エーデマルク王女イェルダ


(画像挿入予定)


氏名 イェルダ・レーヴ
年齢 17歳
性別 女性
身長 163センチ
職業 クォーテラ王の妃の一人
出身地 エーデマルク王国ルンドホルム北部ソールリュース宮殿
現住所 クォーテラ王城
性格の特徴 【結婚前】明るく元気でちょっぴりおてんば、フォークが転げても面白いのではないかというくらいよく笑う娘だった。末っ子ならではの甘え上手で寂しがり。兄たちや姉たちの仕事を手伝う、と言いつつ、その実手伝わせてもらっている感じ。「みんなの役に立ちたい」という気持ちが強かったので、時々わざと明るく振る舞っていたこともあったが、基本的には何事も前向きに考える方だった。小さくて可愛いものが大好き。
【結婚後】最初のうちこそ強がる発言も多かったが、今は心を閉ざして必死に自我を保っている。自分がクォーテラにいることはエーデマルクの利益になると自分に言い聞かせており、愛する家族や祖国のためにクォーテラで生きていかねばならないと自分を叱咤し続けているため、常に緊張状態。気がついたら笑うことがなくなっていたが本人は気づいていない。
外見の特徴 「日の光を紡いだような白金の髪に星の光を紡いだような灰青の瞳、新雪のように白い肌」と謳われたレーヴ姉妹一の美少女。緩く波打つ長い金の髪は尻を覆うほどまである。大きな瞳のあどけない顔立ちをしているが、17歳にしてすでにエーデマルク人女性らしい豊満な曲線美。白や桃色、空色など、淡い色合いのドレスを好んで着ていた。
備考 レーヴ家四女で末子。特にこれといった特技もなければ具体的な将来の夢もなかったため、小さい頃はいつも自分には何ができるのか探し続けていた。
一人称:わたし、二人称:あなた、名前が分かるひとは名前+さん(年齢性別不問)で、外国の要人は基本的に○○様。エーデマルクにいた頃は甲高い声で甘えた喋り方をしていたが、今はほとんど喋ることもなく、時折落ち着いた静かな声で事務的なことのみ淡々と話すようになった。
人間関係 基本的には末っ子として兄姉全員に溺愛されていて、特に一番上の姉であるテレサのことは実の母のように思って慕っていたし、一番年の近い兄であるロビンにはよくなついてべったりとくっついていることが多かった。唯一年が近い上に性格が真逆のエディとだけは微妙な間柄だったが今はもっと大事にすべきだったと後悔している。


経歴

 父グスタヴ1世の四女としてレーヴ家に生まれる。母がイェルダの出産の際に命を落としたため、末子。7人の兄たちや姉たち、乳母や宮殿の使用人たち、ルンドホルム中の民に可愛がられて育ち、天真爛漫で明朗闊達な少女に成長したが、ある時自分の誕生と引き換えに母が死亡していることを知って自分はもっと兄たちや姉たちに報いなければならないと考えるようになる。
 13歳の時、スオラ内戦に手こずったヘンリクが苦肉の策としてクォーテラに援助を求めた際、エーデマルクの宮殿に訪れたクォーテラの使者ロジオンがエーデマルクに協力する見返りとしてクォーテラの王パーヴェルとイェルダを結婚させるよう提示。半ば脅迫めいたその提案をヘンリクは簡単に受け入れてしまう。他の兄弟たちからは大反発があったが、エーデマルクのため、自分を育ててくれた兄たちや姉たちのため、と考えたイェルダ自身が要求を呑み自らクォーテラへ行くことを決意して話をまとめてしまう。
 契約の通り、17歳になった誕生日当日に、クォーテラから迎えがやって来る。ヘンリクの後を継いで王となったグスタヴはあらゆる手段を講じてこの婚約を取り消そうとしたが、エーデマルクの同盟国を増やさねばならないという使命感とイェルダ自身の決意の堅さに折れ、最後は弟たちの大反対を押し切ってイェルダを送り出す。
 その後、イェルダがクォーテラでどんな暮らしをしているのか、知っているエーデマルクの人間はいない。



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最終更新:2015年10月19日 16:16