信憑性のある伝説ではある。
歴代の当主
- 初代:アドルフ(在位:2441-2457年/生没年:2400-2457年)
アドルフ黒髪王、または『勇者』アドルフ。
もともとはエーデマルク陸軍将校だったが、ストレーム王朝最後の王ビョルン2世を倒して、ストレーム朝の暴政に終止符を打った。『悪逆のストレーム家を滅ぼした勇者』として民衆の間では人気が高い。
結構血の気が多くて喧嘩っ早い上に、相当な酒飲みだったらしい。わりと残念なエピソードがいっぱい残るが、エーデマルクでは人間味のある王の方が好まれることもあいまって、彼の名声に傷がつくほどではない。
- 2代目:エリーサベタ(在位:2457-2497年/生没年:2437-2502年)
エリーサベタ航海王。通称エルサ。
アドルフ王の長女。ストレーム朝の影響で激減していたエアスター大陸との貿易の修復を目指し、自身も海軍の軍艦に乗って何度もエアスター大陸に渡ったバイタリティ溢れる女傑。
若い頃は長い金髪と青い瞳と見事な曲線美の見目麗しい女王だったが、典型的な中年太りを経てまんまるとしたおばあちゃんになった。
最期の時には外交に心血を注ぐあまり息子2人の教育がおそろかになってしまったことを悔いているというような発言をしたといわれているが、詳細はさだかではない。
- 3代目:グスタヴ1世(在位:2497-2509年/生没年:2465-2509年)
グスタヴ強欲王。
エリーサベタの次男。祖父や母が拡大させたエーデマルク連合王国を我が物にせんと
ノルフェルト王国やスオラ属州に弾圧を加えた。実際に
インレ大公国の大公をエーデマルク王国国王が兼務するようになったのも彼の代からである。
エリーサベタの長男であり兄であったアドルフがどうなったのか、インレ大公でありエリーサベタの弟であったオロフがどうなったのか、知るのは彼のみであった。結局すべてを墓の下まで持っていったことになる。
スオラ内戦のキルカスリンナの戦いでスオラ人の青年
イルタ・ヴァルコイネンに狙撃されて死亡。しかし、その死を悼む者は少なかったという。
- 4代目:ヘンリク(在位:2509-2510年/生没:2485年-?)
ヘンリク逃亡王。
『レーヴ朝でもっとも無能の王』という烙印を捺された。
- 5代目:グスタヴ2世(在位:2510年-現在/生没年:2487年-現在)
現在のエーデマルク王。
現在のレーヴ家
ノルフェルト王国国王
シモン3世の妃。2児の母(3人目妊娠中)。最強。
先王(レーヴ王朝4代目)。
スオラ内戦を悪化させエーデマルク王国首都ルンドホルムで暴動を起こさせたレーヴ朝における国民支持率ワースト1位の王。国外に逃げたらしく現在失踪中。
現在の王(レーヴ王朝5代目)。
スオラ内戦を終結させエーデマルクの空中分裂を防いだ。物理攻撃はものすごく強いが姉妹たちには以下略、弟たちにも以下略、民衆にも以下略。
インレ大公国大公代理。兄グスタヴを顎で使う。すごくつよい。
エーデマルク海軍将校。通称マックス。物理攻撃はとても強いが姉妹たちには以下略。
ルンドホルム大学に通いつつ国王秘書官を務める。とてもいいやつで童貞。物理攻撃はダントツで強いが姉妹たちには以下略。
ルンドホルム港の造船所で技師見習いをしている。通称エディ。つよい。
クォーテラ王パーヴェルの妃。長兄ヘンリクにクォーテラへ売り渡された。
こんな感じ。
最終更新:2016年01月05日 20:42