セルブラーナ・プリロスト

セルブラーナ・プリロスト

作:kapahata#1016(Discord.acc)
生年月日 宇宙新暦4995年4月18日
出生地 惑星ヘズレル
工業都市フローディール
種族 テルスヴィネル族
最終学歴 執政院特別騎士団教育
最終階級 近衛騎士団長
渾名 ラナ(トローネから)
騎士団長殿(貴族から)
セルブラーナ閣下
(騎士団員から)


概要

 トローネの為に存在し行動する近衛騎士団の騎士団長。赤いローブを羽織り長い槍を構えて皇帝を護る。

自己紹介

 セルブラーナだ、私の事が知りたい…か…?可笑しなやつだな…私の事など知る必要などないだろう?そんな事より全ての人民が知り、敬い、慕い、尊敬すべき人物が居られる。
 あぁ…トローネ様!我が近衛騎士団が尊敬し目指すべきお方…。スラム街で差別され、最下層で死にかけの私を助け出して頂いた時から、私の全てを捧げてきた偉大なる連合帝国の指導者だ!
 他国民には理解できないだろう、祖国を復興に導き全ての国民が最低限の生活を行い暮らせる日常の実現に向けた、あの方の苦労が…。近衛騎士団は10000を超え、個人が所有する軍隊の中でも最大規模になっている。その全ての忠誠はトローネ様に向けられているのだ。トローネ様に歯向かう者には裁きを!トローネ様に利する者には平和を!トローネ様には忠誠を!偉大かつ高貴なる皇帝陛下に栄光あれ!!!

来歴

誕生

 惑星ヘズレルの工業都市フローディール北部に存在したスラム街。そのスラム街では大戦時にツノを折られ差別されてきたテルスヴィネル族が大勢暮らしており、セルブラーナも産まれたと同時にツノを折られスラム街でも最下層でゴミを漁って暮らしていた。

機転

 共立公暦2年の冬に食糧が尽き倒れていた所をある少女に助けられた。病院へ連れられる間は微かな意識の中、白髪の少女に背負われてる事、付近には貴族や兵士が大勢囲っている事しか分からなかった。

誓い

 共立公暦3年、幼体の回復後に自身を助けた少女が連合帝国の次期皇帝であり、新しい工業住宅の視察に来ていたトローネ・ヴィ・ユミル・イドラムである事を知る。更にトローネにはまだ専用の騎士も存在せずに配下には一部の貴族しかいない事も…。
回復の見舞いに来たトローネに自身の住む場所も無い事を告げると、一旦身柄を皇室が預かる事となる。この時はまだ配下になれると思っていなかったが、自分の人生を捧げてトローネに支えたいと願うようになる。

主人の目指す事を知って

 皇室に預けられトローネやガルーネと共に暮らしながら、ガルーネ・ヴィ・ユミル・イドラムの騎士団長クヴァル・イストラムに騎士としての作法や戦闘の方法を教えられ鍛えられ強くなっていく。
 共立公暦4年のある日、トローネに呼ばれて宮殿に存在するトローネの私室に赴く。そこでトローネから「皇帝として差別階級や過去の出来事に苦しむ人を助けて行く事」「国内に居る主戦派や差別団体を潰して統制された平和の樹立を目指している事」を打ち明けられる。それを聞いたセルブラーナはトローネに対し、近衛騎士団としてトローネ個人に支え人生を捧げたい事を打ち明ける。
 4月18日、白銀宮殿の皇帝私室にて折れたツノを持つ少女からの想いを聞き届けて、非公式ながら次期皇帝は最初の騎士を迎えた。それは偶然にも彼女の9歳の誕生日だった。

人物

生まれたスラム街のしきたりによりツノを折られているテルスヴィネル人の少女。
 崇拝するトローネに付き従い、主人に対しては全力の愛情を向け主人を貶す者に対しては冷酷に振る舞う。偉大なるトローネの側で使える自分を磨く事を忘れず、配下の騎士に対しても時には厳しく時には優しく接する。
基本的にトローネと自身が厳選した騎士団員しか信頼していない。

作:トロ猫DX

武器

騎士の誓いの儀を受けた際にトローネから与えられたセルブラーナの大槍。
左右の刃は通常収納されており、戦闘時に雷スプリクトによって展開される。
磁力を纏わせる事によって摩擦で炎を生み出す事も可能。

語録

「……かみさま……?」
 スラム街で死にかけている時、薄れゆく意識の中で見た白い少女に対して。人生を賭けて支える主人と出会った時にでた言葉。

「私と私の知る全てをトローネ様に捧げます…あなたが望むならありとあらゆる物を取って来て捧げます、あなたが嫌うならどのような物でも壊します、あなたが喜ぶなら私の命すら惜しみません。神に連なる偉大なトローネ様の騎士として残りの人生を捧げます……。」
騎士となった日トローネに忠誠を誓う。なお、上記の言葉は騎士の誓いの儀式が終わった後、トローネの私室で2人の時に言った。

「一国の大統領ごときが偉大なるトローネ様にベタベタと……!!!」
 アリウスさんから逃げて帝国へやって来たヴァンス・フリートンとそれをもてなすトローネを近くで見て…。後ろからキツく睨み小声で呟いた。

「断罪せよ!!否定的な存在、沈黙を貫くゴミ、トローネ様の意思に反する肉塊は即座に断罪し焼却せよ!これ以上偉大なるトローネ様が治めるこの国で息を吸わせるな!!!」
 ガルロ派・民主派大粛清を実行した時の命令。当時所属していた攻撃能力のある全騎士団が集結しトローネを苦しめていた貴族家を奇襲した。

交友関係

 主人であるトローネや所属する騎士団以外の友人や知り合い等…。
  • イフゲニ・プリロスト
共立機構最高評議会に所属する帝国貴族。書類上は彼の養子扱いとなっているが、養子として登録される時以外で会ったことが無い。

 ロフィルナ連邦共同体の長。トローネとの交友関係が深く、大粛清の時は共に騎士団員として協力してもらった事もありトローネ以外で唯一気を抜いて話せる人。

 一応隣国の大統領。友人では無く主人にまとわりつくタバコ臭いやつ。トローネの騎士という立場上普段は粛々と対応しているが、機会があるとめっためったのぎったぎったにしてる。

 セトルラーム公家に連なる大公世子。幼少期にはトローネとアリウスのお願いで槍の指導をしたことがある。幼いとはいえ指導時間のためにトローネとの時間を減らされた事でリティーアに対して上位騎士相当の厳しい訓練を施す。しかしいくら倒しても起き上がり立ち向かってくるリティーアを見て筋があることは認めている。トローネからもう少し配慮があってもいいのでは無いか?と注意を受けてからは分かりやすく指摘を交えながら交戦する内容に変更。
 実はリティーアの成長を報告した際にトローネから頭をなでなでされた事も訓練内容を改めた理由になる…。
トローネとアリウスさんのお茶会などで出会うと、お互いの現状報告や成果の見せ合いを行い、皇帝専用艦隊の宮殿母艦で開催された近衛騎士団が参加するパーティーにも招待される間柄となった。


エピソード

騎士と人権

 皇帝個人の専用軍である近衛騎士団には人権が存在しない。これは共立公暦54年に騎士団長セルブラーナによって取り決められた。騎士団員はトローネ個人の道具として自らの権利を捨てて忠誠を誓う。
人権の代わりに「皇帝個人の所有する道具である」という帝国では人権よりも重視される権利を持っており、地位や扱いはむしろ上がった。

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人物
最終更新:2024年09月04日 21:36