
かふら
「はあ・・・
壮周さまという素敵な方と巡り合えたとはいえ、
トーナメントに敗退してしまい『婿バトルロワイアル』を開催できなくなってしまいましたわ・・・
「はあ・・・
壮周さまという素敵な方と巡り合えたとはいえ、
トーナメントに敗退してしまい『婿バトルロワイアル』を開催できなくなってしまいましたわ・・・
葉月様にも申し訳が立ちません」

???
「ちょっと、そこのあなた!」
「ちょっと、そこのあなた!」

かふら
「こうなったらわたくしの持つコネを最大限に使い、
私財を尽くしてでも・・・」
「こうなったらわたくしの持つコネを最大限に使い、
私財を尽くしてでも・・・」

???
「ちょっとあんた!
無視しないでよ!」
「ちょっとあんた!
無視しないでよ!」

かふら
「・・・なんですの、あなたは」
「・・・なんですの、あなたは」

ヨーカ
「話は聞かせてもらったわ・・・
「話は聞かせてもらったわ・・・
聞けばアナタ、結婚相手を探すためにトーナメントに参加したんだって?」

かふら
「厳密には違いますが、まあそのとおりですわ」
「厳密には違いますが、まあそのとおりですわ」

ヨーカ
「そして今の様子だと、その目的は達せられなかったようね・・・」
「そして今の様子だと、その目的は達せられなかったようね・・・」

かふら
「・・・ええ、そうですわ
(候補は2人見つかりましたが)」
「・・・ええ、そうですわ
(候補は2人見つかりましたが)」

ヨーカ
「当然ね・・・
「当然ね・・・
そんなヨコシマな目的で勝ち上がっていけるほどトーナメントは甘くないわ」

かふら
「それで、どのようなご用件でしょうか?」
「それで、どのようなご用件でしょうか?」

ヨーカ
「私はあなたに勝負を挑みに来たのよ・・・
オリスタ婚活女子筆頭の私たち二人が、どちらが上か・・・」
「私はあなたに勝負を挑みに来たのよ・・・
オリスタ婚活女子筆頭の私たち二人が、どちらが上か・・・」

かふら
「左様でございますか」
「左様でございますか」
スッ

ヨーカ
「待て待て待て待て!
光り物はしまいなさい。
「待て待て待て待て!
光り物はしまいなさい。
この勝負は・・・女としての勝負よ!」
ガヤガヤガヤガヤ

かふら
「・・・いつのまに、こんな数の男性が・・・ッ!
もしやこの方々は皆あなたの・・・?」
「・・・いつのまに、こんな数の男性が・・・ッ!
もしやこの方々は皆あなたの・・・?」

ヨーカ
「ふっふっふ・・・」
「ふっふっふ・・・」

かふら
「なるほど、わたくしと張り合おうということだけありますわ」
「なるほど、わたくしと張り合おうということだけありますわ」

ヨーカ
「運営に頼んで手配してもらったのよ」
「運営に頼んで手配してもらったのよ」

かふら
「・・・・・・」
「・・・・・・」

ヨーカ
「勝負は簡単・・・!
この総勢50名の男性が、
『もしこの世の女性が白鷺かふらと満木葉華だけになったら』、どちらを選ぶか決めてもらう!
「勝負は簡単・・・!
この総勢50名の男性が、
『もしこの世の女性が白鷺かふらと満木葉華だけになったら』、どちらを選ぶか決めてもらう!
その数の多いほうが勝者よ」

かふら
「それは・・・・・・勝負になるんでしょうか?
みたところわたくしとあなたでは2まわりほど年齢が・・・」
「それは・・・・・・勝負になるんでしょうか?
みたところわたくしとあなたでは2まわりほど年齢が・・・」

ヨーカ
「そんなにいってないっ!
せいぜい1まわり!!」
「そんなにいってないっ!
せいぜい1まわり!!」

かふら
「ふふふ、お年を召した女性が騒ぐのはみっともありませんよ」
「ふふふ、お年を召した女性が騒ぐのはみっともありませんよ」

ヨーカ
(フン、せいぜい吠え面かくがいいわ・・・
単純に「どちらを選ぶか」だったら、向こうが勝つのが濃厚・・・
(フン、せいぜい吠え面かくがいいわ・・・
単純に「どちらを選ぶか」だったら、向こうが勝つのが濃厚・・・
ただし「この世に2人だけだった」ら、状況は変わってくる・・・)
チラ

