エーデマルク前国王ヘンリク
(画像挿入予定)
氏名 |
ヘンリク・レーヴ |
年齢 |
生きていれば29歳 |
性別 |
男性 |
身長 |
181センチ |
職業 |
不明(エーデマルク連合王国前国王、エーデマルク前国王、インレ前大公) |
出身地 |
エーデマルク王国ルンドホルム北部ソールリュース宮殿 |
現住所 |
どこに行っちゃったんだろうね |
性格の特徴 |
極度のびびり。基本的に物腰が穏やかで、ひとに対してはっきりものを言うことができない。ヴァイオリンを弾いている時だけはのびのびと自己表現していたように思われる。 |
外見の特徴 |
華奢な美青年。長いまっすぐのハニーブロンドをひとつにたばねていた。オリーブグリーンの瞳。 一番『王族』らしい服装にこだわっており、文官としてもっとも華やかであるような礼装を心掛けていた。 |
備考 |
スオラ内戦の最中にレーヴ朝第4代目国王として即位したが、責任の重さと仕事量の多さに押し潰され、1年で退位を宣言して逃走。今どこにいるのか誰も知らない。 一人称:私、二人称:貴方or貴女、名前が分かるひとは名前+さんorくんor殿、外国の要人は貴殿やら貴公やら貴君やら○○殿やら。とても上品で物腰穏やかな話し方をしていた。 |
人間関係 |
やったことがやったことなのでエーデマルク国民からは石を投げられ仲の良かった兄弟たちにも見放されてしまった。 |
経歴
父グスタヴ1世の長男として
レーヴ家に生まれる。
エーデマルクでは王位継承権が男女ともにあり、姉
テレサがいたため継承位は第二位ではあったが、父王が軍隊を重視していたため、早期から娘のテレサより息子のヘンリクの教育に注力し、議会にヘンリクを次の王に指名させようとするなどの工作を行なっている。
ヘンリク自身は気性の穏やかな少年で、軍事戦略や外交戦略よりも芸術文化をこよなく愛した。特に音楽の面では類まれな才能を発揮し、ヴァイオリンとピアノを弾きこなす。物腰も丁寧で、妹たちのことは特に大切にしていた。また、姉テレサに対しても敬意を払っていたが、テレサが祖母エリーサベト女王(当時)に可愛がられていて自分にはエリーサベト女王から薫陶を受ける機会がないことに多少の不満をもってはいた。荒事が苦手だったため、弟たちからは距離を置いて育つ。
9歳の時、祖母エリーサベト退位、父グスタヴ1世即位。14歳の時、祖母エリーサベト上王死去。
17歳の時、姉テレサがノルフェルト王太子
シモンと婚約。シモンが18歳になると同時に婚姻の儀を挙げ王位継承権を放棄させられることが決まったため、事実上ヘンリクが王太子となるが、実感が湧かず、大聖堂のパイプオルガンを弾いて過ごす。
23歳の時、
スオラ内戦が勃発。スオラ属州の軍事力では父グスタヴ1世の敵ではないと考えていたため、忍び寄る戦争の影に右往左往する弟妹たちをなだめてたが、内心ではその直前に姉が嫁いでしまったこと、父から王太子として振る舞うよう圧力をかけられていたことからかなりの緊張を強いられていた。
翌年、父グスタヴ1世がキルカスリンナの戦いで
イルタ・ヴァルコイネンに射殺されると、議会に担ぎ上げられてすぐさま戴冠させられる。ヘンリクは戦争を止めたかったが、議会の熱意に押されて文句を言えず、また戦況を報告されてもどういう状況なのか理解することもできず。
さらにその1年後、海軍に入隊した
マックスよりスオラ兵が無敵艦隊を沈めてしまったこと、おそらく
ビススミエールチエ連邦が背後にいることを聞かされ、恐懼したヘンリクは、
ビス連に対抗し得る国として
クォーテラに助けを求める。この際、使者としてやってきた
ロジオンに末妹の
イェルダを差し出すように言われ、葛藤。一番信頼していたすぐ下の弟
グスタヴが前線にいて音信不通状態だったため相談できる相手もなく、イェルダ本人が「エーデマルクの役に立つのなら」と言ってしまったこともあり、了承。この際、
ハンナ・マックス・
ロビンといった弟妹たちからは絶縁を言い渡され、またイェルダも心を閉ざすようになっていったため、いつの間にか国内に味方がいなくなっていることに気づく。ノルフェルトに嫁いだ姉テレサに手紙で助けを求めるが、テレサ自身も妊娠中であったこと、目先の利益のために妹を売ったことを返信で非難され、絶望。
4年前、すべてをグスタヴに託して疾走する。
その後、彼がどうなったかを知る者はいない。
最終更新:2015年12月07日 13:38