かふら
「?」
「?」

ヨーカ
「・・・この世の終わりって時ならば、
この子はいささか不安要素が多すぎる・・・うまく言葉にできないけど、
安定感というか、包容力のようなものは私のほうが持ってる・・・」
「・・・この世の終わりって時ならば、
この子はいささか不安要素が多すぎる・・・うまく言葉にできないけど、
安定感というか、包容力のようなものは私のほうが持ってる・・・」

かふら
「聞こえてますわよ」
「聞こえてますわよ」

ヨーカ
「それでは勝負を始めるわよ!
50名の男性のみなさん、手元のボタンのどちらかを押してくださいッ!!」
「それでは勝負を始めるわよ!
50名の男性のみなさん、手元のボタンのどちらかを押してくださいッ!!」
ドドドドドドドドドド
ドン!
「 白鷺かふら 48 - 2 満木葉華 」

かふら
「当然すぎますわ」
「当然すぎますわ」

ヨーカ
「・・・・・・」
「・・・・・・」

かふら
「言うまでもありませんが・・・
わたくしの勝ちということでよろしいですね?
「言うまでもありませんが・・・
わたくしの勝ちということでよろしいですね?
それでは失礼いたしますわ」

ヨーカ
(2人いた・・・私選んだ人2人いた・・・)
(2人いた・・・私選んだ人2人いた・・・)

ヨーカ
「いったい誰が・・・!?」
「いったい誰が・・・!?」
バッ

南雲拳
「0票じゃ可哀想と思ってよ」
「0票じゃ可哀想と思ってよ」

ゴルト
「無謀にも挑戦しようとするスピリッツはいいと思うぜ」
「無謀にも挑戦しようとするスピリッツはいいと思うぜ」

ヨーカ
「あ、あなたたち・・・・・・」
「あ、あなたたち・・・・・・」

南雲拳
「へへっ・・・」
「へへっ・・・」

ゴルト
「結果は気にするな、
やり方さえ間違わなければいつかは君も・・・」
「結果は気にするな、
やり方さえ間違わなければいつかは君も・・・」

ヨーカ
「気色悪っ」
「気色悪っ」

南雲拳
「えっ?」
「えっ?」

ゴルト
「えっ?」
「えっ?」

ヨーカ
「私の中であなたたち2人はもう終わった存在なのよ。
それなのに未練たらしく付き回るようなことして・・・
「私の中であなたたち2人はもう終わった存在なのよ。
それなのに未練たらしく付き回るようなことして・・・
しつこい男は嫌われるよ?」

南雲拳
「・・・・・・」
「・・・・・・」

ゴルト
「・・・・・・」
「・・・・・・」

ヨーカ
「まぁーそれでもまだ私のこと好きだって言うんならぁー、
私をちょっと見返すようなことしてくれないとぉ」
「まぁーそれでもまだ私のこと好きだって言うんならぁー、
私をちょっと見返すようなことしてくれないとぉ」

南雲拳
「 」
「 」

ゴルト
「 」
「 」

ヨーカ
「次会うときまでに・・・・・・私にふさわしいいい男になりなさいよねっ!」
「次会うときまでに・・・・・・私にふさわしいいい男になりなさいよねっ!」
★勝者★
本体名 :白鷺かふら(シラサギ カフラ)
スタンド名:『ティン・エンジェル 』
本体名 :白鷺かふら(シラサギ カフラ)
スタンド名:『ティン・エンジェル 』
使用させていただいたスタンド
No.5480 | |
【スタンド名】 | オーメンズ・オブ・ラブ |
【本体】 | 満木 葉華(ミツギ ヨウカ) |
【能力】 | 本体の身体に「紙の性質」を付与する |
No.6754 | |
【スタンド名】 | ティン・エンジェル |
【本体】 | 白鷺 かふら(シラサギ カフラ) |
【能力】 | 接触する二つのモノを徐々に癒着させる |
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